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店じまい準備中

2021-10-14 23:15:19 | 日常
border="0">月亭可朝 - 嘆きのボイン2017


やっちまったもんは嘆いたところで仕方がない。
サッサと済ませて閉店ガラガラとしなけりゃならんので今回は前振りはなし。



『第17話 由美子3』

世の男性諸氏はブラジャーのカップサイズについてご存じだろうか。
AとかBとか言うのはアンダーサイズとトップサイズの差で決まることを。

正博の若い頃のイメージはあくまで勝手に思っていただけで、
そういう規定だったのは知らなかったがAでは貧弱、Bで普通程度、
Cならなかなかの豊かさでボインなんて言葉も使われたりしていたのである。
ところが日本人女性の発育が良くなったからなのか最近ではEとかF、
その後、稀にGやHなんて表記を目にするようになってきた。
巨乳なんて言葉もこの辺りから使われるようになったのではないだろうか。
だがそれも雑誌やネット上の写真程度で現実感は全く無かった。
いずれにせよ正博の場合は女性側からの自己申告で知るだけなので
自分で測ったことはないが。


ある日のこと、仕事で大阪に出た帰りがけの話。
ふらっと十三で下車し駅前の居酒屋に寄った時の事だった。
コロナもまだ落ち着いておらず仕事関係者と食べるより一人が気楽だ。

カウンター席に着いた隣は中年女性の客の団体3人が座っている。
正博に接するところにいたのが由美子だった。
彼女も一見すると何処にでもいそうな中年女性、いわゆるオバちゃん。

ふと足元のかごに入れているトートバッグを見ればトラッキーのストラップ。
阪神タイガースのキャラクターである。



春からセリーグ独走状態、絶好調の最中であったのもある。

「阪神調子がええねえ。このままやったら優勝してまうねえ。」
と声掛けしたのがきっかけだった。
『いえいえ、まだまだ安心なんて出来ませんよ。
私は昨日今日のファンじゃないので暗黒時代も知ってますから
仮に優勝できなくてもどってことないです。』と応えるではないか。

※暗黒時代とは2003年に星野仙一が1985年以来18年ぶりに
 阪神がリーグ優勝するまでの事で    
 特にその直近数年間は最下位か5位が指定席、
 たまの4位が精々だった事を指すのは 
 普通の阪神ファンなら理解できるワードである。
 その星野の前に監督だった野村克也は
 後年自分の野球人生で阪神の監督時代を
 「黒歴史」だと語っていたのも有名な話である。

珍しくリベラルなタイガースファンもいるものだと意外に感じたのと
ほんのりと色気もありながら服装も派手でもなく地味でもない
見た目で思う年齢にピッタリな服装の
自然な雰囲気が何となく正博好みでもあった。

唯一予想外な胸の膨らみが大きくて目のやり場に困る。
正面に座る席でなく居酒屋のカウンター席で良かった。
とにかく話が面白く楽しいのとカラッとした物言いは猥談でも
漫談になってしまうようだ。

その日は意気投合して互いにライン交換して別れたのである。
連絡を取るようになるとやはり何故か気が合い
何度か一緒に食事をする流れの中で
いつしかホテルに行くような仲になってしまっていた。
由美子の豊満な胸を弄びながらふと最初の出会いを思い出していた。



聞けばFの90サイズと言う。
そういえば最近離婚問題でニュースになっていたモデルだったかタレントの
熊田〇子がFの90だったと報道されていた気がする。

実物を始めて見たがとにかく立派で大きいのは間違いない大迫力だ。
じっくりと見たところで真偽は不明だが人工的に何かをした訳ではなく
子供を産んでから大きくなったと言う。

またベッドでは凄いというのかとてもじゃないが手に負えるものではない。
詳細な表記は公序良俗並びに倫理規定に抵触する恐れがあり控えるが、
それは素人がヒクソン・グレイシー相手にリング上で素手のまま真剣勝負で
立ち向かうレベルと書けばある程度理解いただけるだろうか。



それもそのはず由美子の職業はデリヘル嬢だったのだ、しかも現役。
いうならその道のプロだったのだ。

試合や勝負なんておこがましい。
瞬殺の一言。

ダ~メだコリャ!

(次回シリーズ最終予定)