ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『マリー・アントワネット』

2007-02-28 23:03:23 | └映画のこと
@ワーナー・マイカル・シネマズ板橋



監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン
上映時間:123分

悲劇の王妃マリー・アントワネットを1人の女性としてとらえた歴史劇。

マリー・アントワネットと言えばわたしのなかでは
マンガ『ベルサイユのバラ』
ポリニャック伯婦人、デュバリー夫人と、登場人物の名前は
マンガで知った。
今でも熱く語っちゃうことがあるくらい『ベルバラ』好き。
この作品は実際にヴェルサイユ宮殿で撮影されたといのを聞いて
こりゃあ観てみたいと。

14歳でフランスに嫁いで革命で断首台の露と消えるまでの生涯を
2時間の映画にまとめるにはやっぱり無理がある。
ルイ16世に妻として愛されない心情や、王妃としての苦悩が描かれるわけでもないので
史実映画としての中味はハッキリ言って無い。
けどこの映画の見所はやはり美しさ。
『マリーアントワネットの首飾り』もそうだったけど
近世の歴史劇映画ってどうも映像がくすんでいるイメージがあるんだけど
ここで描かれているヴェルサイユ宮殿とそこに集う貴族たちは
とにかくきらびやかで美しい。
女性たちが着飾るドレスのリボンやフリルやレース、その色味。
とにかくきれい。
ドレスはさることながら靴もすごい。
かわいいの。
色とりどりのマカロンやケーキ。
マリーが興じる賭博のチップまでピンクや赤でおいしそうに見えちゃう。
実際その時代は砂糖が豊富ではなかったのであんなに色とりどりのケーキはなく
甘いものと言えば焼き菓子がおもだったらしいけど。
あのケーキたちはヴェルサイユの美しさをさらにひきたてていた。

王妃の寝室、鏡の間、プチトリアノン。
通常は一般公開していない場所での撮影もあったとか。
ヴェルサイユ宮殿は10年以上前に行ったことがあるんだけど
また行きたいな。

ついでに『ベルばら』も読みたくなったぞ。

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江戸東京博物館特別展『江戸城』

2007-02-25 23:51:06 | 月イチ美博のこと
絶対行くぞーっとココロに決めていた江戸城展
きっと混んでいるだろうからと、江戸東京博物館徒歩圏内に
お住まいのぐっさんちに前のりさせてもらって
一緒に行って来た。

土曜の夕方からぐっさんちにおじゃま。
豆乳鍋をごちそうになりましたー。
この豆乳鍋、豆乳に市販のおでんの素を入れて作るらしい。
お手軽だけどまろやかなお味でおいしい。
チンゲン菜、白菜、しいたけ、えのき、鶏肉、とりつくねを
入れて、ゆず胡椒でいただきました。
やっぱり鍋って幸せ気分。
お酒もすすみ、ビール、良く冷えた日本酒をすこしいただきいい気分。

『ザ!鉄腕!DASH!!』のソーラーカーが熊本を走る回の録画を見て
“この道通ったー!”と感動。
ソーラーカーの足跡をたどれて、しかもそのときの運転が達っちゃんとマボって
ところがわたしたちにとっては特別にうれしい。
それから『5ROUNDⅢ』を見て隠しトラックの出し方が分からなくなり
何度もチャレンジ。
そんなことをしているうちに、わたしはチンザノのロックで
ぐっさんは泡盛の古酒で酔っ払いに。
24時頃にはふたりとも撃沈。
一度目が覚めてベットに移動したときにはアタマがんがん。

そして今朝。
軽い二日酔いのカラダにムチ打って、8時起床。
9時半過ぎには江戸東京博物館に到着。



開演したばかりだというのに館内は既に混んでて展示物に
なかなかたどり着けない。トホホ。

徳川家の権力の象徴、政治の舞台として長きにわたって江戸のシンボルとして
そびえていた江戸城。
屏風絵や古文書、模型などで江戸城の姿を知る展示。

江戸城って太田道灌が築城したって始めて知った。
太田道灌っていう名前は聞き覚えあるんだけどな。
展示はどちらかというと文書が多くて、わたしとしてはもっと
視覚的に江戸城にふれたかったのでちょっと思っていたのと違うかな
って言う感じだった。
でも、CCで本丸御殿と天守を再現したバーチャルリアリティ映像は
見ごたえあり。
天守閣を再現した映像は壮観。
富士山までを見渡せる江戸城。
江戸のはじまりの頃の景色はこんなだったのかとちょっと感動してしまった。
大阪城がすっぽり入ってしまうくらい大きかったという江戸城。
見てみたかったな。

朝から何も食べていなかったもんですっかりペッコリン。
レストランが開く11時を待ってさーごはん。
2Fにあるレストランで“お城膳”なるご膳をいただきました。
どこいらへんが“お城膳”なのかはまったくわかりませんが
おいしかった。



腹ごしらえのあとは常設展へ。
こちらは、日本橋を模した橋をはさんで“江戸ゾーン”と“東京ゾーン”に
分かれていて、模型や文書や工芸品で江戸の町の暮らしや娯楽、
明治から昭和への出来事を振り返ることができる。
それからこちらにも企画展示スペースがあって、今は“江戸博の雛祭り”を開催中。


江戸ゾーンの中村座


東京ゾーン

広いスペースを存分に使っていて、写真撮影できるところも多数。
時間によって模型が動いたり、歌舞伎のからくりを見せる人形があったりと
大人も子供も楽しめる。
ミニチュアの模型にテンション上がる。
銀座の町並みとか細かいっ。
江戸ゾーンに再現されている歌舞伎の芝居小屋では
寄席っぽいこともやってて楽しそう。


ミニチュア模型の江戸の町

“江戸博の雛祭り”では古めかしいお雛様がたくさん。
すごいのはお雛様そのものよりもお道具。
菱台とかお椀とか小さいのにホンモノみたいでかわいい。

すみずみまでじっくり堪能。
すばらしい常設展。
江戸博に入ってから既に4時間以上経過。
喉がかわいたーと甘味やさんへ。
いちごと桜のワッフルをいただきました。
おいしかった~



江戸博はショップも充実。
和小物や江戸や和についての本、欲しいものもりだくさん。
いろいろ見るだけ見て結局何も買わず。
滞在時間5時間、江戸博を後に。

江戸博は3回目だけど、今日が一番混んでいた。
チケット売り場も行列、入館も30分待ちとか。
すごいなぁ。
がんばって早起きしてよかった。

今度、江戸城のおもかげでも感じに北の丸公園に行ってみようっと。

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『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』

2007-02-21 23:13:37 | └映画のこと
@有楽町 日劇PLEX

監督:馬場康夫
出演:阿部寛・広末涼子・吹石一恵・伊藤裕子・劇団ひとり・小木茂光・薬師丸ひろ子
上映時間:117分

行方不明になった母親を探しに、タイムマシンで2007年から1990年にタイムスリップした
娘(広末涼子)が、バブル崩壊を食い止めるために奔走するコメディ。

偶然洗濯機型タイムマシンを発明してしまった電気メーカー研究員の母親に薬師丸ひろ子
2007年、日本国家が抱える経済破綻を食い止めるために
この計画を極秘に進めていた財務省役人に阿部寛

昭和好き、バブル時代を知ってる人にはたまらない。
リラックスして観られる底抜けムービー
さすがホイチョイプロダクション。

今やいろんな役を見事にこなす阿部ちゃんが真剣な顔でタイムマシンの話を
するのが笑える。
そんな阿部ちゃんもバブルの頃はイケメンモデルだったんだよね。
広末涼子は物語と同じくバブルを知らない世代。
いっとき広末涼子が好きじゃなかったんだけど
最近はやっぱりかわいいし上手だなーと思う。
今どきの若者を演じる姿は一児の母とは思えん。
劇団ひとりも『電車男』以来オタクっぽい役にハマるようになったなー。
芸人さんは演技も上手。
他にも飯島直子、八木亜希子アナ、ラモスがカメオ出演していておもしろい。
建設中のレインボーブリッジや『はちみつレモン』の缶、今じゃ考えられない大きさの
携帯電話、ディスコ、ポケベル。
そんな映像を見るだけでも、なつかしおもしろおかしい。

よく『歴史に“もしも”があったら・・』なんて言って
坂本竜馬が暗殺されなかったら、とか織田信長が明智光秀に討たれなかったらとか
ネタ話するけど、『もしバブルがはじけなかったら・・』っていう
身近な出来事も『歴史』のひとつなんだなぁと思った。

この映画のラストはバブル崩壊が食い止められたことで、
阿部ちゃん、広末、薬師丸ひろ子さんたち3人の生き方は
オープニングとは違ったものになっていく。
そうだ、未来は変わるし、変えられるんだと思ったりした。

パンフレットには80年代を象徴するモノたちが満載でおもしろい。

もし、タイムマシンがあったら過去に行くか未来に行くか。
わたしは過去かなー。
江戸城を見上げてみたい。
そして、歴史を変えるなら白虎隊に“お城は燃えてないんだよー”と
教えてあげるんだ。

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月曜っからふきだまる

2007-02-19 23:55:58 | ふきだまりのこと
久しぶりにふきだまりが4人集まれるので月曜なんてことは
気にせずに集合
っと思ったらチーターゆみっぺが体調不良により欠席。
残念・・・
わたしとぐっさんとかずちゃんで恵比寿の『香港火鍋酒家 笑龍』へ。

火鍋ってTVのグルメ番組で見たことあるだけで食べるのは初めて。
2つに仕切られた鍋に白いスープ(白湯)と紅いスープ(麻辣湯)が
入っていてそこに野菜やお肉を入れて煮込んでいただく。
スープはどちらにも朝鮮人参となにやら薬膳が入っているらしい。
特選薬膳火鍋@¥1680を2人前注文。



チンゲン菜や鶏肉、黒豚、きくらげ、鶏団子にトッポギ、エビちゃんと具だくさん。
薬味はきざんだザーサイ、パクチー、セロリ、あとよくわからないのが1種類。
まずは何も入れずにスープをいただく。
うんまい。
コクがある。
そして赤い方はやっぱり辛い。
この辛さがやみつきに。
白と赤のハーフもウマい。
適度な料だったので鴨ロースしゃぶしゃぶときくらげ盛り合わせと中国おふを追加注文。
鴨ってあんまり食べないけどクセもなくほどよい歯ごたえでおいしかった。
きぐらげ大好きー。
おふもとろりんとしてておいしかった。
もちろん紹興酒
紹興酒っていうと常温か燗かと思っていたら、お店の人にロックがおすすめと言われて
ロックで飲んでみたらば、これまたクイクイっといけちゃいました。
ボトルなんて飲みきれないよーとデキャンタで注文したのに
結局デキャンタ×3オーダーとなってしまった。

ダシの出たスープにはラーメンも雑炊も合いそうだったけど
どうにもこうにも満腹。
でもスープのあまりにうまさに具の無くなった鍋を再度温め
スープだけいただく。
満足です。

あいかわらずのふきだまりトーク炸裂で
ネタは電動ハブラシの話から、家庭内裸族、国土交通省と
良く食べ良く飲み良くしゃべった夜であった。

今度はゆみっぺも一緒にー。
そんで産休中のくみっちにも会いにいかなくちゃ。


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友チョコ

2007-02-18 23:17:44 | おいしいこと
先日のマッチ武道館のとき
ぐっさんに今はやりの“友チョコ”をいただきました。
わたしはぐっさんとめぐたんにフォションのチョコレートドリンクを
さしあげました。

いただいたチョコは京都のお茶やさんがこの季節だけ作っているチョコレート



上から
抹茶トリュフ
玄米茶チョコレート
抹茶トリュフ(白)
お茶の葉入り抹茶チョコレート

今日は家から一歩も外に出ていないというぐーたら具合だったので
4個イッキに食べそうなところをおさえて1個残してみた。
玄米茶チョコが意外なうまさ。
最近のバレンタインのチョコレートは高級品&うまそう

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オトナの遠足~ちょいと熱海~

2007-02-17 23:38:39 | 月イチ美博のこと
朝の通勤路に咲いていた紅梅と白梅



目にしたらふと、高校生の頃に日本史の授業で出てきた
尾形光琳の『紅白梅図屏風』を思い出した。
たしかこの時期限定で公開されるんじゃなかったっけーっと
気になり出したらもう止まらない。
さっそくネットで調べたのが火曜日のこと。
で、さっそく行って来ちゃいました。
思ったら行け!です。

熱海かー。
新幹線はやっぱりお高いので品川から東海道線快速アクティーに乗り
11時ちょっと前に熱海に到着。

駅前にカンザクラが咲いていてお天気もいいし、すっかり春気分。
駅前からMOA美術館行きのバスに乗り約10分(¥160)
あっと言う間に着いてしまうけど山道だから徒歩ではちっと無理。

入場料は大人¥1600だけど、そこは貧乏人の知恵。
ちゃんとコンビニで前売り購入しておいたので¥1300
入り口で美術館発行の紅白梅図の絵のプリントされた入場券に
交換してくれたのでよかった。

入り口を入るとそこから先は長ーいエスカレーターに何度も乗る。
一体どこまで上がるんだーってくらい。



そしてやっと本館にたどりつくとそのロビーからは海が見下ろせる。
いいロケーションだなー。



案内図によると展示室は全部で11室
美術展を見るときはたいてい順路通りに進むんだけど、
この日ばかりは混む前にお目あてのものを見なくてはと
真っ先に『紅白梅図屏風』へ。
作品保護のため照明の落とされた美術館独特の光のなかに
それはありました。
大きくて立派。
しだれた枝から上へ直線的に伸びる白梅と力強い紅梅
その間に流れる水流
紅梅の花びらの朱の色が金色によくはえる。
繊細だけど迫力が感じられる。
美しい絵画は世界中にたくさんあるけれど
絵を“屏風”にほどこすという日本ならではの芸術。
屏風に描くからこその迫力と立体感。
江戸時代に書かれたこの屏風、よくぞ今のこの世まで
美しいままでいてくださいました。
保存のためとは言え国宝を期間限定でしか見せてくれないなんてーと
思ったけど、この『紅白梅図屏風』に関しては
梅のさかりの今の時期だけっていうのがいいのかな。

国宝を愛でたあとは他を見る前にちょっと腹ごしらえ。
出来れば土地のものを食べたかったけど、美術館内のレストランでかき揚げ重を
いただきました。
それから熱海ビール
かき揚げ重はフツーの食堂の天丼って感じだったけど
熱海ビールはラベルがかわいかった。



さて鑑賞再開。
このMOA美術館は岡田茂吉さんという方が、
「美術品というのはたくさんの人に楽しんでもらってこそ」
という考えのもとに設立された東洋美術を中心とする美術館。
平安時代から鎌倉、室町時代の仏像や、蒔絵の硯箱、絵皿などを
じっくりと見て来た。

『紅白梅図屏風』以外にも国宝が2点展示されていたんだけど
素人のわたしには“国宝”となる価値というか基準というかが
いまいち分かりませんです。

今回見たなかで、“自分が大怪盗だったら命をかけて盗みたい一品”は
やはり『紅白梅図』だけど、こちらは大きくて大強盗団じゃなきゃ
無理そう。
江戸時代の伊万里の鉢は大泥棒じゃなくコソ泥でも拝借したいかな。

他に館内には秀吉ゆかりの黄金の茶室の復元なんかもあったけど
これは、秀吉って・・思ってしまうド派手さ。

外の広場は海を見渡せ、美術館全景も眺められてひろびろゆったり気持ちいい。



光琳屋敷の方では紅白の梅が見ごろ





一白庵というお茶室でお抹茶をいただきました。
生菓子付き¥630(干菓子だと525)
お茶室だけど、そこにあがっていただくのではなくイスとテーブルがあるので
素人でも大丈夫。
残念ながら写真撮影禁止だったんだけど、お菓子をのせたお懐紙は梅の模様
茶道って、こういう細やかなところの季節感がいいなぁ。

このMOA美術館、館内は広くてあちこちに休憩用のイスもあって
ゆったりのんびり鑑賞できるし眺めはいいし、とっても良い。
熱海まで来た甲斐ありました。

さてそのあとはせっかく来たんだから他も見たいなーと。
熱海梅園に行ってみようかなぁと思ったんだけど
空も雲ってきたし、次の電車まで40分もあったので、
駅から徒歩20分の『起雲閣』へ行ってみることに。

ここは政財界で活躍されてた人が大正時代に建てた別荘で
戦後は旅館として営業、文学界や政財界の人が好んで訪れたとのこと。
その後平成11年まで旅館として営業していたそうです。
和洋折衷な感じの不思議な建物、お部屋だった。



お部屋の椅子には座っても良いので、座ってそこから文豪気分で
お庭を眺めたりなんかして。



お部屋からのながめ

お庭が見事でまるでお金持ちのお見合いのあとの“あとはお若い方同士で”
っていうお散歩が似合いそうな感じ。



お庭に出たら雨が降ってきてしまったので撤収。
お土産ものやさんをひやかしたかったんだけど
ちょうどよい快速があったので大急ぎで熱海駅を後に。
東海道線ってふだん乗らないので良く分からないけど
快速アクティーはボックスシートもあってそこならビールや駅弁もアリって感じ。
帰りはついついビールを・・・・。
これぞ大人の遠足。
箱根のポーラ美術館に続き、郊外の美術館ってけっこういいかも。



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第30回日本アカデミー賞

2007-02-16 23:04:44 | └映画のこと
昨年の映画興行成績は日本映画が外国映画が超えたとか。
そんな年の作品を振り返ったアカデミー賞

ノミネートされた俳優さんを見るとどなたもみんな作品の中での印象も深くて
誰が取ってもおかしくないなーという感じ。
だから結果も“えー”と思うところはちっともなかった。
主演男優賞を獲った渡辺謙さんの感極まったコメントに
こっちまでじんときてしまった。
でも『明日の記憶』は観てない・・だってなんだかつらそうで。
他に受賞作で観てないのは『武士の一分』観ない理由は言わずもがな。

自分は、こう言った賞レースなんてみんな出来レース、オトナの事情があるんじゃないの~と
思ってしまうひねきれものですが、受賞者の驚く顔や言葉にならない様子を
見ると、その表情に嘘はないのかなと思える。

しかし、俳優さんにはしゃべりが達者じゃない方も多いんだから
あのインタビュアー、南キャンの山ちゃんはミスキャストだろう。
って思ったのはわたしだけじゃないハズだ。

今まで邦画は安っぽいとしか思えなかったけど
本当にここ数年は良いデキ。
これからも観たいの盛りだくさん。

最優秀作品賞:『フラガール』
監督賞:李相日(フラガール)
主演男優賞:渡辺謙(明日の記憶)
主演女優賞:中谷美紀(嫌われ松子の一生)
助演男優賞:笹野高史(武士の一分)
助演女優賞:蒼井優(フラガール)
脚本賞:李相日、羽原大介(フラガール)
外国作品賞:『父親たちの星条旗』


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近藤真彦’07 Valentine's Day in 武道館

2007-02-14 23:41:04 | TOKIOくんとジャニーズのこと
※ネタバレあり



朝の通勤電車で若い娘さん方が紙袋を持ってるのがやけに目立つ
本日はバレンタインデーなり。
そんななか、昨年に続き今年もマッチさんの武道館コンサートへ。
今年は光ちゃんファンのかわいこちゃん・めぐたんも一緒に。

小雨降る中、勤務先から徒歩で武道館へ。
定刻ちょっと過ぎに到着したら、ステージに張られた大きなスクリーンに
マッチのなつかしい映像が流れていた。
そして客席は満席な感じ。
本日のお席はA2ブロック
ブロックはかなり端だったけどなんと前から4列目。
厚底なしでも視界バッチリ。

映像を映していたスクリーンが落ちてマッチ登場。
1曲目は♪ギンギラギンにさりげなく
スパンコールきんきらきんの黒いジャケットにシャツもパンツも黒。
パンツのサイドもキラキラ。
昭和のスターって感じの衣装なんだけど、不思議とかっこいいマッチ。
1曲目からステージ東西に走ってくれちゃうもんだから
西側に来てくれたときには、きゃ~~近いっ
ヤバイ、かっこいいんですけど。

ステージには白い角柱を何本も並べたセット、これがいろんな色に光っちゃうんだな。
正面には『MATCHY’07』の電飾
センターのマッチの立ち位置は半円階段状のお立ち台
これも電飾付き。
さらに武道館天井から1Fスタンドの手すりにかけてツリーのように
渡された電飾。
まるで、当時の歌番組のセットをそのまんま持ってきたような感じ。
でもそれがイイ。
マッチのコンサートを楽しみに来た人たちにとっては
変に今のジャニーズっぽい演出よりもこの方が楽しめる。

続く曲は
♪ハイティーンブギ
♪ためいきロカビリー
♪ブルージンズメモリー
すばらしくなつかしい曲のオンパレード。
“さよならなんて言えないよ バッキャロ~”が最高です。

そしてMCでは
“また ただいま~”
それに客席が“おかえり~”と答えると、今度はマッチが“おかえり~”
去年の武道館で今年も武道館やるって言ったけど、ぶっちゃけホントに出来んの?
って思ったけど、去年のステージでの中盤で“できる”って思えたそうだ。
そして今年はステージにあがった瞬間に“来年も出来る”って思ったって。
というワケで来年のバレンタインもマッチ・デーだそうです。
ここで“うれしいお知らせ”と言って、去年の武道館のいいとこ撮りと
今日のステージがDVDになるってことを発表してくれた。
うわ~、それはうれしい。
ってか、わたしはぐっさん頼みだけど。
5/9発売だそうです。
客席の歓声を聞いて、“ソニーミュージックさんも泣いて喜んでますよ”って。
マッチはしゃべりが達者。
その昔のやんっちゃっぷりを残しつつ、笑いもとったりする。
客席見て、本当は今日来るはずだったのに腰が痛いとか肩が痛いとか言って
これなくなっちゃった人とかいるんじゃないのーって言ってみたり、
去年、亀梨が来てくれたんだけど、“客席の景色が違いました”って言ってたぞって
言ってみたり。
それはマッチもカウントダウンで感じたらしい。
そりゃそうさ、みんなマッチとともにトシとってんのさ。

ゆかいなMCのあとは
“しっとりとというよりはしっぽりと・・・”なんてオヤジ発言をして
♪上海慕情
♪情熱ナミダ
♪挑戦者

新曲の♪上海慕情ではスクリーンにPV
上海の外灘(バンド)の景色も写る。
上海に行って間もないわたしとぐっさんなのでスクリーンに映るバンドの夜景は
記憶に新しく、“西側が過去 東側が未来”っていう歌詞もリアル。
去年のオープニング曲だった♪挑戦者
先週の『R30』でレーサーとしての近藤真彦の話を聞いたせいか
なんだかこの曲がジーンときた。
マッチもすごく気合入って熱唱してた。

そのあとのMCでは客席に来てらした黒柳徹子さんと森光子さんをご紹介。
森さんは黒いお洋服をおめしになっていたみたいだけど
黒柳さんはピンクのドレス。
遠くからでも目立ってるー。
“あのまま1曲歌いそう”って言っていた。
ホントお派手でしたわ。

あとは3/11の武道館追加公演のお話。
くーーーっ。
例年ならその日程はTOKIOなのになぁ。
3/11はなんとマッチ、フライングするらしい。
フライング、日本語でいうと宙吊り?!って言ってたけど
難しいとされる1本吊りだって。
それから、3/11は“中居が来るかも”発言。
きゃーっと盛り上がる会場に“木村じゃないよ、中居だよ”
どうやら『うたばん』に出たときに中居くんがマッチのコンサートを見たいって
ことになったらしく、マネージャー経由で連絡があったんだってさ。
宙吊りに中居くんが来るかも発言。
3/11のチケット売れてないのか?

その先は先日発売された『MATCHY☆BESTⅡ』から何曲か。
わたしが分かるのは

♪いいかげん
♪ふられてBANZAI

くらい。
他はB面(当時はカップリングなんて言葉無かったもん)とかアルバム曲だったのかな。
衣装は黒から全身白に変わってました。

懐かしい曲をと言って何かと思ったら
ピンクレディーの♪ウォンテッド
まさかマッチの歌うピンクレディーを聴けるとは。
男性の声で聴くピンクレディーってのはこれまた新鮮。
スクリーンには“あるときなぞの大富豪”“あるときニヒルな渡り鳥”と
歌詞に合わせてマッチのCGが。
昭和なダンスをしていたコーラスのおねーさん2人はピンクレディーの振り付けでダンス。
う~ウォンテッド!っくらいならわたしもデキるぜ。
次はなぜか♪YMCA
なぜにこの曲?っと思ったけど、ある意味この曲って名曲かも?
落ち込んでるときとかテンション低いときに余計なこと考えず
フリ付きで声だしてこの曲歌ったらなんだか元気になれそうな気がしたよ。
スクリーンには、全国ツアー中のタキツバがコンサート会場で
お客さんと一緒にYMCAやってるシーン、
少年隊がカラオケボックスみたいなとこで歌ってるところ、
KAT-TUNが楽屋みたいなとこで5人でYMCAの動きしてるところ
が映ってた。
少年隊、とくにニッキのシーンでは場内笑い。
KAT-TUNは手書きの“全国ツアー決定”っていう紙を持って動いていて
それがかわいかった。

この曲中でバンドメンバーの紹介。
なんとストリングスとフォーンセンクションはTOKIOライブでもおなじみの
SPAのおねーさまとズッキーフォーンの方々だった。
なんだかうれしい。
バンドリーダーの指導のもとYMCAのテンポに合わせて“M・A・T・C・H・Y”のフリ。
いやいやこれは無理、どうしたって字数合いませんって。
客席がそんなことをやってるうちにマッチはお着替えして登場。
今度は濃いグレーのパンツに白いシャツ
黒いロング丈ジャケット
これがまたかっこいい。
その姿で歌うのは

♪ミッドナイトシャッフル
♪大将
♪愚か者
♪アンダルシアに憧れて

このラインナップはイイ。
♪大将とかただの歌謡曲と思っている曲が不思議とカッコいい曲に聴こえてくる。
なんか熱唱するマッチの生き方が垣間見えた気がしちゃってちょぴっとカンドー。
しかも西側に来たとき視線いただいちゃいました~(妄想はタダ)
♪愚か者もいいです。
♪アンダルシアに憧れて♪も、さすがに本家は違う。
踊らずしてここまで聴かせるとはお見事です。

最後は
♪夕焼けの歌
♪上海慕情
裾の長いジャケットを脱いで歌うマッチさん。
聴かせますなー。

アンコールの模様は翌日の朝芸でもやっていたけど
なんと短パンで登場
青っぽいジャージみたいなのに赤い大きなチェック柄の短パンに
タオルを下げて。
かぶっていたグッズの赤いキャップを客席に投げるサービスまで。
お着替え前にシャワーあびたらしく、髪がくしゃくしゃでかわいい。
ニカっと笑うとデビュー当時を思い出させる笑顔。
この人ってば変わらないんだな。
しっかしおみ足がキレイ。ツルツルー。

♪スニーカーぶるーす
♪ヨコハマチーク
♪BabyRose

ステージからアリーナに降りて歌っちゃうもんだから最前めがけて
民族移動。
盛り上がるなー。

最後はバンドメンバーみんながセンターに出てきて
マッチは客席に深くお辞儀をして帰って行った。
約2時間ちょっと。
楽しい時間だった。

25年以上前、別にファンでもなかったわたしでもこんなに楽しめちゃうコンサート。
ずーーーっと好きでいた人はすごいなと思う。
なんだかマッチは長いことアイドルやっていたように感じるけど
実際は19歳からもうレースの世界に足を踏み入れていたんだって。
レースの世界では、芸能人扱いされ“飽きたらそっちの世界に帰るんでしょ”って
いう目で見られながらコンマ1秒の記録を出していく。
ぶつけてしまったら数百万円のお金が消えていく世界。
そこでレーサーをやり、今はオーナーを務める。
なんかマッチさんてスゴイかもとしみじみ思った。
さすがアイドル一時代を築いたジャニーズ長男だこと。

MCで、本番前に取材をうけたんだけど“ファンの方に言いたいことは?”って
聞かれて、“本気でだよ”と前置きしてから“感謝です”って答えたって
言っていた。
その言葉の通り、マッチのファンへの感謝の思いが伝わってくるステージだった。
来てた人みんなが楽しい気分に、そして来年の武道館が楽しみになった時間
だったんじゃないかな。
吉川晃司がアレで今年42歳ってのも相当若いと思うが、
マッチが今年43歳ってのもスゴイ。
永遠のアイドルなのね。

マッチは“1年は長いです。でもあっと言うまです”って言ってた。
そうだねー。
本当は1年という時間は長いけど、短いと感じるようになってしまい
あっという間に過ごしてしまう。

また来年も行っちゃうんだろうなぁ。
ま、バレンタイン=武道館ってのもまたヨシってことで。




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ゴールデン進出!

2007-02-13 23:44:50 | TOKIOくんとジャニーズのこと

ヤフーのトップに出てた『あるある』枠にメントレG
『メンG』が4月から日曜夜9時にお引越し。
ちまたじゃあ『ミリオネア』の後番になるとのウワサで
それじゃあ毎週録画になっちゃうじゃーんっと
不満アリだったので、この枠へのお引越しはうれしいな。
金曜23時なんて飲み会でおうちにいないオトナから
そんな時間まで起きていられないちびっこまで
今まで以上にTOKIOの魅力がいろんな人に伝わるといいな。
1時間枠になってお笑い芸人が出てきたりとか
余計なコーナーができたりしやしないかと若干の不安はあるものの
ゴールデンに行ってもがんばれTOKIO

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モネとドラクロワ

2007-02-12 22:08:32 | 月イチ美博のこと
休み中遊びに来ていた姪と甥を車で駅まで送った帰り道。
通りがかった市営の博物館の建物に見えた文字
『モネとドラクロワ展』
一度は通り過ぎたもののちょっと気になってよってみた。
この博物館、初めてきたけど中には水車なんかもあって
小さくて博物館っていうほどのものではないけど
なかなか憩いの場な感じ。

中に入ってみるとちょこっとした展示スペースに
17歳の頃のモネの作品『ルエルの眺め』と
ほぼ同じ頃に晩年のドラクロワによって描かれた
『聖ステパノの遺骸抱え起こす弟子たち』が展示されていた。
キャンバスのサイズ自体が小さめだったのでそれほど迫力を
感じなかったものの、こんな場所で名だたる画家の絵を
目にするってことが不思議。
それもタダで。
有名な美術館以外にも芸術作品はあるものなのね。

混んでいるだろうけどオルセー美術館展ものぞいてみたいな。
国立新美術館も行ってみたいけど、六本木ってのが難なんだよな。

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