「なにげない」 と 「さりげない」 は音も意味も似ていて、違いが分かりにくいですよね。
私は、意識しているかどうかで使い分けています。
「なにげない」 は、無意識とか、ほぼ何も考えていない様子。
「つい」「うっかり」 言ってしまった 「なにげない ひと言」 で相手を傷つけてしまったり、
その反対に、狙ったわけでもないのに、「なにげない ひと言」 が仲間に大うけすることも。
「さりげない」 は、意識している事を、わざとらしくなく自然に行なう様子。
配慮のある 「さりげない ひと言」 は、優しい心遣いとして、相手の心に届くことでしょう。
では次の場面では、どちらの言葉が合うとお思いになりますか?
1 「ふと立ち止まって、〇〇げなく空を見上げたら、
がキレイだった」
2 「泣いてしまった私に、友人が〇〇げなくハンカチを差し出してくれた」
3 「〇〇げなく
を置いたら、コーヒーがこぼれて
を汚してしまった」
4 「デートのときに、彼が〇〇げなくエスコートしてくれました
」
1と3が 「なにげなく」、2と4が 「さりげなく」 というイメージでしょうか。
「なにげなく」 は自分で感じ、「さりげなく」 は他人が感じてくれるようですね。
さて、いつの頃からか頻繁に耳にするようになった 「なにげに」 という言葉。
「なにげない」 から派生したのであろうと想像はつきますが、
「なにげに美味しい」 は、「なんとなく美味しい」 のか 「意外と美味しい」 のか、
はたまた 「可もなく不可もなく」 という程度なのか、いまひとつピンと来ないのです。
さらに私を悩ませるのが、「さりげに」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
「さりげに見送った」 というのは、涙も心の動揺も隠して、淡々と見送ったのか、
万歳三唱(いつの時代でしょ
) など大騒ぎをせず、静かに見送ったのか、
柱の陰から、明子お姉さんのように見つめていたのか?(お分かりの方は同世代です
)
言葉は生きていますから、時代と共に変化も進化も退化もします。
「なにげございません」 「さりげございません」 という方向に進まなかったのは結構ですが、
仲間内ならともかく、オフィシャルな場面で使うのには、「さりげない配慮」 が必要かと。
「なにげなく言った言葉」 が、相手に伝わらないどころか、誤解されては困りますものね。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
さりげなくクリックしていただけますと嬉しいです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](http://qualification.blogmura.com/secretary_shiken/img/secretary_shiken88_31_purple_3.gif)
私は、意識しているかどうかで使い分けています。
「なにげない」 は、無意識とか、ほぼ何も考えていない様子。
「つい」「うっかり」 言ってしまった 「なにげない ひと言」 で相手を傷つけてしまったり、
その反対に、狙ったわけでもないのに、「なにげない ひと言」 が仲間に大うけすることも。
「さりげない」 は、意識している事を、わざとらしくなく自然に行なう様子。
配慮のある 「さりげない ひと言」 は、優しい心遣いとして、相手の心に届くことでしょう。
では次の場面では、どちらの言葉が合うとお思いになりますか?
1 「ふと立ち止まって、〇〇げなく空を見上げたら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0172.gif)
2 「泣いてしまった私に、友人が〇〇げなくハンカチを差し出してくれた」
3 「〇〇げなく
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
4 「デートのときに、彼が〇〇げなくエスコートしてくれました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
1と3が 「なにげなく」、2と4が 「さりげなく」 というイメージでしょうか。
「なにげなく」 は自分で感じ、「さりげなく」 は他人が感じてくれるようですね。
さて、いつの頃からか頻繁に耳にするようになった 「なにげに」 という言葉。
「なにげない」 から派生したのであろうと想像はつきますが、
「なにげに美味しい」 は、「なんとなく美味しい」 のか 「意外と美味しい」 のか、
はたまた 「可もなく不可もなく」 という程度なのか、いまひとつピンと来ないのです。
さらに私を悩ませるのが、「さりげに」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
「さりげに見送った」 というのは、涙も心の動揺も隠して、淡々と見送ったのか、
万歳三唱(いつの時代でしょ
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柱の陰から、明子お姉さんのように見つめていたのか?(お分かりの方は同世代です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0022.gif)
言葉は生きていますから、時代と共に変化も進化も退化もします。
「なにげございません」 「さりげございません」 という方向に進まなかったのは結構ですが、
仲間内ならともかく、オフィシャルな場面で使うのには、「さりげない配慮」 が必要かと。
「なにげなく言った言葉」 が、相手に伝わらないどころか、誤解されては困りますものね。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
さりげなくクリックしていただけますと嬉しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
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本当にいつの間にか、言葉が変わってしまって。
私、「あけおめ」とか「ことよろ」とか好きじゃないんです。
学生は仕方ないかと思いますが、いい年した人間が使う言葉ではないと。
でも、私も「ガチ」とか「ヤバイ」連発してるからダメですが。
なにげに美味しいは、意外にって意味なのかしら?思ってた以上に良かった?さっと通り過ぎてしまいそうな味わいだけど、よくかみしめると美味しかった?
さりげに見送ったは、淡々と大騒ぎせず見送った?
万歳三唱・・・「武運長久」とか書いてそうです。
明子お姉さん・・・「飛雄馬」いっつも白いエプロンしてましたよね。
私も自分が発した「なにげない一言」が、人の心を傷つけてないか祈るばかりです。「さりげない優しさ」「さりげない気遣い」それをするのは、良いのですが仕事の場で連発するとそのうち、当たり前と思われるのが腹立つう・・・
あああ、昭和女子!
>にゃんこさんの練習問題、全てクリアしました。
おめでとうございます
「なにげなく」空を見上げるのも
「さりげなく」は、人がしてくれた事に対して感じた事と分けてみました。
>いい年した人間が使う言葉ではないと。
「若々しい」を通り越して、「痛々しい」とさえ思うのですけどね。
>なにげに美味しい
実は褒めたつもりでも、そのお料理を作った人がそう受け取らなかったら、
なんとなくギクシャクしてしまいそうな、曖昧な言葉ですよね。
>明子お姉さん・・・「飛雄馬」いっつも白いエプロンしてましたよね。
慎ましくて健気な明子さんに、花形満も伴宙太も恋心を抱いたと記憶しています
「なにげに」なんて絶対に言わない、昭和女子の鑑のような女性ですよね。
>仕事の場で連発するとそのうち、当たり前と思われるのが腹立つう・・・
スタンダードになってしまうと、周囲からは有り難いとも申し訳ないとも思われなくなる気遣い。
自分のやり方を続けるべきか抑えるべきか、私も迷ったり立ち止まったりしています。