十五夜 に 光る君

2024-09-17 | 日々の暮らし

今宵は十五夜

皆さまの町ではご覧になれますでしょうか。

 

秘書にゃんこサイズの月見だんご と 月見マックシェイク

 

 

帝国ホテルでは、「新紙幣発行記念」として初代会長である渋沢栄一のパネルを展示中。(来年3月まで)

先月、立ち寄った折、お札つながりで「二千円札」を思い出しました。

「西暦2000年」と「九州・沖縄サミット」を記念して発行され、現在は製造されていませんが、

実は、新札を1枚だけ持っているんです

 

 

表*首里城 守礼の門(沖縄)

 

 

裏*源氏物語絵巻(第三十八帖 鈴虫)

 

冷泉院(左)から、一緒に月を観たいと呼び出された光源氏(右)

冷泉院は光源氏の父の後妻の子、つまり異母弟なのですが、光源氏が義母を恋い慕って生まれた息子。

表向きは「帝の皇子である冷泉院」と「源の姓を賜り臣下にくだった光る君」という身分の差から、

「呼び出された」と表現しましたが、光る君が実の息子と睦まじく過ごす場面が描かれています。

ちなみに右下は『紫式部日記』に描かれた紫式部です。

 

詞書(ことばがき)が書かれていて、右から「すゞむし」「十五夜のゆふ」「に宮おはしては」

「たまひつゝ念殊」と綴られているのですが、続けて読んでも意味が分かりません。

実は、紙の下半分を切り落としたかのように、お札に描かれているのは上半分のみなのです。

 

下半分を 紫色 で復元しますと、

「すゞむし」

「十五夜のゆふ くれに仏のおまへ」(十五夜の夕暮れに仏の御前)

「に宮おはして はしちかくなかめ」(に宮はいらっしゃって 端近くに物思いに耽り)

「たまひつゝ念殊 したまふ」(ながら念殊(=念誦(ねんじゅ)仏に祈り経文を唱える)なさる)

 

このように詞書が不完全な上に、同じ「鈴虫」でも絵巻と詞書の場面が異なりますが、

それはさておき、明晩は満月ですのに関東地方では  の予報が出ていますので、

今夜のうちにお月さまを愛でましょうか

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

借り物の画像ですが、お月さまと飛行機

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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月と過ごす時間.。.:*・゜ (Passy)
2024-09-26 15:15:58
Julietさん、こんにちは♪
まんまるのお月さま、素敵でしたね.。.:*・゜
昨夜は下弦の月...日に日にほっそりしていく三日月さんを眺めるのも愉しみです♪
秋風の気配を感じて、お月さまを眺める時間は穏やかに過ぎていきます...
そうそう、すっかり世の中のあれこれに疎くなっている私なので...
マックシェイクにお月見バージョンがあったこと、全然知りませんでしたよ...
来年は是非...などと、「おとぼけ」で笑われてしまいそうですね...
おとぼけついで?に、コメントも遅れて失礼いたしました m(_ _)m
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Passy さんへ (Juliet)
2024-09-27 09:23:10
Passy さん、おはようございます

>秋風の気配を感じて、お月さまを眺める時間は穏やかに過ぎていきます...

今宵は何%位かしら??と、Passy さんの記事で答え合わせすることがあるのですよ

>マックシェイクにお月見バージョンがあったこと、全然知りませんでしたよ...

私も今年初めて気がつきました
お月見メニューといえば卵の出番ですが、値上がりでどこも苦慮しているようですね

>おとぼけついで?に、コメントも遅れて失礼いたしました m(_ _)m

何をおっしゃいますか。
お越しくださいましてありがとうございます
私も今から Passy さんの所にお邪魔しま~す
返信する

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