前回、撥音(はつおん) である 「ん」 は、五十音表に定位置がないと書きましたが、
本日の主役である 「っ」 に至っては、定位置どころか、単独では音さえもありません。
五十音表の左端には、空いている場所がいくつかあるものの、
小柄な特長を活かして 「や□ゆ□よ」 「わ□を□ん」 の 「や」 「わ」 の次に入ろうものなら、
「やっ
」 「わっ
」 と驚かれてしまい、これはサプライズというより、迷惑かと 
「ゆ」 「よ」 「を」 「ん」 にしても、自分の前に来るとは思っていないでしょうから、何とも気の毒な 「っ」 です。
このように、前の文字は選ばないのに、次に来る文字を 「か行・さ行・た行・ぱ行」 に限定し、
「バッグ
」 を 「バック」、「ベッド」 を 「ベット」 と言う人がいるように、「が行」 や 「だ行」 にも続きにくく、
「あ行・な行・は行・ば行・ま行・や行・ら行・わ行」 が後に来ると、思わず息を止めてしまう 「っ」 ですが、
文章や会話では、「っ」 の存在しない世界なんて考えられないほど大活躍。
とはいえ、ビジネスシーンで 「っ」 を連発しますと、カジュアルを通り越して幼稚に聞こえますし、
言葉遣いは表情や振る舞いにつながりますので、他の言い方も覚えておきたいものです。
こっち・そっち・あっち・どっち ⇒ こちら・そちら・あちら・どちら
ちょっと ⇒ 少し・少々・しばらく
やっぱり ⇒ やはり
さっき ⇒ 先ほど
きっと ⇒ おそらく
もっと ⇒ さらに
ずっと ⇒ 長く・長い間
やっと ⇒ ようやく
いっぱい ⇒ 多い・たくさん
あさって ⇒ 明後日
だって ⇒ 何故かと申しますと
びっくりしちゃった ⇒ びっくりしました ⇒ 驚きました
「そっちに座って、ちょっと待っててもらっていいですか?」
「そちらにお掛けになりまして、少々お待ちいただけますでしょうか?」
促音(そくおん) = つまる音ですが、落ち着いた雰囲気を演出したい場面では、少し控えめに。
しっとりとした秋
を迎え、流れるような言葉遣いで、エレガントに語ってみませんか?
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本日の主役である 「っ」 に至っては、定位置どころか、単独では音さえもありません。
五十音表の左端には、空いている場所がいくつかあるものの、
小柄な特長を活かして 「や□ゆ□よ」 「わ□を□ん」 の 「や」 「わ」 の次に入ろうものなら、
「やっ



「ゆ」 「よ」 「を」 「ん」 にしても、自分の前に来るとは思っていないでしょうから、何とも気の毒な 「っ」 です。
このように、前の文字は選ばないのに、次に来る文字を 「か行・さ行・た行・ぱ行」 に限定し、
「バッグ

「あ行・な行・は行・ば行・ま行・や行・ら行・わ行」 が後に来ると、思わず息を止めてしまう 「っ」 ですが、
文章や会話では、「っ」 の存在しない世界なんて考えられないほど大活躍。
とはいえ、ビジネスシーンで 「っ」 を連発しますと、カジュアルを通り越して幼稚に聞こえますし、
言葉遣いは表情や振る舞いにつながりますので、他の言い方も覚えておきたいものです。
こっち・そっち・あっち・どっち ⇒ こちら・そちら・あちら・どちら
ちょっと ⇒ 少し・少々・しばらく
やっぱり ⇒ やはり
さっき ⇒ 先ほど
きっと ⇒ おそらく
もっと ⇒ さらに
ずっと ⇒ 長く・長い間
やっと ⇒ ようやく
いっぱい ⇒ 多い・たくさん
あさって ⇒ 明後日
だって ⇒ 何故かと申しますと
びっくりしちゃった ⇒ びっくりしました ⇒ 驚きました


促音(そくおん) = つまる音ですが、落ち着いた雰囲気を演出したい場面では、少し控えめに。
しっとりとした秋

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