8月に開催したBreezing with Sutoras でテーマにした一節。
Vitarka-badhane pratipaksa-bhavanam
日本YOGAニケタンさんの解説では『疑念に心が妨げられる時は、それに対抗する手段を想念し続ければ良い』。
これを、僕流にサンスクリッドを分解して解読すると『((良くない)妄想で心が縛り付けられた時は、(妄想の)反対の事を想うと良い。』となります。
badhaneは『圧迫』、baddhaは『縛られた』と訳せますが、何か悩み事がある時、胸が苦しくなったり、心を自由に解き放ちたい時に身動きがとれない感覚を思いでして下さい。
そんな心の状態を感覚的に言葉に表現してしまう、愛おしいサンスクリット語。
毎月1回だけ開催するBreezing with Sutorasでは、YOGAとの新しい出会いを提供したいと想ってます。
ところで、このサンスクリッドを分解して解釈する手法は、『クリシュナマチャリヤマンドラム』カウストップ先生(近代YOGAの父クリシュナマチャリヤ師のお孫さん)から学んだ方法。
本家クリシュナマチャリヤ流のスートラの解説は11月にワークショップで行います。
ojisan@MAYURA
"What is Yoga"2007.oct YOKOHAMA