伊藤計劃が面白いよと聞いてずいぶん経ちます。
日曜の朝日新聞に、「故伊藤計劃さんに米のSF小説賞」の記事が載ってました。
この名前を書店で見た時、これは著者名なのか?いとうけい…?
けいかく?でいいのか?と思って手に取った記憶があります。
数日前から文庫版の『ハーモニー』を読んでいて、調度半分ほどきたところで、
“米国の「フィリップ・K・ディック賞」で、次点にあたる特別賞を受賞”の記事。
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
著者が34歳の若さで2009年にガンで亡くなっていること。
発表したオリジナル長編作品は、デビュー作の『虐殺器官』と『ハーモニー』の2本であること。
『虐殺器官』は2006年第7回小松左京賞最終候補になり、
その後、ハヤカワSFシリーズJコレクションにて刊行。
「SFが読みたい!2008年版」ベストSF第1位。
「第1回PLAYBOYミステリー大賞」第1位。第28回SF大賞候補。
『ハーモニー』は第30回SF大賞受賞。第40回星雲賞日本長編部門受賞。
賞をたくさん取っているからといって、難解で偉そうだったりして
必ず面白いわけでもないだろうと、少し構えて本を開き、
読み始めてすぐに、登場人物の名前がずいぶんとDQNだなと、ちょっと引いたんですが、
読み進むうち気にならなくなり、今まで読まなかったことを後悔してるところです。
「大災禍」後の世界を書いた『ハーモニー』。
物語上の直接的な繋がりはないけれど「大災禍」以前の世界を書いた『虐殺器官』。
これは両方読まねばなるまい!!
ハヤカワ文庫JA
でも―――
彼のオリジナル作品は後にも先にも、もう世に出る事はないんですね…。
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