亮介(松坂桃李)が実家で見つけた一冊のノート。
「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか……」
異様な一文で始まるそのノートは、
美紗子(吉高由里子)という女の一人称で綴られた告白文であった。
誰しもが生きていくために必要な拠りどころ、彼女のそれは“人間の死”であった。
殺人という行為から逃れる術を持たず、絶望の日々を送るなか、
深い心の傷を抱えている洋介(松山ケンイチ)が美紗子の前に現れる。
一方、ノートに秘められた真相に迫っていく亮介。
これは事実か創作話か。誰が何のために書いたのか……。
そんななか、亮助の婚約者・千絵(清野菜名)が、忽然と姿を消す……。
(MovieWalkerより)
ポイント使って無料観賞。原作は未読。
殺人者の話かぁ、どれどれどんな話かなとYouTubeで予告見てしまったのは
ちょっと失敗だった~w
あの予告で大体の相関図が見えてしまう。
(最後の美沙子は分からなかったけど)
何にも知らずに観たら、サスペンス部分がもっと楽しめたかも。
とは言え、吉高由里子と佐津川愛美の異様さはゾッとする。
リストカットシーン多すぎ~。
血もいっぱい流れるし、グロイんですけど~。
刃物出てくる度、勘弁してくれと思ってしまった。
そんな美沙子も洋介に出会い救われるんですが、
次々人を殺しておいて幸せになれるはずもなく…。
あの結末は何があったとしても
洋介と美沙子の間には愛があったという事だろう。
洋介にとって自分に残された時間が無い中、
苦しみ抜いた時間と幸せだった時間、
どちらも過去の出来事として昇華できているという事か。
ではこの先、生きてゆかねばならない亮介は…。
松坂桃李、熱演でした。