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古代からのつながり(18) 諏訪神社の御室神事と円錐形

2016-11-08 | 古代からのつながり
御室社(みむろ・社)
下のアドレスの写真を見ていただくと、小さな祠の屋根が円錐形である。
http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/sanpo/mimuro.htm

中世まで諏訪郡内の諸郷の奉仕によって半地下式の土室が造られ、現人神の大祝や神長官以下の神官が参籠し、蛇形の御体と称する大小の『ミシャグジ神』とともに、「穴巣始」といって、冬ごもりをした遺跡地である。

 旧十二月二十二日に「御室入り」をして、翌年三月中旬寅日に御室が撤去されるまで、土室の中で神秘な祭祀が続行されたという。
 諏訪信仰の中では特殊神事として重要視されていたが、中世以降は惜しくも廃絶した。

この円錐形が、蛇のどくろのかたちであるとするならば…

賀茂別雷神社の細殿(拝殿)も、蛇を表わしていたいたのかもしれない。水の祭祀を執り行っていたと思われる賀茂氏である!


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%80%E8%8C%82%E5%88%A5%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE#/media/File:Kamo-wakeikazuchi-jinja11n3200.jpg
立砂(たてずな)
細殿前の円錐状の2つの砂の山。神体である神山(こうやま)を模したもの。鬼門にまく清めの砂の起源とされる。

私は縄文文化と弥生文化はぱっきりと分かれているようなイメージがあったが、そうではなく、まじりあい、今なお(賀茂別雷神社のように)どこかにその片鱗が残っているのではないだろうか。

こんど、そのような目で、旅行をしてみたいものである。

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1 コメント

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Unknown (木方)
2021-09-07 22:07:08
間に合えばなのですが、ブラタモの再放送が今日ありますよ。私はうっかり見逃して最後だったか?ちょこっと観たんですがいつやるかってずっと気にはなっていましたが今発見しました。
おそらく地形的な事が多いとは思いますが、それがあっての文化や風習や神事もあるだろうからヒントが出て来たら入れておきますね。
あと一時間半気付いて頂けるといいなあとコメント入れておきますね。
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