beatitude

好きなことだらけさ…

「遥かなるルネサンス展」観てきました。

2017年09月06日 | 絵画・展示




せっかくなので青森県立美術館でやってる「遥かなるルネサンス展」を観に
娘と出かけました。

ヤツは今、調子に乗って金髪ww
就職先の内定式までには元に戻すそうです。
(この頭のまま行ったらヤバイ奴になっちゃうよね~www)

“天正遣欧少年使節がたどったイタリア”と副題がついてる今回の展示。
少年たちが訪問都市で歓待されてた様子が伝わってくるようでした。

目玉はこちらの「ビア・デ・メディチの肖像」
なんでも幼くして病没したビアの死後に描かれた肖像画だそうで、
20世紀以降、展覧会に貸し出されたのは、
過去にフィレンツェ市内4回と2016年のオーストリアの計5回のみ。
つい昨年まで、フィレンツェを出たことが一度もなかったという、
まさに筋金入りの “箱入り娘”が、本巡回展で日本初公開だそうです。

それとこちら「伊東マンショの肖像」
1585年6月に天正遣欧少年使節がヴェネツィア共和国を訪問した際に、
元老院によってヤコポ・ティントレットに発注された肖像画だそうで、
肖像画が発注されたことは知られてたけど、絵画の存在は不明のまま。
2014年にトリヴルツィオ財団の調査によってその存在が確認され、
2016年には東京国立博物館、マンショゆかりの長崎歴史博物館、
宮崎県立美術館で公開されて大きな話題となったというマンショの顔。
う~ん、実際はこんなに彫りの深い顔ではなかったと思うけど、
芯のある眼差しは人を惹きつけるものがあるような気が。
あと、マンショが書いた書状やらミラノの冑や楯もなかなかでした。

今度の日曜日までの展示なので、そこそこ人がいましたが、
東京でいう混んでるってのと違い、
ゆったり、じっくり絵の前で鑑賞することができました。

帰りは久々に海のほうに行ってみました。

青森湾です。
海辺りも街中もビックリするくらい人がいないわ~
喫茶店だったところもことごとくコンビニになっちゃってるし。
かといって、新幹線の駅のほうがにぎわってるわけでもないんだよねー。