おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。
昨日は2019年版「中小企業白書」の307ページ「第 3-1-27 図 国内クラウドファンディングの新規プロジェクト支援額(市場規模)推移」を読みましたが、今日は309ページ「コラム3-1-4 クラウドファンディングの種類」を見ます。
白書は現在一般的に知られているクラウドファンディングについて、「購入型」、「寄付型」、「ファンド型」、「貸付型(ソーシャルレンディング)」、「株式型」 5つの種類があるとあります。
詳しく見てみると、
・「購入型」
「購入型」は、商品・サービスの開発や生産に必要な資金を、その商品やサービスの提供を希望する人々から調達する方法である。資金提供者に対しては、調達した資金で開発・生産した商品やサービスを提供することが一般的であり、予約販売に近い形態であると捉えることができる。この方法のメリットとして、単に資金調達という側面だけでなく、必要な資金を集めることができるか否かによって、その商品やサービスの需要の有無を確認することができる点が挙げられる。
・「寄付型」
「寄付型」は文字どおり、資金の提供者から寄付を募るものであり、基本的には対価の支払いを要しない形態である。この形態で資金調達を行う際、クラウドファンディングの運営事業者によって、寄付の対象となるプロジェクトとして適切であるか否かについて判断されるのが一般的である。「寄付型」の特性を踏まえると、この形態での資金調達を行うプロジェクト等に関しては、社会的意義が求められると考えられる。
・「ファンド型」
「ファンド型」は、ある事業(プロジェクト)を行うために匿名組合契約を設定することで、資金調達を行うものである。資金提供者は「投資家」としての性質を持つため、資金提供者に対しては当該事業(プロジェクト)から発生した利益を金銭で支払うことが一般的である。この形態で資金調達を行うメリットとしては、事業(プロジェクト)単位での資金調達・利益の分配が行われるため、リスク分散が可能となる点等が挙げられる。他方、リスクとしては事業計画が公表されることからアイデアの流出等が挙げられる。
・「貸付型」
「貸付型」もファンド型と同様、匿名組合契約を利用した資金調達方法である。ファンド型との相違点は、クラウドファンディング運営事業者が匿名組合を設立し、資金提供者(投資家)から資金を調達するとともに、資金調達を希望する企業に対して資金を提供する点にある。資金調達を希望する企業にとって、借入れを行う(融資を受ける)という意味では、その相手方が金融機関からクラウドファンディングの運営事業者に代わるだけで、通常の借入れ(融資)と同様であると考えられる。しかしながら、クラウドファンディングの運営事業者は、資金調達を行っている投資家に対して、一般に預金や国債等と比較して相対的に高い利回りで配当を支払う必要性が生じる。従って、事業リスクがある程度存在する企業であっても、そのリスクに見合った利率で利息を支払うことによって資金調達できる可能性がある。
・「株式型」
「株式型」は、株式未公開企業が自社の株式を対価とし、資金提供者(投資家)から資金調達を行うものである。この資金調達方法は、2015 年 5月の金融商品取引法改正により解禁された。この方式を利用することのメリットは、上場せずとも個人投資家から資金調達を行うことで自己資本の充実を図ることができる点が挙げられる。他方で、投資家からの理解を得るために、事業概要・計画等の適正な開示を始めとし、外部株主とのコミュニケーションが重要になると想定され、ステークホルダーを意識した経営体制の整備が必要になると推察される。
私はクラウドファンディングについて、分かっているようで、実は全く分かっていなかったということが、これで判明しました。5つの酒類の中から、プロジェクトに応じたものを選択すれば良いと言うことですね!
この先どうやって進めて良いか分からない・・・
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採択される「持続化補助金」の書き方について
持続化補助金の書き方を、全11回でまとめてみました。是非、参考にしてみてください!
昨日は2019年版「中小企業白書」の307ページ「第 3-1-27 図 国内クラウドファンディングの新規プロジェクト支援額(市場規模)推移」を読みましたが、今日は309ページ「コラム3-1-4 クラウドファンディングの種類」を見ます。
白書は現在一般的に知られているクラウドファンディングについて、「購入型」、「寄付型」、「ファンド型」、「貸付型(ソーシャルレンディング)」、「株式型」 5つの種類があるとあります。
・「購入型」
「購入型」は、商品・サービスの開発や生産に必要な資金を、その商品やサービスの提供を希望する人々から調達する方法である。資金提供者に対しては、調達した資金で開発・生産した商品やサービスを提供することが一般的であり、予約販売に近い形態であると捉えることができる。この方法のメリットとして、単に資金調達という側面だけでなく、必要な資金を集めることができるか否かによって、その商品やサービスの需要の有無を確認することができる点が挙げられる。
・「寄付型」
「寄付型」は文字どおり、資金の提供者から寄付を募るものであり、基本的には対価の支払いを要しない形態である。この形態で資金調達を行う際、クラウドファンディングの運営事業者によって、寄付の対象となるプロジェクトとして適切であるか否かについて判断されるのが一般的である。「寄付型」の特性を踏まえると、この形態での資金調達を行うプロジェクト等に関しては、社会的意義が求められると考えられる。
・「ファンド型」
「ファンド型」は、ある事業(プロジェクト)を行うために匿名組合契約を設定することで、資金調達を行うものである。資金提供者は「投資家」としての性質を持つため、資金提供者に対しては当該事業(プロジェクト)から発生した利益を金銭で支払うことが一般的である。この形態で資金調達を行うメリットとしては、事業(プロジェクト)単位での資金調達・利益の分配が行われるため、リスク分散が可能となる点等が挙げられる。他方、リスクとしては事業計画が公表されることからアイデアの流出等が挙げられる。
・「貸付型」
「貸付型」もファンド型と同様、匿名組合契約を利用した資金調達方法である。ファンド型との相違点は、クラウドファンディング運営事業者が匿名組合を設立し、資金提供者(投資家)から資金を調達するとともに、資金調達を希望する企業に対して資金を提供する点にある。資金調達を希望する企業にとって、借入れを行う(融資を受ける)という意味では、その相手方が金融機関からクラウドファンディングの運営事業者に代わるだけで、通常の借入れ(融資)と同様であると考えられる。しかしながら、クラウドファンディングの運営事業者は、資金調達を行っている投資家に対して、一般に預金や国債等と比較して相対的に高い利回りで配当を支払う必要性が生じる。従って、事業リスクがある程度存在する企業であっても、そのリスクに見合った利率で利息を支払うことによって資金調達できる可能性がある。
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