閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

沼津(黄昏図)

2018-06-28 13:55:42 | 歌川広重 東海道五十...
京から数えて43宿目、沼津宿です。
この絵の解説によると、街道に沿った川は駿河湾に注ぐ狩野川となっています。
前方の橋は牢人橋、その先の大屋根は日枝神社です。
この絵では、満月が西から昇るというあり得ない景色となっていて、広重の失敗かと
言われていますが、月に照らされた風景が主題とされています。
手前の大きな天狗の面を背負った行者風の男は、金毘羅参りだそうです。
一方で、その前の母娘の二人連れは諸国遍歴の比丘尼とされています。
いずれも遠い旅路を旅人を日暮れ時に描いた旅愁溢れる絵です。
 
別角度からです。橋も架かっていますでしょう。
 
 
原画はこちらです。

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4 コメント

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Unknown (閑斎)
2018-06-28 14:16:42
土台を菓子箱などの厚紙で制作するようになって、木々の制作時間が多く取れるようになりました。
今回は沢山の木を作りましたが、うまくできたと思います。
残念ながら、天狗の面は眼の瞳が小さくて入れられませんでした。
楽しく制作できましたね。
次の三島は霧の中の風景のようで、難しそうです。どうしようか、まっ、何とかなるさ、ですね。
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Unknown (ゆきママ)
2018-07-01 23:17:23
天狗のお面は鼻の形もよくできているではないですか!その行者風の杖をついた歩き姿、その前を行く母娘の姿もリアルです。
原画には見当たらない満月はあえて入れたのでしょうか?
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Unknown (閑斎)
2018-07-02 06:43:58
本当ですね。この原画の月は空の色と被ってよく見えませんね。
別のに入れ替えましたので、今度は大丈夫です。
それにしても静岡県は広いです。なかなか神奈川に入れません。
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Unknown (ゆきママ)
2018-07-02 08:22:52
原画にもちゃんとお月さまが描かれていたのですね。はい、新しい画像には満月がしっかりと見えました。余計なお手数かけてしまいましたね。でもスッキリ、納得いたしました。ひとつまた知識?トリビア?が増えました‼
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