ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『IN HER SHOES』

2005-11-26 23:22:11 | └映画のこと


@池袋HUMAX

見た目はさえないけど弁護士として自立したお姉さんと
ルックスしかとりえのない妹が傷つけあいながら
自分の居場所を見つけるお話し。
-私たちは何度もすりむいて、自分だけの靴をみつける。

なんと言っても感心したのはキャメロン・ディアスのスタイル
なんてキレイな足なんだ。
観る前は、見た目はさえなくても弁護士という仕事をもっているところが
庶民の現実とは違うよな~って思っていたけど
姉ローズ(トニーコレット)は妹マギー(キャメロン・ディアス)に
ボーイフレンドを寝取られそうになったことから職場を離れてしまい、
犬の散歩やという新しい仕事を見つける。
そしてマギーは離れていた祖母の住むフロリダでリタイアしたシルバーの
お世話をしながら生活していく。
傷つけあった二人が離れて今までの自分になかったものを手に入れていく。
難読症のマギーが盲目の元教授に励まされて本を読んであげて
そして頭がいいとほめられる。
そのあとスーパーで買い物をするときのマギーの笑顔が
とってもイイ。
満足気で幸せそうでこっちまで笑顔になりそうだった。
ローズの結婚式もよかったな。
マギーがローズに詩を読んであげるところはちょっと泣きそうになった。

リタイアメントコミュニティ(いわゆる高級老人ホーム)のお年より同士、
お年よりとマギー、
ローズと同僚
みんなのそれぞれの関係がいい感じで、歳を重ねていくのも
けっこういいかもと思える映画でした。
満足。

あんなにいっぱい靴があっていいなぁ。

2005.11.27 19:16





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渋谷スペイン坂

2005-11-23 23:59:09 | 吉川晃司のこと
TOKYO-FM
「HOLIDAY SPECIAL GEO BB・ネオインデックス presents MOVIE IN THE HOUSE!」
スペイン坂スタジオより公開放送

行ってまいりました~。
『大停電の夜に』ヒルズイベント、東京国際映画祭、初日舞台挨拶と
ことごとくお目にかかれず、札幌トークショーも行けなくて
ちょっとヘコんでスイッチ切れていたので今日の公開放送は
ありがたいプレゼント。
登場は1時台ってことだったけど、聞いた話によれば
10時に行って整理券もらったお友達もいた。
エライ。
わたちたちは12時頃渋谷に乗り込んで50番台の整理券をもらって
整列開始。
スペイン坂スタジオのあるPARCOの駐車場の建物の入り口に
目をやっては“ココから入るのかっ?!”っと妄想全開。
今日はこのあと仙台に移動するからフェラーリでは来ないの?っと
思いきや、1時ちょっと前にフェラーリを自ら運転して現れました。
窓から見える横顔がカッコいいーーーーー
サングラスかけてました。
それだけで今日来てよかったぁ~っと大コーフン。

そして並んでる順番に20人くらい(かな?)ずつブースへ。
2、3mの距離で正面から見える位置と、すんごく近い斜め前から見える位置
どっちも魅力的なんだけどあわわあわわという間に
すんごく近い方へポジションキープ。
前の列の方がしゃがんでくれたので視界をさえぎるものなく
3ヶ月ぶりのナマ吉川晃司を堪能しました
茶と黒のチェックのようななんとも形容しにくい柄のジャケットに
黒っぽくて胸元にファスナーのついたカットソー(っていうか部屋着)
コーデュロイのポッケみたいなのがついたパンツ
髪型はスッキリ
顔もすっきり
テーブルに置いた手がキレイ
なんてカッコいいんでしょう
ブースに入っていったときと途中で1回顔をこっちの方に向けてくれて
大コーフンでした。
ほんの数分だけど大満足。

終了後、番組スポンサーからレトルトカレーをおみやげにもらって
あんなかっこいい吉川を見てお代は電車賃¥320のみ
なんてお得なのかしら。
と言ってもそのあとパスタランチ食べて、ケーキ食べてコーヒーまで
つけちゃいましたけど

お茶しながらの話題は最近の吉川晃司とこれからの吉川晃司と×××
この話題になるとループしちゃって・・・
はぁ~

次は代々木かな。
どうやら“あったかい感じ”のステージになるそうで。
ラジオで
♪MY FOOLISH HEARTと♪エンジェルチャイムが鳴る夜に
が流れましたが暖かくてキレイなんだけど・・眠くなりそうだった。。
どうなる代々木


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今年のボジョレー

2005-11-22 23:52:44 | おいしいこと
市ヶ谷『旬菜ステーキ処 らいむらいと』にて勤務先の歓送迎会があった。
こじんまりしたお店だけどなかなかオシャレな雰囲気だった。
お手軽コースとはいえ10品
・合鴨のスモークとローストビーフ
・果実の生ハム包みとサーモンムース
・牛肉のタタキ風
・津軽鶏と牛蒡の胡麻風味
・小柱入りお蕎麦の明太子風味
・帆立貝と長芋のバルサミコソース
・スズキのガーリック風味オーブン焼き、
・牛肉のチーズはさみ揚げ
・牛肉と野菜の串焼き
・焼きオニギリ入り椀   
果実の生ハム包みの中味は柿だった。
でもおいしかった。
生ハム=メロンだけじゃないんですな。
明太子風味のおそばも今までにない組み合わせでおいしかった。
締めにでてきた焼きオニギリ椀はおだしのなかに焼きオニギリ、
えのきだけなんかも入っていて、それをくずしてお茶漬け風に食べる。
こうゆう感じのお茶漬けって食べてみたかったからヤッターって感じで完食。
飲まない人ばっかりだからわたしも遠慮して
ビール1杯とボジョレーヌーボーをグラスに1杯だけ。
そのおかげでおいしいものたくさん食べられたのかな。

今年のボジョレーヌーボはデキがいいって?
そんなこと毎年言ってるような。
今日飲んだ感想は・・ブドウジュースみたいだった。
けどおいしかった。


明日は休みだってのにこれじゃあ飲み足りないので家帰って
ビールの飲みなおしちゃいました。

今度はお友達と行ってみたいな。

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『大停電の夜に』☆ナイト・オン・クリスマス

2005-11-21 23:55:29 | └映画のこと


“東京が大停電になったクリスマスイブの夜
あなたはどこで、何をしていましたか?”

1年が終わる頃、外国から帰国したディレクターのもとに届いた
送り主不明のビデオテープ。
そこに写っていたのは東京が大停電になったクリスマスの夜の
ある12人のそれぞれの時間。

一体誰が撮ったのか?
ビデオテープを受け取ったディレクターが、そこに写る12人の男女に会い
その時暗闇で何が見えたのかインタビューする。
映画『大停電の夜に』のアナザーストーリーのような
サイドストーリーのような感じのお話しです。
インタビューするディレクターは女性で声だけが12人に語りかける。
見ていてなんだかしっくりこないなぁと感じたのは
12人が語る場所に“光”があるからなのかな?
映画のなかではずっとろうそくの灯りにいたあの12人を
蛍光灯の光で見るのがなんだか違和感。
それほどろうそくの炎がもつあの色合いは映画全部を包んで
いたんだなぁと思った。

このなかで吉川晃司演じる大鳥銀次は
“真っ暗だったから見えたものは?”っていうディレクターの問いかけに
“無念と愛”と。
あの、それって銀次じゃなくて吉川晃司まんまじゃないっすか。

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『大停電の夜に』初日舞台挨拶

2005-11-19 23:24:00 | └映画のこと
丸の内ピカデリー2

どうやらこの手のイベントが苦手らしい吉川晃司
今日の初日舞台挨拶の登壇者の名前にも吉川の名前はなかったけど
も、もしかして・・・というかすかな期待をいだきつつ
10時からの回に行って来ました。
舞台挨拶があるのなら始発で行っちゃる!位の気合はあったんですが
そこの劇場は全席指定でネット販売するってことが分かったので
吉川仲間にお願いしてこれがライブだったらなんていいんだろーって
いい席を取ってもらいました。

クリスマスの夜の東京で12人の男女の思いが重なりあう物語。
こんな夜だから-

不倫に終わりを告げられるOL
上海に彼女を残してきたホテルマン
病床の父に自分の生い立ちの秘密をうちあけられる左遷の決まったサラリーマン
夫に浮気され昔の恋人に涙をみせる人妻
天文マニアの中学生
病気に負けそうになるモデル
出所してきた元ヤクザ
待っているという約束を守れず結婚してしまった主婦
定年退職後の人生を静かに楽しむつもりの老夫婦
はやらないJAZZ BARの店主
ろうそくやの女の子

場面はそれぞれのシーンを行ったりきたりするけれど
それが分かりにくくなることもなく、ちょっとずつ重なりあって
ちょっとずつすれ違っていく。
テーマが停電なので全編薄暗いけど、ろうそくの灯りの広がる映像は
とってもきれい。
大切な人のもとへ行くことによって自分の思いにけりをつける人
行かないことによってケリをつけた人
その思いはさまざまだったけど停電の一夜があけて光がもどると
みんなの思いがすっきりきれいになっている。
観終ってほんのりすっきりいい気分になれる映画。

ファンから見ると吉川は演技してるというよりも吉川晃司そのもの。
産気付いた礼子(寺島しのぶさん)に駆け寄るのに自動改札を
飛び越えるシーンがカッコいい。
“惚れちまってる”とかそんなセリフを吉川の口から聞くのは
恥ずかしいやらなんやら。
サンタの格好をして自分の子と向き合うシーンは泣きそうになる
銀次につられてこっちも泣きそうになっちゃう。
サングラスをはずして口元をヒゲでおおった顔はデビューしたての
吉川晃司の顔と変わってないなぁって気がした。

JAZZ BARのマスタートヨエツとろうそくやさん田畑智子さんの
やりとりがくすっと笑えてよかった。
トヨエツがシェイカーを振る姿、ウッドベースを弾く姿には
かなりウットリしちゃった。
田畑智子さんはわたしのなかでは
“『ラストプレゼント』で天海祐希の義妹役だったよ”と言われて
“そういやそうだった”っていうくらいだったんだけど
今回の役でかなり好きになったかも。

初日初回でそのあとに舞台挨拶が控えているせいか上映後には
客席から拍手がおきた。
気持ちいいね。
国際映画祭に続いて二度目だったけど同じポイントで泣きそうになってしまった。

そして舞台挨拶
阿部力さん、井川遥かさん、田畑智子さん、豊川悦司さん
原田知世さん、撮影監督永田さん、源孝志監督の順に登場。
それぞれのコメントのあとプレス向けに出演者全員が客席におりて
観客をバックに撮影して終了。
最初に出て来た阿部さんもカッコよかったけど
やっぱりなんと言っても数メートルの距離で見るトヨエツのかっこよさに
びっくらこいた。
ジーンズにパーカーみたいなラフな格好なんだけど無駄な肉がどこにも
ついてなくって信じられないくらい足が長い。
『愛していると言ってくれ』『青い鳥』とトヨエツの演じる役が
カッコよくて好きだなーって思っていたけど、気の利いたコメントや
客席にちょっと笑顔を見せるところとか、演技してないトヨエツも
こんなにカッコいいとは。
参りました。
今年は狙ったワケではないけど『北の零年』『妖怪大戦争』と『大停電~』と
トヨエツ出演作を三作も観ている。

吉川目当てじゃなくこの映画を観た人の吉川晃司に対する反応を聞いてみたいから
舞台挨拶にはぜひ来ましょう、吉川さーーーん。

手元にはいきおいで買った前売りがまだ3枚
そんなに観に行けるのか??

公式サイトはこちら


2005.11.20 0:24

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『僕の恋愛事情と台所事情』

2005-11-17 23:21:11 | TOKIOくんとジャニーズのこと
TOKIO初DVDシングル発売記念&茂くんお誕生日祝いってことで
先月に続き本家TUBEファンでTOKIO好きのぐっさんと
Kinkiファンのかわいこちゃんとジャニ会開催。
いつもはこんなにひんぱんにやってるわけじゃないんだが・・・

まずは『僕の恋愛事情と台所事情』のPVから。
『メンG』のエンディングで流れていたときから
ハワイの青い空と海は文句なくキレイで
そこに5人がとてもよく似合って気持ちよさそうで
早く全編見たかったんだけど、ほんっと~にいいPVだっ!
TOKIOの仲のよい感じがよく現れてて、メンバーの個性が出ている。
智っちがブリッジで跳ね起き上がったり、達っちゃんがバック転したり
TOKIOもジャニーズなのね~って思わせつつ茂くんはでんぐり返しだったり
ちょこっとの斜面からズリ落ちたり、茂くん分かっている!
その映像を使うあたりはマボ監督もファンのツボを心得ている。
ビールでカンパイして肉をガツガツ食べてるシーンがとっても好き。
ホントPVっていうよりは仲良しがフツーに旅行して撮ったビデオっていう感じで
きっとメンバーもこのハワイは思い出に残るんだろうなぁって思えて
見てて気持ちいい。
メイキングDVDも、マボ監督の一生懸命な姿あり
シャンパン開けるのに失敗する茂くんの姿ありでいいね~
智っちがワンコに“What's Your Name?”って聞いて
ワンコのおでこにChuするシーンがもうかわいいのなんの。
外国だから英語でワンコに名前を聞く智っち、本当はもしかして頭いいんじゃ?!
マボが智っちをホースの水で洗うシーンも好き~
智っちはまるでレトリバーのようで、マボってば智っちのこと好きなんだね~って
感じ。
そんなマボの笑顔に萌え萌えですわ。
智っちとマボが並んで座ってるとこ、二人とも足長くってカッコいい。
智っちと太一のヘンテコな踊りに思わずこっちも体が動く。
ライブであんなふうに踊りた~い。
茂くんと太一が自前と思われるデジカメで撮ってた画像・・・み、見てみたい。
それにメーキングにちっとも姿が映ってない達っちゃん。
きっと沖でサーフィンしてたに違いない。

続いてTOKIO Special Gigs
これをDVDにしてくれたユニバーサルさんありがとう。
今まで購入特典イベントはわたしたち3人のうち誰かしらが当たっていたのに
こればっかりは当たらなくてホント見られなくてくやしかったのだよ。
すっかりバンドらしくなったTOKIOがライブハウスなんて
一体どんな感じになるんだろう?って思ってたけど
カッコよかった。
あの小さいハコで自分たちだけの音でのライブ
きっとメンバーも楽しかっただろうなぁ。
やっぱりTOKIOはバンドなんだとうれしくなる。
PVでのボケぶりとは変わってギターを持たせると茂くんは
見違えるほどカッコいい。
あのギターを弾く姿になんどやられたことか。
あ~早くライブ行きたいっ。
2006年のツアー日程も発表されて、吉川のツアーとかぶるんじゃないか??
とかかなり心配だったけどどうやらこっちは遅れそうな様子なので
迷うことなく武道館4日間申込みお願いしました。

今回このDVDシングル、ジャケ写とSpecial Gigsにひかれて初回限定版を
買うつもりだったけど、やっぱりどっちも買っちゃいそうですわ。

その後はぐっさん力作のCM集
今回は“我が家見直し隊”シリーズ
こんなの見たことない!っていう貴重なの見せてもらっちゃった。
あとはV6の10周年でふと思い出してTBSでやったTOKIO京都5人旅を
録画したのを見た。
久しぶりに見るとイイっ。
枕投げとかホントTOKIOっておバカ・・ってところが最高。
京都に行きたくなったよ。

前回同様4時間経過。。
最後はなぜかまた『ひげのおいらん』で締めました。
♪お~い おいおい おいらんだ~

2005.11.19 23:17


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『水10』見ちゃったよ

2005-11-16 23:34:28 | テレビのこと
スペシャルドラマの番宣でゆりりんがゲストで出てました。
新聞のテレビ欄で天海祐希さんの名前を見つけるとつい反応しちゃうんだな。

いつ見てもキレイだなぁ。
今回ドラマで共演してる松下由紀さんにモノマネが上手とつっこまれ
黒柳徹子さんのモノマネ披露してました。
似てる・・・つーかモノマネやっちゃうところが男前。

“好きなタイプの男性は?”の質問に
“自分で責任がとれる人”と答えてた。
ふ~ん。

キレイでかっこよくてやっぱり好きだなぁ。

勤務先の若いお嬢さんが、ちょうどゆりりんが宝塚のトップだった頃に
天海祐希のファンクラブに入っていたっていう話を今日知った。
その子はいまやすっかり宝塚には興味ないみたいで
そっから先話題は進まなかったけどさ。



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フォション ダブル・リッチ・ティー

2005-11-16 23:24:55 | おいしいこと

フォション パリ本店《秋レシピ》
紅茶1.5倍&ミルク分1.4倍

ですって。
コレおいし~い。
お店で飲むロイヤルミルクティみたいな濃厚な牛乳の味で
でも紅茶の味もちゃんとする。
紅茶はストレートで飲むのが一番好きだけど、ミルクティはたっぷり甘めで飲むのが
好きだからこれくらい甘くてもイイ。
さすがフォション

冬はミルクティがいいね。
アフタヌーンティーのチャイが飲みたいなっと。

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『ALWAYS三丁目の夕日』

2005-11-12 23:42:35 | └映画のこと
@有楽町 日劇2

“携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。”
昭和33年 東京タワー建設中の東京下町の家族と街に住む人たちの物語

鈴木オートのカミナリおやじ堤真一さんとやさしいお母さんの薬師丸ひろ子さん
小説家を目指す駄菓子や茶川商店の主吉岡秀隆さん
一杯飲み屋の美人おかみヒロミの小雪さん
青森から集団就職でやってきた六子の堀北真希さん
そこにはラブシーンなんてひとつもないのに愛にあふれた暖かい映画だった。

ヒロミに密かに想いをよせていた茶川が、プロポーズをするために指輪を
あげるけれど、貧乏な茶川は指輪が買えずその指輪ケースは空っぽ。
なのにヒロミは見えない指輪をはめてと茶川に手を差し出し
幸せそうに手をかざすシーンでは泣けた。

学校の教室で野球のマネをして遊ぶ子供たちがマネをするのは
“ルーキー長嶋”
そうか、長嶋監督がルーキーだった時代なんだねー。
茶川家のちゃぶ台にのったえんぴつ入れが缶詰の缶だったり
家の柱にほうきがぶらさげてあったり細かいところがなつかしくて
“あ~そうだった”って何度も感じた。

建設中の東京タワーに自分たちの未来を重ねる人たち。
今より不便だけど夢や希望があったんだろうね。
今の時代の人々はこれからの世の中に夢や希望を感じているのかなと
ちょっと思った。

すっかり昭和に酔いしれたわたしたちはそのあと東京タワーへ。
見上げる東京タワーはカッコいい。
地上150mの大展望台から見下ろす東京はビルだらけ。
いつかまた来たときにはもっと増えているんだろうな。
いいのか東京?!
さらに上の特別展望台は別料金¥600
せっかくだから上りたかったけど長蛇の列だったのでやめました。
けっして¥600が惜しかったワケではありませぬ。



そのあとは渋谷にある幕末酒場『やんなはれ』へ。
歴史好きの相棒ぐっさんはお店の入り口にディズプレイされた
新選組フィギュアに激しく萌えておりました。
きのこと野菜のヘルシー鍋がおいしかった。
ふたりともすっかりゴキゲンで飲みまくり。
気が付けば5時間近く経過しておりました。

昭和から幕末へタイムトリップ気分な休日にご満悦なわたし。








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『春の雪』

2005-11-09 23:14:25 | └映画のこと
@シネマサンシャイン

三島文学に興味があるわけでもなく、特別ごひいきな出演者がいるわけでも
なかったけど、とりあえず観てみた。

妻夫木聡演じる侯爵家の子息・清顕と竹内結子演じる傾きかけた
伯爵家の令嬢・聡子
聡子は清顕に想いをよせ、清顕はその想いに気付きながらも
聡子を傷つける態度を取り続けてしまう。
そして聡子は宮家との縁談が決まり、清顕は初めて聡子への想いに気がつき
2人は求め合いやがて破滅へと・・・

前半ちょっと眠くなってしまったけど、思ったよりも難解ではなかったかな。
清顕のあの屈折はなんなんだろう。
好きな女の子にいじわるしてしまう子供なのか
手の届かないものを手にすることに喜びを感じるのか。
もっと早く想いを告げていればそんなに苦しまなかったのに・・って
思ったけど、それが人間の“業”なのかな、と。
清顕は家柄や男子たるものという考え方が力を持つあの時代に生きるには
純粋すぎたのかもしれない。

いつもの笑顔のないぶっきーもたまにはいいかな?
以前何かの番組で、行定監督は撮影中本番でなくてもフィルムを
まわし(たいていの監督さんはフィルムを回すのは本番だけらしい。
フィルムが高いから)その出来によっては何度も撮り直しをするって
言っていた。
なので映像はとてもキレイだった。
2人の逢瀬のあと、清顕の背中にシャツをかけようとする聡子の背中に
窓から差し込む光があたるシーンがすごくきれいだった。
ラブシーンで2人の重ねあった手が映るところも好き。
あと聡子の着物はどれも美しかった。

及川ミッチーの出番あれだけ?
もっと宮様っぷりを見せて欲しかった~
そう言えば、幼少時代の聡子役で『女王の教室』の和美ちゃんが出ていた。
ビックリ!

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