せっかくなので青森県立美術館でやってる「遥かなるルネサンス展」を観に
娘と出かけました。
ヤツは今、調子に乗って金髪ww
就職先の内定式までには元に戻すそうです。
(この頭のまま行ったらヤバイ奴になっちゃうよね~www)
“天正遣欧少年使節がたどったイタリア”と副題がついてる今回の展示。
少年たちが訪問都市で歓待されてた様子が伝わってくるようでした。
目玉はこちらの「ビア・デ・メディチの肖像」
なんでも幼くして病没したビアの死後に描かれた肖像画だそうで、
20世紀以降、展覧会に貸し出されたのは、
過去にフィレンツェ市内4回と2016年のオーストリアの計5回のみ。
つい昨年まで、フィレンツェを出たことが一度もなかったという、
まさに筋金入りの “箱入り娘”が、本巡回展で日本初公開だそうです。
それとこちら「伊東マンショの肖像」
1585年6月に天正遣欧少年使節がヴェネツィア共和国を訪問した際に、
元老院によってヤコポ・ティントレットに発注された肖像画だそうで、
肖像画が発注されたことは知られてたけど、絵画の存在は不明のまま。
2014年にトリヴルツィオ財団の調査によってその存在が確認され、
2016年には東京国立博物館、マンショゆかりの長崎歴史博物館、
宮崎県立美術館で公開されて大きな話題となったというマンショの顔。
う~ん、実際はこんなに彫りの深い顔ではなかったと思うけど、
芯のある眼差しは人を惹きつけるものがあるような気が。
あと、マンショが書いた書状やらミラノの冑や楯もなかなかでした。
今度の日曜日までの展示なので、そこそこ人がいましたが、
東京でいう混んでるってのと違い、
ゆったり、じっくり絵の前で鑑賞することができました。
帰りは久々に海のほうに行ってみました。
青森湾です。
海辺りも街中もビックリするくらい人がいないわ~
喫茶店だったところもことごとくコンビニになっちゃってるし。
かといって、新幹線の駅のほうがにぎわってるわけでもないんだよねー。
8月夏休み中は新幹線も繁忙期。
混むし高いし、で9月はトクトクきっぷも取りやすいんだよねー。
今回は就職も決まり大学最後の夏休み中の娘も一緒に。
これって人生最後の長い休みですよねwww
仕事始めたら長い時間祖父母の家で過ごすなんてことはできないからね~。
ここんとこ東京も急に涼しくなっちゃって、
青森行ったら寒いんじゃないのと笑ってたら、天気が良くて若干暑いw
そんな事もあるんだねー。
お土産は宗家 源 吉兆庵の季節限定「うさぎさん」。
白あんに柚子の香りなんだよねー。
9月だからお月見うさぎ饅頭にしたら、今年の十五夜は10月4日だそうで。
まあ人気のうさぎさんだから、十五夜になるとあっという間に売切れで
買えない事が多いからいいでしょ。
お隣の家に持ってくお土産も同じ物にしました。
さわやかな青森で一週間です。
夏休み、とある海辺の町。花火大会を前に
「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がる少年たちは、
その答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画していた。
そんななか、島田典道(声:菅田将暉)が想いを寄せる
クラスのアイドル的存在・及川なずな(声:広瀬すず)は
母親の再婚が決まり、転校することになった。
なずなは典道を誘い、「かけおち」して町から逃げ出そうとするが、
典道の目の前で、抵抗しながらも母親に連れ戻されてしまう。
それを見ているだけで助けられない典道。
「もしも、あのとき俺が……」そんなもどかしさから
なずなが海で拾った不思議な玉を投げつけると、
いつのまにか、なずなが連れ戻される前まで時間が巻き戻っていた。
何度も繰り返される一日の果てになずなと典道がたどり着く運命は……。
(MovieWalkerより)
原作 岩井俊二、脚本 大根仁、総監督 新房昭如、
企画プロデュース 川村元気、監督 武内亘之、制作シャフト と
錚々たる名前が並び、期待値上げてたわけですが、
なんだか評判が…これは失敗したのか!?っぽいなwwwと。
とりあえず、アニメ観る前に岩井監督の1995年劇場版をあらためて見た。
(昔録画したDVD引っ張り出して見たら、後半劣化してたw
花火会場で男の子たちがデート中の担任教師に会った辺り。あとちょっとという位置。
時間置いて再生したら最後まで見れたけど。)
岩井俊二の名を世に知らしめた上質の雰囲気映画、
今見ても、うんうんと言える。
さあアニメの方は――釈然としないww
なずな…戦場ヶ原ひたぎか!!
あ、広瀬すずちゃんの声は問題ないですよ。いい感じです。
作画がやたら幼い戦場ヶ原に見えてしまう。
シャフトでございますってヒロインなんだけど、なんだかなぁ。
特に電車の中で歌うシーンの作画、なんとかしてくれww
何より、原作設定の小学生を中学生にしたのがよろしくないのでは。
小学生男子は完全にまだまだ少年、おバカなお年頃。
それに比べ、小学生女子は女性性に片足突っ込んでるってギャップで
なずなが男の子たちを振り回してる面白さがあるんだけど、
中学生男子だと、ある意味漢であろうとするところが如何ともし難いw
そして、あのもしもの世界を具現化する玉。
アニメ的ではあるけれど玉が登場する事によって、
原作とは別物になっちゃってるよなぁ。
別なら別でいいんだけど、シャフトで作ってる効果っていうか、
っぽさが死んでる気がする。
エンドロールにイヌカレーの名前も見たけど、どの辺が?
とい事で、今ひとつ盛り上がってないのに納得して帰ってきました。