@パシフィコ横浜 国立大ホール
開場:17:00
開演:18:00
夏ツアーの日程が発表されたとき、
へぇ~ファイナルは横浜パシフィコで2回公演か、もちろん2回行くでしょ、と
はりきっていたら2公演ともハズレたときにはガクゼン・・
そんなんアリか?
でも、行けないなんてありえないっ!
行かないわけにはいくまいね・・・とオトナパワーを発揮
パシフィコ横浜は、ロビーに売店があったり、きれいなホール。
客席も立派だし、音響もよさそう。
どっちかっていうとクラシックとかやってそうな雰囲気。
2階席だったんだけど、客席に奥行きがあるわりに傾斜がゆるいのか
見えにくかったなー。
わたしの位置からだと茂くん、達っちゃんはほとんど見えなかった
14時からの1部が終わってそんなに時間の余裕が無いままの2部だけど
ほぼ定刻通りのスタート。
1部のコーフン覚めやらぬなのか、なんだかしょっぱなからテンション高い?
1曲目♪宙船終わって、
最後まで突っ走るぞ、俺たちについてこれるかーと
智っちが客席をあおりまくる。
茂くんをよぶときには客席に“しげるー”と呼ばせて、
そしたら茂くんは、
“ノッてこうじゃないかー”とノリノリな昭和の動き。
ホント、なんだかみんなテンション高くて、
太一が、“長瀬おめー気合いれろよ”と智っちをあおる。
智っちは、
“今日どうなっても知らないからな”
“横浜たのむぜ”
“オレの地元たのむぜ”
“楽しむぞー”
このこわれっぷりがたまらない。
2曲目は♪青春
この曲の“信じるのさ永遠と未来と明日を”ってところを聴くと
PVの茂くんのイモ芝居を思い出してちょっと笑いそうになってしまうんだな
♪Do!Do!Do!
アカペラで“Do!Do!Do!”のコールアンドレスポンス。
そしたら途中で“あれれれれれ~みんなそんな手加減しなくていいのよ”
“今日ラストだぜ、明日ノド枯れてもいいじゃない”
“完全にオレはイっちゃうよ”とあおる。
さらに“まだはじらいがあるのかしら”とまだまだ。
この“あるのかしら”がかわいかったな。
もう、がんばっちゃったよ。
そしたら智っちは茂くんを呼んで
“ノッてるっ?”ってのせると
茂くんは“アゲアゲでー”だって。
さらに“踊って”ってふると茂くんはゴーゴーダンスのような昭和ダンス。
で、茂くんとささやくような“Do!Do!Do!”
この曲は、みんなで“Do!Do!Do!”ってするのはもちろん楽しいんだけど、
達っちゃんに合わせてジャンプするのも好き。
♪ALIVE-LIFE
最初のマボのドラムと達っちゃんのベースがやっぱり最高。
この日はマボのドラムがいつもとちょっと違っていてさらに激しかった。
もう、マボってばかっけーよ
こんなカッコよく始まるけど、ノリのよさが最高に楽しめる。
智っちの“ヘイ、ヘイヘイ”って手拍子するのが気持ち楽しー。
この日もマボはキメポーズを“もう一回”って言われてやってくれた。
ドラムのうしろのアンプみたいなのに乗っかってやってくれて
太一が言ったのかな?“体操選手は?”って言われて腕をぷるぷるさせながら
やってくれた。
♪undid
聴くほどによくなるこの曲
太一のキーボードではじまって、ギター、ベース、ドラム、それぞれの見せ場がある。
智っちの“うぉおお”(←文字にするとすんごくへんな音だ)の後の
茂くんのギターがめちゃくちゃかっこかっこいい。
そのとき、ちょっと前に出て腰をおとしてギターかきならす智っち。
スポット当たっていないんだけど、そのがむしゃらな弾きっぷりがいい。
この曲を聴くと、TOKIOのバンドとしての成長ぶりがうかがえる。
私たちが出会った頃とは全然ちがう。
フォーンとストリングスが入ってるとは言え、本当に音の幅がひろがって
ひとつひとつの音に聴き入ってしまう。
今日の♪リプライはわたし的には今ツアーで一番よかった。
ちょっと声がかすれぎみだった気がするけど
すごく感情がこもっているような気がして
高音の伸びのところもよかった。
息をするのを忘れるくらい聴き入ってしまった。
MCでは、
メンバーみんな暑がっていて
今日はひょっとしたらリーダーが倒れるかも?とか言って
マボは、後ろからリーダーを見る目がちょっとした看護士って言ってた。
救急車待機させてるとか。
平均年齢34歳のバンドが1日2回公演だもんねー。
そりゃタイヘンだ。
茂くんは、ステージに残っていた特効のスモークを
“あれ熱気?湯気?”ってボケをかまし、
マボに“リーダーのお迎えかも”って言われていた。
茂くんも“連れていかんといて~”なんてノルもんだから
マボが“そんな芝居じゃ仕事こないわ”なんて厳しいつっこみ。
でもマボはちゃんと“世にも奇妙なのリーダーよかった”って
ちゃんとフォローしているのがマボらしい。
全国13箇所回って、各地のラーメンを食べて、茂くんは各地で麺を
残していたそう。
で、みんなラーメンなのに達っちゃんはチャーハン食べまくっていたらしい。
達っちゃんが“奈良で食べたスタミナラーメンでリーダーが生き返った”って
言っていた。
鳥取、京都、奈良と続いて茂くんが限界か?って感じだったけど、
そのスタミナラーメンを食べたら見る見る元気になったらしい。
智っちは、京都でマボに連れて行ってもらった鍋がおいしかったって。
どんな鍋なのさー。
気になる。
奈良ではみんな涙腺の弱いところを見せてしまった、と智っち。
どうやら、最後の挨拶で達っちゃんがいいこと言って
涙ぐんでいたことに気付いた智っちが
マボによっていって“リーダー泣かせよう”って言って
そんでマボが太一のところによってそれを伝えたっていう業務連絡をしたらしい。
いつもなら茂くんがしゃべる番のところをマボがしゃべって、
それで最後に茂くんがしゃべったらしいんだけど、
茂くんの話はリアルで重みとニオイがあって
茂くん泣かせる前にみんなが泣いちゃったっていう。
いいなぁ~
TOKIOのこうゆうところが好きだ。
リーダーの芸能生活23年はすごい、
23年やってこの衣装もすごい、
23年ジャニーズやってここまで決まらない人もいない、
え、ジャニーズだったの?人力舎じゃなかったっけ?
とさんざん茂くんいじり
智っちが、Do!Do!Do!でリーダーによっていったら首にでっかいホクロが、と
思ったらスパンコールだったって話から、今どきスパンコールの衣装って
ジャニーズではリーダーと少年隊くらいしか着ないって。
マボなんていまどき“スパンコール”ってことば自体あんまり聞かない、
“シグナル”とか“ララバイ”くらい聞かない、って。
たしかにーっ
“ララバイ”って昔は良くタイトルや歌詞にあった気するけど
今聞かないよねー。
そしたらそこから、とっくり、えもんかけ、アベック、ちゃだんす、ちゃぶ台と
昭和語録のオンパレード。
もう大爆笑さ。
“ちゃぶ台”から『ヤスコとケンジ』でのマボのちゃぶ台返しの話。
マボは本番でリハと違った方向にちゃぶ台ふっとばしたりしているんだって。
あのちゃぶ台返し、すごい見事に決まるなぁと思って見ていたんだよね。
『ヤスケン』ネタから、京都で内山くんが来てくれたって話。
なぜか入りが早くてリハからいて、リハに参加して♪宙船歌ったんだって。
客席で見ている内山くんは“リアルカンフーパンダ”だったと智っち。
内山くんは疲れるのが早くて、JUMBOで“飛べ”って言っても知らん顔してたとか、
ステージの水飲んでいたとか。
そこから♪JUMBOの話。
リアルな話、いつまで出来るんだ?
あと10年はできるけどジャンプは低くなるって。
パネル用意して飛んでるフリするとか、
サッカーのフリーキックの練習する人形を飛ばせるとか、
しょうもないくだらない話で大笑い。
客席は狭いから飛んだあとよろめいて隣の人とぶつかって
JUMBOで恋が芽生えるかも?なんて言って
茂くんが智っちによろめいてくっついたら、智っちが
“気持ち悪い”って、失礼なことを。
それから各地の楽屋はいろんな雰囲気なんだけど、パシフィコは楽屋もきれいで
トイレがジャニーさんちみたいって。
なんか流すときの音が普通と違うみたいで、達っちゃんがなんどもその流す音をマネしてた。
地方で古めの会場だと、お風呂も小さくて
マボは“一人で入るのがやっとこどっこい”って言っていて笑った。
“やっとこどっこい”っていいねー。
これからも行ったことないところにツアーで行きたいね、って話になって
沖縄がまだない、みんな旅行がてら来ればいいんだよ。
湘南もいいね、野外ライブってやったことないしって言ってたんだけど、
湘南は俺らには似合わない、日本海がいいんじゃない?だって。
朝5時半くらいからやって、お客さんが陸にいてTOKIOは船で登場。
イメージは鳥羽一郎さんでって。
歌もしぶくとか言って、茂くんが“ライドオンTOKIO”とか
“ハートをみがくっきゃない”とかものすごい低音で歌ったりして。
しまいには横文字禁止、“噂の接吻”“愛の切符”とか
しょうもない話で大笑い。
マボが、来年は15周年だし、何かたくらみましょうよ、って言ってた。
達っちゃんが“何かやって欲しいことありますかー”
って客席に聞いたら、みんな“ライブー”って答えたのかな。
でも太一か誰かが“何?接吻?!”とか言い出して
“握手会じゃないくて接吻会?”
そんなに接吻したら唇がリーダーみたいになっちゃうよ、って
最後まで茂くんいじり。
今日が最後だから乗り遅れると終わっちゃうからって太一が言ったら、
マボは、もう僕はまともに叩く自信ありません!狂ってます!
そうかそうか。
SPAのみなさんとズッキーフォーンの紹介して後半戦。
♪メッセージ
途中の太一のクラブ風なキーボードソロで
マボがやってきて一緒にひくところ
その前に智っちも来て腕を振り上げ振り回している。
こんな姿を見ると、彼らが本当に楽しんでいるんだなーって思う。
♪本日、未熟者
マボの凛々しい太鼓叩く姿もこれで見納めかと思うと
オペラグラスでガン見。
視界に入りきらない長い手がステキだ
ほんっとにカッコいい。
茂くんのギターもそれはそれはカッコいいんだけどね。
♪LOOP
やっぱり、後ろからスポットのあたる智っちの立ち姿がいいね。
♪明日を目指して
今回のツアーで今まで以上に好きになった1曲
こんなにキャッチーで前向きで、元気になれちゃう曲を作れちゃう
長瀬智也ってばすごいよ。
♪JUMBOではもう跳びはねまくって、空気うすいーって感じ。
そして最後の♪sugarの前に智っちのごあいさつ。
横浜いいなーってことと、奈良も行ったから、あとは達っちゃんの地元の
埼玉もツアーに入れたいってこと。
sugarを作ったときの話。
途中で終わっちゃうのさみしいねって言って、
“もう1回あたまからやる?”
“僕はいいけど城島くんがね”だって。
感情がこもりすぎていて、毎回ぐっときてしまう♪sugar
歌詞もいいんだな。
この曲を作った智っちもパワーははかり知れない。
感性の幅が広いっていうのかなぁ。
アンコールの♪雨傘
カッコいい曲だなぁ。
中盤のちょっとJazzyな感じの間奏がイイ。
♪あきれるくらい僕らは願おうは達っちゃんのハモリがキレイだなー
♪城島ソングの前に茂くんが
“8月は今日で終わるけど俺たちの夏は終わらないぜー”ってさけんでいた。
そう言えば、アンコールで出てきたときに茂くんが肩にかけていた
タオルの“SUGAR”の文字がさりげなく“SIGERU”に
なっていたらしい。
マボは紫だし、いいな~
最後のごあいさつで太一が
夏のツアーは今日で終わってしまうけど、今度はもっともっと
カッコよくなってもどってくるから、みんなもかわいくなって
もどってきて下さいって言っていた。
ハイ、がんばります。
かわいくなるのはキビシイけど、せめて現状維持で
茂くんの生声での“We are TOKIO”でおしまい。
そして、もちろんのWアンコール
何やんの?噂の接吻?とか言いつつ、客席からは♪LOVE YOU ONLYって
声が聞こえたみたいで。
みんな、急にやっても大丈夫なの?頭にコード入ってる?と
心配しながらの♪LOVE YOU ONLY
彼らいわく“やみくもにやっちゃう”らしい。
茂くんが豹柄のギターをもって“うっひょう~”だって。
ま、まさか“豹柄だけにうっひょう”ってことですか~
さすが師匠。
♪LOVE YOU ONLY大好きだ。
その後、客席から“もう1回”コール。
達っちゃんはさりげなく♪雨傘をマボに歌わせようとしたんだけど
マボはさっさとドラムセットについて“まだ叩けるから”と拒否。
達っちゃんがよっていってなにやら説得してたっぽいけど
やっぱり拒否。
しばし業務連絡って感じでごにょごにょやってぐだぐだな感じに。
そしたら太一が、“こうなったのはみんなのせいなんだからねー”と
“本当にいっぱいいっぱいなんだから”ってことで
結局、もう1回♪雨傘をやることになったんだけど
なぜか智っちがマボの総長衣装を着て登場。
マボのドラマの曲だし、マボに歌って欲しいけど
きっとマボはまだ歌えないんだな。
♪雨傘の最初の“待って”がいいね。
智っちは途中何度もマボポーズしていた。
これでTOKIO SUMMER LIVE'08はおしまい。
札幌から始まってあっというまだったな。
おかげでわたしの2008年の夏はとっても楽しかった。
終わってしまったさみしさと、楽しかった充実感でいっぱい。
これからも、日々をくぐりぬけて会いにいくからね。
セットリスト
01.宙船
02.青春~SEISYuN~
03.AMBITIOUS JAPAN!
04.do! do! do!
05.Sweet Sick Honey
06.ALIVE-LIFE
07.undid
08.リプライ
09.TravelingMan
MC
10.メッセージ
11.Stardust Lover Orchestra
12.本日、未熟者
13.ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)
14.LOOP~愛しい日々のメロディー~
15.明日を目指して!
16.SONIC DRIVE!
17.JUMBO
18.sugar
EN1
19.雨傘
20.あきれるくらい僕らは願おう
21.城島ソング
EN2
22.LOVE YOU ONLY
23.雨傘