漢字検定 16*億・憶・臆

2021-11-22 | 漢字検定
 漢字検定の勉強をしますと部首を覚える必要に迫られ、これがなかなか手強いのです。

何しろ2級では常用漢字2136字が出題範囲となりますので、

各々の漢字の部首はどれか、そして部首名は何かを覚えるだけでも気の遠くなる作業です。

たとえば「黙(る)」の部首は「黒」、字が似ている「勲(章)」は「力」が部首。

漢字の中にかくれんぼしている部首を見つけ出すのは「丸暗記」が有効と思い、

ちゃんる」「で取った殊賞」と、覚えやすい言葉にしました。

一方、書き問題においては部首名はさておき、正しい部首で漢字を書かなくてはいけません。

たとえば「」「」「」の「おく三兄弟 」← だんご三兄弟のつもり

いずれも常用漢字ですがよく似ているため、私など最近ようやく区別がついた次第です。

その覚え方とは・・・

(一億・億劫)「1 円を数えるのは 劫」 億劫でもいいから数えてみたい

(記憶・追憶)「記 も追 (りっしんべん)の中に」

(臆病・臆面)(気の小さい様子)(遠慮がちな表情)なら の陰に
(「臆面もなく」は、遠慮がちではなく図々しい様)

「憶」と「臆」のどちらでも という熟語もありますが、

そうなると記憶することが増えてしまうため、シンプルに一通りにして、

このように自分なりにイメージの湧きやすい覚え方をしてみました。


 勉強を始めた頃に比べますと漢字と仲良くなれた気がしますが、

学べば学ぶほど、漢字の世界の広さや奥深さに圧倒されるこの頃です。



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