秘書にゃんこ*ピーターラビット 絵本出版120周年(世田谷美術館)

2022-06-17 | おでかけ
 イギリスで産業革命が起きた19世紀中頃、ビアトリクス・ポターはロンドンで生まれました。

当時、裕福な家庭の子女がそうであったように、ビアトリクスも生涯学校に通うことはなく、

弟が生まれるまでは遊び相手もいない中、身近な動植物をスケッチすることが彼女の楽しみでした。

 そんな少女時代を過ごしたビアトリクスが20代になった頃、

元家庭教師の子どもの病気見舞いに絵手紙を贈ったことが、絵本作家になるきっかけとなりました。

ところが、元家庭教師の勧めで複数の出版社に作品を持ち込んだものの出版には至らず、自費出版。

それが評判を呼んで出版社も決まり、増刷を重ねてベストセラーとなったのが『ピーターラビットのおはなし』

1902年、ビアトリクス・ポター26歳の出来事です。

 時は流れて、今年は絵本出版120周年。

世田谷美術館に「ピーターラビット展」を観に行ってまいりました。(6月19日(日)まで開催)



電車を乗り継ぎバスに乗り換えひたすら歩き、ちょっとした旅気分。



世田谷美術館は、緑豊かな「砧(きぬた)公園」の中にあります。



消毒と検温を済ませると、早くもビアトリクス・ポターの世界。



ピーター色のドレスで公式サポーター 松下洸平さんとピーターの間に入って、ちゃっかりスリーショット



ピーターのママと、妹フロプシー、モプシー、カトンテール。
三人娘はいつもママの言うことをよく聞くのですが・・・。



ピーターはマグレガーさんの畑に忍び込んでは追いかけられて、柵をくぐったり大変
実は、このピーターはお尻が動いていてとっても可愛いのですが、残念ながら動画


 平日とは思えないほど多くの入場者が集う会場は、第1章~第4章に分けて構成。

100年以上経ったとは思えない保存状態の見事な原画や、かつて商品化された貴重な品々。

の所は少なかったものの、撮影を忘れるほど展示に見入ってしまいました。


 絵本作家としての活動は、わずか十数年だったビアトリクス・ポター。

今なお世界中の人々に愛されていることを知れば、どんなに喜ぶことでしょう。


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