中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

立地を選定する際に考慮すべき事項とは?

2014年12月30日 05時01分52秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書96ページ「図 123-2 (過去 5 年以内の)海外生産拠点の新設・増強の目的」を見ましたが、今日は96ページ「図 123-3 海外生産拠点選定の最重視項目」をみます。

下図により、海外生産拠点を新設・増強するに際して、立地選定について最も重視した点を見ると、「顧客がいる、マーケットが大きい」との回答比率が最も高くなっており、海外拠点の果たす役割において、現地需要の獲得という位置づけが強まっていることが分かります。

これ以外の回答には、「ランニングコスト(人件費、原材料費等)が安い」、「初期コスト(土地、建物等)が安い」、「基盤産業がある」、「部品等の調達先がある」、「円高の影響を回避できる」、「技能・知識を持った人材がいる」、「販売チャネルがある」、「政治リスクが低い」、「調達や生産に関する規制がない」、「エネルギーコストが安い」、「税金(法人税等)が安い」、「通信・交通等のインフラが整っている」となっています。

全てが揃っているような理想的な立地はないので、この中で自社にとってどれが最も優先順位が高いか、これを決定して選定いくのでしょうね。

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