3年は待てる小説、ついに読むことができました!
読後感は確かに爽やかですが、丕緒の心中を思うと涙が流れました。
王の言葉にどんなにか救われたことでしょう。
これまでの慶国の状態や数々の仕来たりを、
この時点での王(陽子)はまだ理解してはいなかったであろうはず、
余計な情報が入ってないからこその、飾り気のない素直な感想。
――この国は駄目だ。
その考えに絡め取られていた丕緒は新王の言葉で羅氏としての己を取り戻し、
国の未来へも思いを馳せる事が出来るようになったと。
また、陽子の事を思うと、これから始まる
慶国の常識とやらに押しつぶされそうになる日々。
まわりが何を言おうが自身の信ずる王になると決めるまでの長い道のり。
その苦しい日々の中で自分のために行われた大射を
その美しい陶鵲を思い出す事があったであろうと。
小野先生、次の十二国記はいつ読めますか?
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