秘書にゃんこ*鹿鳴館跡 ~ 三菱一号館 ジョサイア・コンドル

2022-06-07 | 建築が好き
 梅雨らしい日が続きますね

気分だけでも晴れやかに、帝国ホテル 今月のロビー装花です(~ 6月30日)


アルストロメリア・デンファレ・アンスリューム・モンステラ・ドラセナ他
ここに立ち寄ったのはお食事でも、もちろん宿泊でもなく、化粧室を拝借するだけというパターン

それでは、玄関を出て隣に行ってみましょう。



長い塀の向こう左側が帝国ホテルです。
塀に埋め込まれた碑を拡大してみます



「鹿鳴館跡  ここはもと薩摩の装束屋敷の跡であって その黒門は戦前まで国宝であった
その中に明治十六年鹿鳴館が建てられ いわゆる鹿鳴館時代の発祥地となった  千代田区」

 井上馨による欧化政策の一環として築かれた、建築家 ジョサイア・コンドル30歳前後の作品。

井上外務卿の辞職により、わずか数年で幕を下ろした鹿鳴館時代。

鹿鳴館の正門として使われた旧 薩摩藩の門は東京大空襲(昭和20年)で焼失したため、

仮に鹿鳴館が昭和15年に取り壊されなくても、果たして現存していたかは不明ですが、

もしも今の時代に残っていたらと思いますと、なんとも惜しい気がします。


 お色直しをした秘書にゃんこ、場所を移して丸の内へ。

駅にしてひとつ、歩くには距離も眺めもよい街並みです。


三菱地所所有のビルと三菱一号館(復元)
この新旧を対比させた景色が好きで、季節ごとに撮っています



三菱一号館の裏手にある中庭でコンドルの世界に浸ります



三菱一号館にある cafe 1894(1894年 コンドル42歳の作品)
『半沢直樹』などのロケ地にもなった建物は、かつて銀行の営業室でした。



隣接する美術館帰りの方が多く、いつも満席で並びます。


 20代の若さで来日して、時代に翻弄されながらも日本で生き抜き、

67歳でその生涯を閉じるまで、多くの作品を遺したジョサイア・コンドル。

折しもコロナ禍が少しだけ落ち着いてきたため、秘書にゃんことの外出が叶い、

以前訪れた旧 岩崎邸やニコライ堂も含めて、都内にあるコンドル建築はほぼ鑑賞しました。

さて、お次はどこに参りましょうか。


お読みくださいまして、ありがとうございます。
コンドル56歳の作品 旧岩崎邸の前で眩しそうな秘書にゃんこ に、
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コメント (2)