文章を読むとき、一字一字に立ち止まることなどありませんでしたが、
漢字を学び直す機会を得てその作りに目を留めると、面白い発見があります。
たとえば「ころもへん」
「襟」「袖」など衣類に関する字が浮かびますが、いつも左側で身を細めているわけではなく、
「装」や「製」のように上の字を支えたり、「末裔(えい)」のように上に乗ることもあります。
そして面白いのが、「衣」を上下に分けて部首とする「裏」や「褒」
つい「商」「交」などの部首である「なべぶた」に目が行きますが、下に「衣」の半分が控えています。
ちなみに「なべぶた」は、別名「けいさんかんむり」とも言いますが、
形からしてこれは「鍋蓋」の方がピッタリで覚えやすいと、名付けた人に感謝しています。
ところで「衣」という漢字。
小学4年生で習い、漢字検定では7級レベルと易しい字ではありますが、実は落とし穴が。
goo ブログで使われている「ゴシック体」、そしてよく目にする「明朝体」では、
四画目の縦線の後に、それを下で支えるように右上がりの横線が書かれていますが、
実はこの小さな横線も含めて一画、つまりカタカナの「レ」のように繋がっているんです。
毛筆の場合、向きを変えるために一旦筆が止まるので少し角はできますが、左にはみ出てはいません。
「教科書体」「楷書体」「行書体」、そして「漢字検定」では「レ」と書きますので「衣」は六画。
小学生の頃、先生の板書に倣ってクラスの皆で宙に人差し指で書いたはずなのですが、
活字に囲まれて過ごすうちに、よく見かける字を正しいと思ってしまうのかも知れませんね。
京都の「京」も「なべぶた」 お鍋の美味しい季節にまた行きたいものです
今日もお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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漢字を学び直す機会を得てその作りに目を留めると、面白い発見があります。
たとえば「ころもへん」
「襟」「袖」など衣類に関する字が浮かびますが、いつも左側で身を細めているわけではなく、
「装」や「製」のように上の字を支えたり、「末裔(えい)」のように上に乗ることもあります。
そして面白いのが、「衣」を上下に分けて部首とする「裏」や「褒」
つい「商」「交」などの部首である「なべぶた」に目が行きますが、下に「衣」の半分が控えています。
ちなみに「なべぶた」は、別名「けいさんかんむり」とも言いますが、
形からしてこれは「鍋蓋」の方がピッタリで覚えやすいと、名付けた人に感謝しています。
ところで「衣」という漢字。
小学4年生で習い、漢字検定では7級レベルと易しい字ではありますが、実は落とし穴が。
goo ブログで使われている「ゴシック体」、そしてよく目にする「明朝体」では、
四画目の縦線の後に、それを下で支えるように右上がりの横線が書かれていますが、
実はこの小さな横線も含めて一画、つまりカタカナの「レ」のように繋がっているんです。
毛筆の場合、向きを変えるために一旦筆が止まるので少し角はできますが、左にはみ出てはいません。
「教科書体」「楷書体」「行書体」、そして「漢字検定」では「レ」と書きますので「衣」は六画。
小学生の頃、先生の板書に倣ってクラスの皆で宙に人差し指で書いたはずなのですが、
活字に囲まれて過ごすうちに、よく見かける字を正しいと思ってしまうのかも知れませんね。
京都の「京」も「なべぶた」 お鍋の美味しい季節にまた行きたいものです
今日もお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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>「衣へん」を分解?した字、知らなかったです。
「なべぶた」だと思い込んでいましたので、下に「衣」と書いていました
>中に出てくる漢字を「これ書けへんわあ」とか思いながら。
私も同じです
送り仮名が気になったり、自分のことは棚に上げて他人の誤字を見つけたりしています。
これって漢検ビギナーあるあるでしょうか
>勉強方法を見たら、あのステップ学習の本を2周したらいいそうです。
なるほど。。メモメモ
部首と四字熟語の他にも対義語・類義語や文の構成など怪しいので勉強あるのみですが、
せっかく覚えても次の日にはキレイさっぱり忘れているのが困りモノです
私もJulietさんの思ってたのと同じに考えてました。
そして「衣へん」を分解?した字、知らなかったです。
土日は全然勉強してませんでした。
昨日なんて、「黒鳥の湖」というサスペンスを夜中1時まで一気読み。
中に出てくる漢字を「これ書けへんわあ」とか思いながら。
たとえ2級に落ちても、そういう風に本を読むのは初めてなので、何かしら身についていれば?と思います。
勉強方法を見たら、あのステップ学習の本を2周したらいいそうです。
しかし私の場合、1周すら怪しいです。