今年度の仕事を終え、新学期が始まるまでの春休みを利用して、関西方面へと旅に出ました。
計画を立てるとき、「修学旅行をなぞる」「レトロ喫茶」などテーマを設定することが多いのですが、
今回は時流に乗ったといいますか、単なるミーハーといいますか、「紫式部を訪ねる旅」に決めました。
恥ずかしながら、『源氏物語』も「紫式部」も学校で教わった程度の知識しか持ち合わせていないものの、
学生時代と違って試験が待ち構えているわけではありませんので、大人になったからこその気楽な旅です。
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新幹線が発車するなりおやつを開くのは毎度のこと。
これね、期間限定なのかあまり見かけないのですが、美味しいんです
道明寺の桜餅がお好きな方には
ですよ。
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蘆山寺(ろざんじ)
京都御所の東に位置し、紫式部が人生の大半を過ごし、『源氏物語』を執筆した邸宅址。
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源氏庭
6月から9月末まで、紫色の桔梗が静かに花開くそうです。
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「京の冬の旅 非公開文化財 特別公開」が、実に37年ぶりに行われ、
幸いにも私が訪れた日は最終日とあり、与謝野晶子自筆の「源氏物語礼賛」を特別拝観。
御朱印は通常の2倍サイズで見開きの「若紫」
ちなみに「若紫」とは、光源氏にとって父の妻であり憧れの女性である「藤壺」の姪。
どうりで美しい義母 藤壺と面差しが似ているはずで、18歳の光源氏は年端もゆかぬ美少女に心を奪われ、
やがて妻の一人である「紫の上」となる、『源氏物語』の主要な登場人物です。
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梨木神社(なしのきじんじゃ)
蘆山寺の西隣。
「空蝉(うつせみ)」や「花散里(はなちるさと)」が住んでいたとされるのは、
この辺りだったのではと伝えられています。
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今年限定、数量限定の御朱印 2種「空蝉」「花散里」
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京都三名水のひとつ「染井(そめい)の御神水」
梨木神社の授与所で空のペットボトルを買い求め、手水舎の蛇口から汲みます。
遅ればせながら今年の初詣となった蘆山寺と梨木神社を拝観し、お次は平安神宮へ。
そのうちバスに乗ればいいと思いながら歩くうちに、到着してしまいました。
札幌育ちの私にとって、同じく碁盤の目のような京都の町はとても歩きやすいんです
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平安神宮
幕末の戦乱で荒廃した京都の復興の象徴として、1895年の平安遷都千百年祭に建立。
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平安神宮は紫式部の時代にはありませんでしたが、平安京を再現した佇まいは、
大河ドラマ「光る君へ」の撮影に相応しいロケ地だったようです
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平安神宮から程近い「岡北」で「京の彩りうどん」
北風ビュービューの一日でしたので、とろみのある温かいおうどんに、寒さも疲れも癒されました
お読みくださいまして、ありがとうございます。
岡北の暖簾 に、お手数ですがクリックをお願いいたします。
計画を立てるとき、「修学旅行をなぞる」「レトロ喫茶」などテーマを設定することが多いのですが、
今回は時流に乗ったといいますか、単なるミーハーといいますか、「紫式部を訪ねる旅」に決めました。
恥ずかしながら、『源氏物語』も「紫式部」も学校で教わった程度の知識しか持ち合わせていないものの、
学生時代と違って試験が待ち構えているわけではありませんので、大人になったからこその気楽な旅です。
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新幹線が発車するなりおやつを開くのは毎度のこと。
これね、期間限定なのかあまり見かけないのですが、美味しいんです
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道明寺の桜餅がお好きな方には
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蘆山寺(ろざんじ)
京都御所の東に位置し、紫式部が人生の大半を過ごし、『源氏物語』を執筆した邸宅址。
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源氏庭
6月から9月末まで、紫色の桔梗が静かに花開くそうです。
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「京の冬の旅 非公開文化財 特別公開」が、実に37年ぶりに行われ、
幸いにも私が訪れた日は最終日とあり、与謝野晶子自筆の「源氏物語礼賛」を特別拝観。
御朱印は通常の2倍サイズで見開きの「若紫」
ちなみに「若紫」とは、光源氏にとって父の妻であり憧れの女性である「藤壺」の姪。
どうりで美しい義母 藤壺と面差しが似ているはずで、18歳の光源氏は年端もゆかぬ美少女に心を奪われ、
やがて妻の一人である「紫の上」となる、『源氏物語』の主要な登場人物です。
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梨木神社(なしのきじんじゃ)
蘆山寺の西隣。
「空蝉(うつせみ)」や「花散里(はなちるさと)」が住んでいたとされるのは、
この辺りだったのではと伝えられています。
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今年限定、数量限定の御朱印 2種「空蝉」「花散里」
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京都三名水のひとつ「染井(そめい)の御神水」
梨木神社の授与所で空のペットボトルを買い求め、手水舎の蛇口から汲みます。
遅ればせながら今年の初詣となった蘆山寺と梨木神社を拝観し、お次は平安神宮へ。
そのうちバスに乗ればいいと思いながら歩くうちに、到着してしまいました。
札幌育ちの私にとって、同じく碁盤の目のような京都の町はとても歩きやすいんです
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平安神宮
幕末の戦乱で荒廃した京都の復興の象徴として、1895年の平安遷都千百年祭に建立。
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平安神宮は紫式部の時代にはありませんでしたが、平安京を再現した佇まいは、
大河ドラマ「光る君へ」の撮影に相応しいロケ地だったようです
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平安神宮から程近い「岡北」で「京の彩りうどん」
北風ビュービューの一日でしたので、とろみのある温かいおうどんに、寒さも疲れも癒されました
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お読みくださいまして、ありがとうございます。
岡北の暖簾 に、お手数ですがクリックをお願いいたします。
素敵な春休み♪
私も思わずうきうきしてきます♪
北風ビュービューでも、美しい青空が清々しいですね。
お仕事を頑張ったからこその開放感.。.:*・゜だったことでしょう。
現役さんの喜びですよね...と、少しばかり年寄りっぽい発言、失礼いたしました...
そうそう、先日のコメントは私が完璧に出遅れてしまったのですから
どうか、お気になさらず...
私の方こそ...お詫びしますね。
お心遣いいただきどうもありがとうございました。
この頃めっきり、アクションが遅れがちな私なのです。
そういうお年頃なのですよ...ふふ。
そして...ゆったりと「お年頃」を愉しんでみたいような気もしています...
あららと思われることもあることでしょうが、よろしくお付き合いくださいね。
リフレッシュの後は、新学期からも、ご活躍を.。.:*・゜
今朝は久しぶりに晴れましたね
>北風ビュービューでも、美しい青空が清々しいですね。
おっしゃる通り、この日も晴れ渡り、持参した折りたたみ傘の出番がない旅となりました
>そうそう、先日のコメントは私が完璧に出遅れてしまったのですから
どうか、お気になさらず...
そう言っていただけますと気持ちが軽くなり、ついつい Passy さんのお優しさに甘えてしまいます。
>そういうお年頃なのですよ...ふふ。
嬉しいお言葉に、ますますゴロニャンしてしまいます (=^ェ^=)
>そして...ゆったりと「お年頃」を愉しんでみたいような気もしています...
私も、このところ「ゆったり」を自覚するようになって参りました。
「ゆとり世代」ならぬ「ゆったり世代」も、Passy さんとご一緒なら楽しそうです。
「栞組」に始まり、お仲間入りさせていただく場が増えるのは嬉しいことです
>リフレッシュの後は、新学期からも、ご活躍を.。.:*・゜
ありがとうございます。
そのお言葉を励みに、新年度もがんばります (*^▽^*)/
蘆山寺も梨木神社も行ったことあるような、ないような。
源氏物語は、訳者さんによって解釈が違うし、時代背景も変わってくるので面白いですね。
私は、田辺聖子さんのパロディの「私本・源氏物語」が最高に笑わせてくれます。家のどっかにあるけど、どこ行った~末摘花の顔をはっきりと見て「あちゃー」みたいなとことか。でも優しいんですよね。最後まで皆さんの面倒を見て。
薄皮桜餅風味パン、おいしいんですね。今度、買ってみます。
昨日は久しぶりに晴れましたが、今日明日はまた
>源氏物語は、訳者さんによって解釈が違うし、時代背景も変わってくるので面白いですね。
さすが hirorin さんは、その違いを楽しむ段階にいらっしゃるのでしょうが、
私など手始めに、大和和紀さんの『あさきゆめみし』から読み始めたところなんです
>末摘花の顔をはっきりと見て「あちゃー」みたいなとことか。でも優しいんですよね。最後まで皆さんの面倒を見て。
あ、これは分かります
登場人物のリストに「後ろ姿は美人」と紹介されていました。
初日に蘆山寺と梨木神社を拝観し終えて、翌日はお近くに参りました。
後ほど更新しますので、またお越しくださいね
>薄皮桜餅風味パン、おいしいんですね。今度、買ってみます。
近くのスーパー2店とも、この品の棚だけ空っぽでした。
柔らかくておいしいですよ