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『狐清明九尾狩』

2021-10-04 00:10:10 | ├お芝居のこと

2021年10月3日(土)のこと。


@赤坂ACTシアター


劇団☆新感線 41周年興行 秋公演
いのうえ歌舞伎「狐清明九尾狩」





作:中島かずき
演出:いのうえひでのり


【1幕】1時間10分
【休憩】20分
【2幕】1時間30分


【出演】中村倫也/吉岡里帆/浅利陽介/竜星涼/早乙女友貴/千葉哲也
高田聖子/粟根まこと/向井理




閉塞感だらけの今こそ劇団☆新感線
お芝居は不要不急じゃないってこと実感する時間。


今作が、新感線に2度目の出演となる中村倫也さん。
前作は、2016年の『Vamp Bamboo Bun~ヴァン!バン!バーン!~』


時は平安の世
中村倫也さん演じる陰陽師安倍晴明が、九尾の妖狐に体を乗っ取られた陰陽師宗家跡取りの賀茂利風から
京の町を守るために仲間と手を尽くすという物語


新感線のあの開演のブザーを聞くだけで感動する。


なんてワクワクするんだろう。


中村倫也さんの、静と動をあわせもつ柔らかな演技がすごくよかった。
ダンスもキレキレ。
なんと言っても声がいい。


吉岡里帆さんはテレビのイメージしかなかったけど、かわいい妖狐でした。
どん平衛いじりもあった。


向井理さんは、『髑髏城の七人』のときは、個人的にはちょっとだけ物足りない感あったけど、
今回はダークヒーローが似合っていた。
九尾の衣装での立ち回りとかタイヘンだったろうなー。


クライマックスでも笑いをぶっこんでくるのが新感線だけど、
ラストの正と悪の一騎打ちは息をとめて見入ってしまう迫力


最後、感情を無くしてしまう清明が悲しかった。


たくさん拍手した。


拍手できる喜びをかみしめて。


もう公演パンフレットは買わないようにしようと思ったけど、やっぱり買っとけばよかったかなー

また観劇できますように。



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