『終末のフール』 伊坂幸太郎

8年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予告されてから5年。
パニック状態から落ち着きをとりもどした頃、
とある町の団地に住む人たちそれぞれの終末。

地球が滅亡するって予告された世の中って、実際のところそんな状況に
なる可能性があるか無いかっていうのは実はわかんないこと。
もしそうなったらって想像するとやっぱり恐ろしい。
何も知らずに一瞬のうちに終わるのと、
宣告されてその日を待つのと。
どっちも恐ろしい。

そんな恐ろしい世界を軽い読み口で書いてある。
全部で8作の短編からなっているんだけど、それぞれが
少しずつ重なっているところがおもしろい。
“終末のフール”
“太陽のシール”
“篭城のビール”
“冬眠のガール”
“鋼鉄のウール”
“天体のヨール”
“演劇のオール”
“深海のポール”って、タイトルの付けかたがシャレているなぁ。

私は、屋上に櫓を立てるお父さんが好きだな。

気になったコトバ
“何かに夢中になる人をオタクって言うなら、それは敬称だ”
“死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ”

伊坂作品はまだ3作しか読んだことないんだけど、
どうやら作品間でキャラやエピソードがリンクしているらしい。
よくできているなー。
すごいなー。

志の輔らくご in ACT

＠赤坂ＡＣＴシアター

17:45開場　18:30開演



いつからかなー。
『タイガー＆ドラゴン』を見たのがきっかけだったのか、
ずっと落語を聞きに行ってみたいなぁと思っていて。
でも、寄席に出向くにはちょっととまどいがあって。
そんなときに知った“志の輔らくご”
毎年新春恒例の「志の輔らくごinPARCO」は人気で
チケット取るのがタイヘンそうだったんだけど、
今回のはたまたま取ってみたら取れたっていう。

開演は18:30だったんだけど、果たして落語なるものの上演時間がどれくらいなのか
まったく分からなかったのでお問い合わせオバしてみたら、
演目によって2時間半～3時間くらいです、というお答え。
なるほど、演目によってね。

この日の演目は




まったくのシロートなもんで、この演目が古典なのか新作なのか分からず。
ま、さすがに「ハンドタオル」は新作だわな。

1人で2時間半もたせるのってすごくない？と思ったけど、
実際、もたせちゃっていた。

時事ネタをおりまぜての話しは文句なしに笑いがおこる。
さすがに年齢層が高いんだけど、みなさん“笑い”に来てるから、
よく笑う。
それも、ドリフのひな壇のようなわざとらしい笑い声じゃなくてね。

「ハンドタオル」はマジでおもしろかったなー。
30分弱で1作終わるといったんはけて。
そのあいだに、三味線、鼓、長唄の方が登場して唄を披露してくれる。
これが休憩代わりなのかなーって思ったけど、
すぐにまた志の輔さん登場。
しかも、着物を着替えてきているのがなんとも粋だわ。

「ねずみ」は古典なのかな。
ちょっと重めのお話だった。

ここで、休憩。
“仲入り”って、芝居でおうところの“幕間”のことかな。

後半の志の輔さんは袴姿で登場。
存在感あるなぁ。

ざぶとんが前半と変わっていたのに感心。

海外ドラマ『24』から、落語でやってもおもしろくないとされているサスペンス風なお話。
これがさ、登場人物は10人はいるんじゃないかっていう
複雑なストーリー展開なんだけどさ、ちゃんと話しについていけるんだよね。
途中、志の輔さんの後ろの大きな板に『24』ばりにデジタル時計の数字と
場面分割した映像がでたときには大爆笑だったよ。
おもしろいなぁ～

1時間弱かな、1人で話し続けるってすごいよなー。
聞いていて、一人芝居を観ているような気になってきた。

あたりまえのことなんだけど、話に“おち”がある。
“おち”があるから“落語”なんだけど。
ただの“おもしろい話し”と“落語”の違い。
すごいなぁー。

初めてながら志の輔さんは、挑戦者だなーって感じた。

楽しかった。
また行ってみたいな。
今度こそ寄席にも

Ｒ指定ツアパン

昨日の初日、駆け込みだったのでグッズはＮＨＫでがっつり買うかーと
思っていたんだけど、手ぶらで帰るのもさみしなーと。
パンフだけお買い上げ。

これが、もう
みーせーすーぎー。
あわわわですわ。
電車の中で1人で見たりしなくてよかった。

ソレハナニ？ってとこまで写っとりますがな。

無人島帰りで日焼けしてたからか、ちょっとかさかさ乾燥感があるけどね。

あまりにどうだぁ～な脱ぎっぷりで
チラリズム好きとしては、
後半ページのタンクトップの方が好き
こっちのが髪型も好き

ちょっと気になる指輪の見本をさわらせてもらったけど、
ちょっとゴツイなぁ。
自分の手のサイズとふだんのカッコにはちょっと似あわなそう。

NHKではおばック持参で買うぞー。

LIVE GOLDEN YEARS TOUR 初日っ！

Gt. 弥吉淳二
Gt. 菊地英昭
Ba. 小池ヒロミチ
Key. ホッピー神山
Drs. 坂東 慧

＠戸田市文化会館
18:00開場　19:00開演

※ネタばれアリ

ついに、25周年ツアーの始まり。
アルバムが出て、いろんなイベントであっちこっち行って。
そしてやってきた初日。

先日のキッカワ賞ですっかりやられてしまって、
今までこんなに好きモード全開で初日をむかえたことあったっけ？って感じ。

平日の戸田はキツイ。
そっこー会社出て、走ってもギリギリだった
会場の中に入ると立ち見もチラホラ。

席について、オペラグラスやココロの準備やらする間もなく始まった。

ステージにはおっきいK2マーク
それがスクリーンなのか、映像が映り始める。
思わず、セットお金かかってんなーとつびやいてしまった。

そのK2マークスクリーンに懐かしい映像が。
デビュー曲からのジャケ写が映るのもオープニングだったかな？
20周年のときよりもアニバーサリーな感じがして。
次々に映るジャケ写を見ながら、この頃はお茶の間だったなーとか、
懐かしかった。

1曲目のイントロが始まると客席からさらにどよめき。
今回、FCで戸田のオープニング曲と武道館のラスト曲がクイズになっているんだけど、
こりゃー当たらんでしょっていう意外な1曲目だったな。

1曲目はじまってもなかなか姿あらわれず。
どでかK2がぐわーんと上にもちあがるとそこに後姿のキッカワが。
ちょっと引っぱりすぎー。
もっと、ばーんっとかジャーンっとかって登場のほうがいいなぁ。

グレーのパツパツスーツに黒いシャツ。
シャツもなんかちょっと光る素材みたいな感じ。
サングラス
指輪は右手中指と薬指
左手薬指。
あとで聞いた話によると左手の指輪はグッズの指輪らしい。

髪はけっこう前髪をあげた感じだったかな。

なつかしめの曲を2曲やってのごあいさつは
“おっす”
“満員御礼で”と言ってた。

25周年といいながらちょんまげつけたり変身したりしてた
興味があることに首つっこんでいくけど、こっちが本職なんで、
、みたいなことを言っていたかな。

“今日はよろしくねっ”

10曲終わったところで1回ひっこんでお着替えタイム。
その間もメンバーは演奏してたので
ここはばんちゃんをガン見するチャンスタイム。
ばんちゃん久しぶり～。
しばらくみないあいだにオトコっぽくなった？
どこかにすごいばんちゃん見せ場曲があったんだよなー。
すずしい顔してあのパワフルな叩きっぷりなところがオバのハートをくすぐるんだなー。

お着替えして、キラッキラのジャケットに、鋲（スタッズっていうの？）が
センターに打ってあるパツパツ黒パンツ
中は黒のパツパツTシャツにチョーカー
ベルトもなんだかごつごつのキラキラ。

パンツがパツパツでローライズなせいか、すんごく足が長く見えるんだなー。

MCがないからね、といいながらけっこうおしゃべり

今日は久しぶりに来た人とかはじめての人とかいるんじゃないの？
なんか動きがおかしいよ、と言ってみたり。

無人島の話。
マジで死ぬかと思った、ヤラセって言ってる人もいるけど
わたしはそうゆうことはしませんし。

整形したっていう人もいるけど、どうせするなら目もう一個つけるとかするよ。
これは加齢ですからって。

思ったよりみんなもアツイ、っていうから“熱い”ってほめられたのかと思ったら、
本当に“暑い”だったみたいで。
ステージに空調いれようかと思ったら、空調入らない季節だとか。

仮面ライダーは子供むけかと思ってたけど、ラッシュみたらよかった。
変身するまえからはげしくやってる、変身したらライダーがやりますけどね（笑）
夢なんて最初から壊してやるーだって。

中盤でメドレー。
けっこうな曲数盛り込まれていたと思うんだけど、
メドレーはちょっと消化不良だよー。
だって、♪RAIN－DANCEやってもドアなしだし、♪にくまれも腰のきざみが足りないしー。
メドレー曲決めるのがタイヘンだったって。
このメドレーのとき、唯一左右に動いて、
最前の人に手出したりしてたね。

このあとにキラキラジャケット脱いでTシャツになったら、
客席からもっと脱いで～って。
人に脱げって言う前に自分が脱ぎなさい、といいつつ、
“本当に脱ぐなよ”ってあわてるそぶりをしたり。

前科はギリギリついてないけど、エロイ前科はかっこ悪い。
銀行強盗ならいいけど万引きはかっこ悪いし。
薬なんてもっとかっこ悪い、親が泣くよ、って。
捕まらなくてよかった、って。
オイオイ、そうゆうこと言うと誤解されちゃうでしょー。

脱ぐと高いよ、２、３００万、いや、２、３千万くらい、だって。
客席が“安い～”って返したら“だろ？！”
ふふんっ

座らせろってやついる？こっちから見てると顔が青いやつがいる、とか
言って、倒れそうな奴は手あげろ！って言ってたけど、
手あげたら助けてくれるのー？

Tシャツ脱いでやったアルバム曲が、これがまたイイカラダに似あう感じで。
ワイルドだわ

曲は、本人いわく、Newアルバムからと近年からの
この“近年からの”っていうのがおかしくて笑ってしまった。
あとおしまいの方で“やれやれ”って言ってたのが、
ちょーおっさんぽかった

あとおもしろかった語録と言えば“老化にドロップキック”ってさ。

後半の何かの曲のとき、エアロビか？っていうくらいの腿上げをしてたのが
おかしかったー。
もう1回見たい。

アナコンダはいい感じに巻いてました。
パツパツなもんだから、あの腰で巻かれたり蜜られたりすると
激しー。
どこ見てんだって感じですが。
フラミンゴは束ねて“ぎゅ”ってしてた。

あ、“お前をさらいに来たぜ”が“むかえに来たぜ”になってましたけどー

シンバルキックは最初と終わりに1回ずつ。
1回目はかすった感じで、2回目はけっこうキレイにあたってた。
どっちも着地がキレイだったね

アンコールは白いパンツにツアT
メンバー全員ツアT来て販促活動。

またどこかで会えるといいなぁ・・なんて言っちゃってさ。

全部で2時間10分くらい？
アルバムツアーだけど25周年ツアーってことで盛りだくさん。
すっごいかっこよかったし、
すっごい楽しかった。
ツアー全部行きたいって思った。
だがしかしっ。
腰くだけポイントがなかったんだよねー。
いつもならある“この曲に￥6500！”って曲も。
なんか詰め込みすぎた感というか。
アルバム曲をもっと聴きたかったなーって思うのはゼイタクかな。
中盤にあれだけのメドレーをもってくるなら、最初の方のなつかし定番曲を
アルバム曲にして欲しかったなぁ。

アルバムからはわたしの好きな曲をやってくれたけど、
その曲、会報か何かで3オクターブ使ってるって言ってたけど、
低音のひびきが物足りなかったー。
“エンジン”ももっとうなって欲しいー
ってマニアックなお願いは、これから回をかさねるにつれて
育ってくるのかな。
まぁなにぶんまだ初日なんでね。
LIVEは育つもんです。

体力的にもまだ全然オッケーなんでね、
“過去最速”を体感させて下さい


以下セットリスト

























01.Purple Pain
02.アクセル
03.スピード
04.死ねない男
05.El Dorado
06.ミオの嘆き
07.Crack
08.Milky Way
09.すべてはこの夜に
10.ONE WORLD

11.サバンナの夜
12.TARZAM

メドレー
A-LA-BA,LA-M-BA
にくまれそうなNEWフェイス
You Gotta Chance
キャンドルの瞳
エロス
NO NO サーキュレーション
Mis Fit
ナイフ
VENUS
1990
モニカ
サイケデリックHIP
RAIN-DANCEがきこえる
BE MY BABY
BOY'S LIFE

13.Mr.Body&Soul
14.傷だらけのダイヤモンド
15.TOKYO CIRCUS
16.Tha Gundogs
17.Juicy Jungle

EN
18.KISSに撃たれて眠りたい

夜のドーピング

週末の京都の帰り。
口のなかに口内炎ができそうだなーって感じいっぱいだったんだけど、
夜寝る前に「チョコラBBローヤル2」を飲んだら
翌朝すっかりよくなっていた。

ノンカフェインの栄養ドリンクは夜飲むと疲労回復に効くって
雑誌で読んだから、ノンカフェインのを探してこれにしたんだけど、
よくみたらやっぱりカフェイン入ってたわ。

コンビニで￥300－
口内炎にはきいたけど、疲労回復に効果あったかは
どうだかなーだわ。

メガネ、メガネ・・・

3Dメガネ、自分で作ろうかと思ったけど、
めんどくさくなったので『TV－LIFE』買っちまえと思って
本屋に行ったら売り切れっ
2軒も。
しょうがない、やっぱり自分で作るかと文房具売り場に行ったら、
カラーセロファンの青だけが売り切れ
どうゆうこっちゃ、このフォーバーぶり。

サイン色紙5000枚をFC会員にプレゼントってすごいね。
しかも、デビュー記念日の11/3に届くようにって。
1年かけて書いてきた5000枚のサイン。
にくいことするなぁ。
本当にいい子たちだわ。
今やこんな国民的な人気者になっちゃって。
そのサインはFC会員番号のはやいもん順でもらってもいいんじゃないかって
思ってしまうよ。

で、メガネ。
「透明おりがみ」なるものが売っていたのでそれで作ってみたけど・・・
うーん。見えるのか？

超！晃級K2 WAX

K2 Mobile Cast STORE限定発売のオリジナルヘアーワックス
「K2 STYLING HAIR WAXセット」が届いた。



“吉川が長年ステージやプライベートで愛用してきた本格派ヘアーワックス”って
うたい文句だったけどー。
プライベートでも使ってんのぉ～
だっていっつもガテン巻きじゃんね。

わやしは、ハードタイプのワックスは使っていないんだけど、
おまけについてくるポーチが決め手で購入。
しかしながら・・・ポーチも小分けケースも自分で作れそう

久しぶりの“電卓ヨーイっ”

やっと25thツアーのグッズが発表された

定番ものと今回初なものと、わたし的にはいい感じ
しかし、あの晃額商品はなんだー
グッズ買いのわたしもあんまりそそられないけど、
あの指輪をキッカワがステージでしちゃったりしたらば、
“おそそい”とか言って買っちゃいそうだ
晃額商品見てから定番見るとお安く感じちゃう。
これも新手のアクセル商法か？

といいつつ、電卓ヨーイっ
￥22、200－ナリ。

今、日テレは『cAw』だけど、
わたし的には『cKw』だわ。
白馬のキッカワがあまりにかっこよくて
こんなにキッカワスイッチのままライブ初日って
今まであったかなー。

ご本人さま曰く、“最速”らしいけど、
“ライブ時間が最速”じゃありませんよーに

菊花賞でキッカワ賞

楽しかったー




これ飲んで木曜まで
がんばろーっと

キッカワ賞～トークショー

トークショーの会場、緑の広場は人でいっぱい。
どうやら、この後にあるジョッキーさんたちのチャリティーオークションが
人気みたい。

レース展望のときの高瀬さんと青木さんが登場してからキッカワの登場

正装を着替えて、黒スーツに白シャツでした。

昨日の練習のあと、藤田騎手と武騎手にすすめられて、
本コースを走らせてもらった話をうれしそうにしていた。
もっと走りたかったけど、14歳の馬だったんで何かあったら
馬殺しになっちゃうからと笑い。

誘導のときの話。
客席から放たれる気がすごかった、って。

表彰式のときの馬主さんたちのまなざしが忘れられないって言ってた。

あと、あそこ（コース）を走るには騎手になるしかないんですかね？って聞いて
青木さんにロンドンオリンピック目指したら？なんていわれて
“オリンピック？そうっすね。がんばります”と。

緊張はしなかった、
仕事をまっとうすることしか考えてなかった、
また何かしでかすんじゃないかとまわりの人はハラハラしたんじゃないかなって。

途中で武豊騎手が登場。
これがまたスマートな好青年って感じでしたわ。

武騎手とこの日のレースのお話。
馬はかわいいですもんねといいながら、
かわいいばっかりじゃない？今まで憎らしかった馬は？なんてことを
武騎手に質問してました。

キッカワのサイン入りCDを武騎手にプレゼント
武騎手はカラオケでキッカワの曲をよく歌っていたので
今回会えるのが楽しみだったって言ってた。
キッカワは、ここで“ウォークマン”って言って
“古いな”と自らツッコミ。

無人島の話や仮面ライダーの話をふられて、
俺の話はもういいですよーって照れて。
武騎手に、素で“聞いていい？”って言って、馬の乗り方の質問をしていた。

25周年ってことでってふられて、
“なんでお前はそっちに行くんだっていうわけの分からない男でいたい
馬でいれば万馬券”って答えていた。
あと、“いたずら小僧のままジジイになりたい”とも。

最後にみなさんに一言ってことで
“ぼくも1枚も当たらなかった。くじけずがんばりましょう”
ですって。

わたしも1枚も当たらなかったけど、今日のキッカワが万馬券だったよ。

これにて、京都でキッカワ賞の旅も帰路へ。
体の疲れも忘れちゃうくらい楽しい1泊3日でした。
旅の神様とお供に感謝です。