おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成30年版「観光白書」の14ページ「図表 Ⅰ-19 旅行収支、訪日外国人旅行者数と日本人出国者数の推移 」をみましたが、今日は15ページ「コラムⅠ-1 訪日外国人旅行者の娯楽サービス費消費動向」をみます。
下図について白書は、訪日外国人旅行消費額全体に占める娯楽サービス費の割合は、2015 年(平成 27 年)以降3年連続で拡大し 2017 年(平成 29 年)は 3.3%となった。また、娯楽サービス費を「購入率」でみると、2012 年(平成 24 年)には 21.5%であったが、2017 年(平成 29 年)は 35.7%と約 1.7 倍に拡大しており、「コト消費」の増加が読み取れる、とあります。
この結果について白書は、近年、報道などでよく耳にするようになった「モノ消費」と「コト消費」。モノを所有することに価値を見出す、欲しいモノを買うことが目的の消費を「モノ消費」、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す、何かをするコトが目的の消費を「コト消費」とされているようだ。
訪日外国人旅行者の「モノ消費」と「コト消費」の動向を訪日外国人消費動向調査の結果から読み取れるだろうか。当該調査では消費額の費目を「宿泊費」、「飲食費」、「交通費」、「娯楽サービス費」、「買物代」に分けている。昨今のコト消費商品の広がりから「コト消費」要素の強い買物なども生じており、費目ごとに「モノ消費」、「コト消費」を一概に分類することはできないが、「コト消費」の要素が最も強い「娯楽サービス費」に着目し分析する、とあります。
「モノ」より「コト」消費は地域活性化の切り口となるので、読み進んでいきましょう!!
昨日は平成30年版「観光白書」の14ページ「図表 Ⅰ-19 旅行収支、訪日外国人旅行者数と日本人出国者数の推移 」をみましたが、今日は15ページ「コラムⅠ-1 訪日外国人旅行者の娯楽サービス費消費動向」をみます。
下図について白書は、訪日外国人旅行消費額全体に占める娯楽サービス費の割合は、2015 年(平成 27 年)以降3年連続で拡大し 2017 年(平成 29 年)は 3.3%となった。また、娯楽サービス費を「購入率」でみると、2012 年(平成 24 年)には 21.5%であったが、2017 年(平成 29 年)は 35.7%と約 1.7 倍に拡大しており、「コト消費」の増加が読み取れる、とあります。
この結果について白書は、近年、報道などでよく耳にするようになった「モノ消費」と「コト消費」。モノを所有することに価値を見出す、欲しいモノを買うことが目的の消費を「モノ消費」、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す、何かをするコトが目的の消費を「コト消費」とされているようだ。
訪日外国人旅行者の「モノ消費」と「コト消費」の動向を訪日外国人消費動向調査の結果から読み取れるだろうか。当該調査では消費額の費目を「宿泊費」、「飲食費」、「交通費」、「娯楽サービス費」、「買物代」に分けている。昨今のコト消費商品の広がりから「コト消費」要素の強い買物なども生じており、費目ごとに「モノ消費」、「コト消費」を一概に分類することはできないが、「コト消費」の要素が最も強い「娯楽サービス費」に着目し分析する、とあります。
「モノ」より「コト」消費は地域活性化の切り口となるので、読み進んでいきましょう!!