@東京グローブ座
作:戸田山雅司
演出:いのうえひでのり
出演:生田斗真・松本まりか・すほうれいこ・粟根まこと・市川しんぺー・梶原善
ジャニーズJrの生田斗真くんを主演にむかえての新感線の作品
“NEXUS”ってなんだろう?と思っていたら
“次世代を担う新たなる才能との出会いをテーマとし、
フレッシュな顔ぶれを迎えて展開する、新たな可能性を秘めた
新感線の新機軸。若い刺激を得て劇団☆新感線そのものを
活性化することも狙いのひとつ”というようなコメントが
パンフレットにありました。
V6の森田剛くんを迎えての『荒神~Arajin~』に続く第二弾が
この『Cat in the Red Boots』
童話の『長靴をはいたネコ』をモチーフに
父をなくし兄にいじめられるひきこもりのトーマ(生田斗真)と
人間になって伝えたいことがあるネコ・ノラ(松本まりか)と
このネコに履かれてしまった魔法の長靴をとりもどそうとする
ホグワーツ魔法学校のおちこぼれ三人組、ハリー・堀田(粟根まこと)
ロン・太秦(市川しんぺー)、ハーマイ・鬼塚(中谷さとみ)
都の王様とお姫さまがくりひろげる物語
今回ぐっさんが新感線FCで取ってくれたチケットはD列
これはいいお席なんじゃないの~っといざ行ってみたらばっ
舞台が中央にせり出した作りだったもんだから
なんと一番前の席になってたー。
こんな近くで見ちゃっていいんですか?という感じ。
開演5分程前に登場した都の人に扮した吉田メタルさんの前説があって
お話が始まる。
劇場が小さいせいか、いつもの新感線のようなオープニングの派手さはないものの
役者さんが舞台から客席を駆け回る。
全体的には、パンフレットにあったNEXUSのコンセプトの通り
まさにいつもの新感線の弟分という感じはあるものの
アンデルセン王とかラプンツェル妃、グレーテル姫、ヘンゼル王子という役名設定や
笑い、動きはまさに新感線。
たっぷり笑わせてもらいました。
斗真くん、4年前に『スサノオ』に出てた頃からしたら
大人になったねぇ。
すんごくカッコいいんですけど。
踊りや殺陣さばきはさすがジャニーズという感じでお上手。
グレーテル姫をめぐってのH-1グランプリでマオ(梶原善)にやらてしまった
斗真くんが部屋にもどって目覚めたとき、シャツの前が全開で
見てはイケないところが見えてしまい、目のやり場に困ってしまった。
松本まりかさんは、お歌はもう少しがんばりましょうっていう気がしたけど
とにかくかわいかった。
本当にネコに見えるしなやかな動き。
人間になること、トーマへの想いをあきらめてマオを退治しにいくところは
ちょっと泣けてしまった。
若い客演陣を盛り立てる、粟根まことさんや右近健一さん、中谷さとみさん、
山本カナコさんらおなじみ新感線メンバーがこれまたイイ。
トーマとノラが魔法のほうきにまたがるラストシーンもなかなかよかった。
カーテンコールでの斗真くんはホント汗がキラキラでカッコよかった。
場内アナウンスが入ってからもう一度松本まりかさんと斗真くん二人で
出てきてくれたときは思わずスタンディングオベーション
大笑いしてちょっぴりせつない、いのうえひでのりさん曰く
“プロッフェショナルな<学芸会>”思いっきり楽しませてもらいました。
終演後はいつも通り高田馬場まで歩き、フィルムフェスタのときに行った
居酒屋『海へ』
ひとしきり“斗真くんカッコよくなったね~”と言い合ったあとは
ぐっさんが先日原宿のジャニーズショップ、通称ジャニショで
お買い上げしてきた写真を見せてもらう。
わたしが好きそうなマボや智っちの写真をお土産に買ってきてもらって
ワーイ
これがまたイイんですの
写真に夢中になっていたら2杯目のビールが減ってないうちにラストオーダーに。
飲み足り~んっとあわてて注文。
テーブルにグラスが二つ並ぶというアリサマに
でもしっかり飲みきってお客さんが他にいなくなるまでしゃべくりました。
1杯無料券をもらったので来月また来ようっと。