図書館に予約本を取りに行ったら友人にぱったり会った。子供が小さいころPTAの地区運動会で会って驚いたが、それからはたまにスーパーですれ違って近況報告のあれこれくらい。でも長い付き合い。会社で彼女は経理部、私は業務部(なんでもするところ)だった。
私は短期で転職した、それでも登山仲間や友人たちとの付き合いは続いてきた。そんな一人だけれど、なんかきっかけがないと出会うことがない。私、お酒は飲めないし、歌いも踊れもしない。
思えば近くに住んでいても会わないできた、長い時間もたっているしそれぞれの世界で生きているんだし、まぁいいかと思っていたら、友達というのは時々は会ってお茶でもし、話もするものらしい、と彼女が言った。考えればおとなしい人で仲間の輪の中にいつもいたなぁと思っていたが、驚いた、今は私よりよく話し笑う、思い出せば楽しい人だった。今は声も大きい。
随分前にこれからはまたよろしくね、と言われたがそれなりに忙しくて逢わないでいるうちに、彼女はしっかり存在感を育てていた。
なるほど、家庭を持って、子供も育てるとなるとひっそりおとなしくはしていられないかも。
で、一緒に公園に梅を見に行った。お天気も良くて花は程よく咲いていて、思ったよりもまだつぼみも残っていて見ごろだった。
歩きながらの話でお互い山あり谷あり、頑張ってきたようで、先のことなど思うことはやっぱり誰も同じ。小説のようによほどの事件でも巻き込まれていなければ、多少の差はあっても元気に生きて楽に死にたいなどと普通に言う。そんなものかも。目も歯も悪くなったしね。人によって物事の大小は違うものだ、また電話してと言われたが、今日になって、なんて無精者なんだとしみじみ感じている。梅も見たし今度は桜かなぁ。
午前中は晴れていたが、曇って小雨も降ってきた。立春も過ぎたのにまだ寒すぎる。
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