@東京国立博物館 平成館
江戸時代の芸術家尾形光琳をはじめとする“琳派”
光琳が私淑した、本阿弥光悦、俵屋宗達
光琳を慕った酒井抱一(ほういつ)ほか、琳派を代表する
尾形乾山、鈴木其一(きいつ)ら6人の作品が集められた企画展。
この大琳派展のうち、4期(10/28~)から展示される
俵屋宗達の国宝『風神雷神図屏風』が見たくて行ってきた。
国宝だよ、国宝。
国の宝。
そりゃー見なくちゃってもんでしょ。
『風神雷神』と言えばイコール俵屋宗達ってことしか知らなかったんだけど、
尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一も宗達の『風神雷神』を模したものを
描いていたんだって。
その4人の風神雷神が一同に会するということでとても混んでいた。
そりゃあそうだよね。
わたしみたいなエセじゃなく、光琳や宗達の好きな人や興味のある人から
してみたら、ふだんは見られない宝物を見るめったにない機会なんだから
そりゃこぞって見にきて、その作の前にじっとたたずむってもんでしょう。
やはり宗達の風神雷神の前には一際たくさんのひとだかり。
思っていたよりも大きくて、素人目にもすごい迫力と躍動感を感じる。
これが描かれたのは400年も前っていうのがすごい。
金地の屏風の左右でにらみをきかす風神雷神、かっこいいなぁ。
光琳、抱一が描いたものはやっぱり雰囲気が微妙に違う。
其一が描いたのは金地ではなくて白地だった。
どれも落款というか名前が入っているんだけど宗達のは無かった。
わたしは宗達と言えばこの風神雷神しか知らなかったんだけど、
『月の秋草図屏風』や『桜芥子図襖』っていう植物を描いたのが
すごくきれいだった。
幹を描かず枝を描いた桜がなんとも繊細できれい。
他に『謡本』と呼ばれるもの。
和紙みたいに摺りの入った紙に描かれた草花。
ガラスケース越しに、すごいなーと見入ってしまった。
伝俵屋宗達ってなっていたけど、源氏物語図や平家物語図もあった。
光琳が活躍したのは宗達や光悦の時代から100年くらい後のこと。
京都の呉服屋さんの息子だったんだー。
尾形乾山というのは光琳の弟で漆器を多く残していたらしい。
光琳下絵の硯箱とか、小袖とか美しかったなぁ。
乾山の『色絵桔梗図大角皿』や『色絵桜図角皿』はすごく豪華できれいで
わたしが大泥棒だったら命がけで盗みたい逸品。
『色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿』がまたすばらしかったー。
角皿に花や鳥が描かれて、そこに和歌も書かれているのが12枚。
わたしの誕生月のは女郎花(おみなえし)で地味めだったけど、
二月の桜や三月の藤はきれいだった。
季節ごとの器、しかも和歌が書かれているって、
なんて風流なんだーーー。
カンドー。
他には“光琳文様”でデザインした着物とか、“光琳”は今でいう
ブランドだったらしい。
光琳のあとに風神雷神を描いた酒井抱一
名前はここで初めて知って“ふ~ん”って感じだったんだけど、
ところがどっこい、抱一の『十二ヶ月花鳥図』を見て感動。
花と鳥を描いた掛け軸が十二ヶ月。
いや~キレイだった。
酒井抱一、初めて知ったけど覚えておこうっと。
1時間じゃあ時間が足りなかったなー。
思わず図録も欲しくなってしまったけど¥3,000-なのでガマン。
今夜これから『美の巨匠』で光琳のことをやるんだよね。
この番組見てから琳派展見たかったな。
江戸時代の芸術家尾形光琳をはじめとする“琳派”
光琳が私淑した、本阿弥光悦、俵屋宗達
光琳を慕った酒井抱一(ほういつ)ほか、琳派を代表する
尾形乾山、鈴木其一(きいつ)ら6人の作品が集められた企画展。
この大琳派展のうち、4期(10/28~)から展示される
俵屋宗達の国宝『風神雷神図屏風』が見たくて行ってきた。
国宝だよ、国宝。
国の宝。
そりゃー見なくちゃってもんでしょ。
『風神雷神』と言えばイコール俵屋宗達ってことしか知らなかったんだけど、
尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一も宗達の『風神雷神』を模したものを
描いていたんだって。
その4人の風神雷神が一同に会するということでとても混んでいた。
そりゃあそうだよね。
わたしみたいなエセじゃなく、光琳や宗達の好きな人や興味のある人から
してみたら、ふだんは見られない宝物を見るめったにない機会なんだから
そりゃこぞって見にきて、その作の前にじっとたたずむってもんでしょう。
やはり宗達の風神雷神の前には一際たくさんのひとだかり。
思っていたよりも大きくて、素人目にもすごい迫力と躍動感を感じる。
これが描かれたのは400年も前っていうのがすごい。
金地の屏風の左右でにらみをきかす風神雷神、かっこいいなぁ。
光琳、抱一が描いたものはやっぱり雰囲気が微妙に違う。
其一が描いたのは金地ではなくて白地だった。
どれも落款というか名前が入っているんだけど宗達のは無かった。
わたしは宗達と言えばこの風神雷神しか知らなかったんだけど、
『月の秋草図屏風』や『桜芥子図襖』っていう植物を描いたのが
すごくきれいだった。
幹を描かず枝を描いた桜がなんとも繊細できれい。
他に『謡本』と呼ばれるもの。
和紙みたいに摺りの入った紙に描かれた草花。
ガラスケース越しに、すごいなーと見入ってしまった。
伝俵屋宗達ってなっていたけど、源氏物語図や平家物語図もあった。
光琳が活躍したのは宗達や光悦の時代から100年くらい後のこと。
京都の呉服屋さんの息子だったんだー。
尾形乾山というのは光琳の弟で漆器を多く残していたらしい。
光琳下絵の硯箱とか、小袖とか美しかったなぁ。
乾山の『色絵桔梗図大角皿』や『色絵桜図角皿』はすごく豪華できれいで
わたしが大泥棒だったら命がけで盗みたい逸品。
『色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿』がまたすばらしかったー。
角皿に花や鳥が描かれて、そこに和歌も書かれているのが12枚。
わたしの誕生月のは女郎花(おみなえし)で地味めだったけど、
二月の桜や三月の藤はきれいだった。
季節ごとの器、しかも和歌が書かれているって、
なんて風流なんだーーー。
カンドー。
他には“光琳文様”でデザインした着物とか、“光琳”は今でいう
ブランドだったらしい。
光琳のあとに風神雷神を描いた酒井抱一
名前はここで初めて知って“ふ~ん”って感じだったんだけど、
ところがどっこい、抱一の『十二ヶ月花鳥図』を見て感動。
花と鳥を描いた掛け軸が十二ヶ月。
いや~キレイだった。
酒井抱一、初めて知ったけど覚えておこうっと。
1時間じゃあ時間が足りなかったなー。
思わず図録も欲しくなってしまったけど¥3,000-なのでガマン。
今夜これから『美の巨匠』で光琳のことをやるんだよね。
この番組見てから琳派展見たかったな。