くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

この数日・・・・・

2008-07-04 18:10:41 | 四季おりおり
6月末の土曜日
午後からの予定でワッハ上方へボランティアへいく準備をしていると
甥の嫁さんから「至急来てください 危篤です」との電話
一瞬「誰が」 「どうしたの 事故」と頭にひらめいたことを口に出し
「肝硬変で・・・・・救急車で病院へ来たのですが手おくれです・・・・・といわれまして」
「あの彼 酒ずきだったけれど・・・・・肝臓悪かったの?」
「医者に酒を止められていたんです。入院しないと体が持たんよ いうて」
「入院してくれなかったんです。大丈夫やいうて」
病院を聞き、すぐに駆けつけると もう意識はない。
大きな体の彼は、ベッドに横たわり呼吸も器械でしている始末
「どうして・・・・・」と絶句するばかり。
先生からは肝臓の透析をしたいのだが、胃と腸からの出血があり試みているが血圧が低下するので出来ない状態です。と告げられる。
何も処置できず、ただ奇跡を待つだけ・・・・・

先生のお話では、以前から悪くて仕事をすること自体無理だった。
もう脳神経もおかされてこん睡状態に入っているので、時間の問題です。
それに動脈瘤も見つかりました・・・・・

数時間後 近親者が見守る中 静かに逝去した
行年 47歳 現役の教師 若すぎる・・・・・

目の前の現象が定かに理解できぬまま、つぎつぎと親族に知らせ
通夜をし葬儀を出した

さすがに現役の教師 教え子たちの別れの列は延々と続き
夜の7時から翌明け方までおとづれてもらった。 380名ほど

彼が結婚してからは、以前ほどの行き来もしなかったが、
子供のころから 夜遅くまでよく遊んだ
旅も何度か行った
歌が好きでカラオケでも歌った 
事あるごとに彼の行き届いた働きに頼もしさを感じていたのに。

我妹が「これで私たちの葬儀を見送ってくれる人が一人いなくなったね」
とつぶやいていた。

人生ってはかないものだ!!