祇園の夜の興奮冷めやらぬまま、翌日は兵庫県 芦屋市へと向かいました ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
フランク・ロイド・ライト
の私としては、一度は訪れてみたいと願っていたヨドコウ迎賓館。
灘の造り酒屋当主である山邑(やまむら)氏の別邸を、日本に滞在していたライトが設計。
ライトが離日した後、弟子の遠藤新らにより大正13年(1924年)に竣工。
戦後は淀川製鋼所の所有となり、昭和64年(1989年)から「ヨドコウ迎賓館」として一般に公開されています。
ライト建築といえば、「帝国ホテル」(日比谷)、そして「自由学園明日館」(池袋)が思い浮かびますが、
宿泊客や生徒を対象にして設計された建物と異なり、こちらは個人の住宅。
そのためか、遠藤新設計の「加地邸(かちてい)」(葉山)を訪れたときの印象と重なるものがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4d/e8a741cba10d28fa3fb4f0893c50ff89.jpg)
ついにやって来ました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
門から玄関までワクワクしながら歩きます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/14/3d0f578c49917d5923e6e6da2bed79d8.jpg)
車寄せ
ライト建築の特徴である栃木県産の大谷石を、内装・外装に多用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/fe/44aa17a9ade73de02027a05a7bd86c73.jpg)
玄関
大谷石の水盤に、当初は屋上から雨水が流れてきたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/23/71d079bbaef5f0b6588b0aecdf05313a.jpg)
2階応接室
大谷石の暖炉に赤々と火が灯れば、身も心も温まったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e3/b679b737c6e57d64308b23f7a1c4a31e.jpg)
3階和室
ライトの設計には無かった畳敷きの和室は、施主の希望で後に取り入れられました。
窓や欄間の青い飾り銅板は、邸内の各所に用いられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ac/42482170f5749ba28792888f4e0cd447.jpg)
4階食堂
天井付近にライトらしい装飾が施されていますが、実用性は無さそうです。
三角形の小窓からは光が射し込み、夜には星空が眺められるようです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0172.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/df/410bad122167df0f7f962ab6f0be355b.jpg)
4階食堂から外に出ると、まるで船の上のように細長く見晴らしのよいバルコニー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0036.gif)
六甲の山並み、そして市街地や遠く大阪湾を望みます。
芦屋の駅を降りて小高い丘を登れば、斜面に建ち並ぶ邸宅と共にヨドコウ迎賓館は佇んでいます。
実は、亡き母の実家から二駅の街。
もしこの付近に住んでいたら、頻繁に訪れたのだろうか。。それとも関心を持つことなく過ごしたのかしら。
人生に「たられば」は無いと知りつつ、あれこれ想いを抱きながら芦屋を後にしました。
来てよかった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
お読みくださいましてありがとうございます。
京都に戻りましたら、
ホテル前の二条城が ウクライナカラー にライトアップされていました。
京都市とウクライナのキーウ市は姉妹都市だそうです。
お手数をお掛けしますが、応援クリックをよろしくお願いいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
フランク・ロイド・ライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
灘の造り酒屋当主である山邑(やまむら)氏の別邸を、日本に滞在していたライトが設計。
ライトが離日した後、弟子の遠藤新らにより大正13年(1924年)に竣工。
戦後は淀川製鋼所の所有となり、昭和64年(1989年)から「ヨドコウ迎賓館」として一般に公開されています。
ライト建築といえば、「帝国ホテル」(日比谷)、そして「自由学園明日館」(池袋)が思い浮かびますが、
宿泊客や生徒を対象にして設計された建物と異なり、こちらは個人の住宅。
そのためか、遠藤新設計の「加地邸(かちてい)」(葉山)を訪れたときの印象と重なるものがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4d/e8a741cba10d28fa3fb4f0893c50ff89.jpg)
ついにやって来ました
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門から玄関までワクワクしながら歩きます
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車寄せ
ライト建築の特徴である栃木県産の大谷石を、内装・外装に多用しています。
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玄関
大谷石の水盤に、当初は屋上から雨水が流れてきたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/23/71d079bbaef5f0b6588b0aecdf05313a.jpg)
2階応接室
大谷石の暖炉に赤々と火が灯れば、身も心も温まったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e3/b679b737c6e57d64308b23f7a1c4a31e.jpg)
3階和室
ライトの設計には無かった畳敷きの和室は、施主の希望で後に取り入れられました。
窓や欄間の青い飾り銅板は、邸内の各所に用いられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ac/42482170f5749ba28792888f4e0cd447.jpg)
4階食堂
天井付近にライトらしい装飾が施されていますが、実用性は無さそうです。
三角形の小窓からは光が射し込み、夜には星空が眺められるようです
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4階食堂から外に出ると、まるで船の上のように細長く見晴らしのよいバルコニー
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六甲の山並み、そして市街地や遠く大阪湾を望みます。
芦屋の駅を降りて小高い丘を登れば、斜面に建ち並ぶ邸宅と共にヨドコウ迎賓館は佇んでいます。
実は、亡き母の実家から二駅の街。
もしこの付近に住んでいたら、頻繁に訪れたのだろうか。。それとも関心を持つことなく過ごしたのかしら。
人生に「たられば」は無いと知りつつ、あれこれ想いを抱きながら芦屋を後にしました。
来てよかった
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お読みくださいましてありがとうございます。
京都に戻りましたら、
ホテル前の二条城が ウクライナカラー にライトアップされていました。
京都市とウクライナのキーウ市は姉妹都市だそうです。
お手数をお掛けしますが、応援クリックをよろしくお願いいたします。