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好きなことだらけさ…

ベルリン国立美術館展~学べるヨーロッパ美術の400年~

2012年08月30日 | 絵画・展示

上野の国立西洋美術館。
来月になると超混みそうな気がしたので、暑かったけど行ってきました。
目玉はフェルメールの「真珠の首飾りの少女」。



同じ上野の東京都美術館ではマウリッツハイス美術館展開催中で、
こちらは「真珠の耳飾りの少女」。
「耳飾り~」は以前観に行ってるので、今回は初来日という「首飾り~」の方を観てきました。
毎回思うけど、実物観ると印刷物とはまるで違いますよね。
審美眼なんぞ持ち合わせてなくても、惹きつけられるものを感じます。
同じブースにはレンブラント派の「黄金の兜の男」もあり、それぞれライトアップされ賑わってました。



気になったのはレンブラントの「ミネルヴァ」、ライトが反射して観づらかったです。
メドューサの頭が描かれた盾がどこにあるのかさっぱりわかりませんでした。
あとで図録で確認したくらいです。



今回は立体ものや素描も多く展示されていました。
大きさで圧倒されたのはゴブラン織りのタピスリー「シャンポール城:九月」
 


 12カ月をテーマとする綴織壁掛の連作の九月。
1712年以前の制作の織物なのに、しっかり残ってるんですね。
大きな作品が少なかった中、これは特大でした。