悪質な信号無視のチャリダーには罰金―というニュースが報じられて以降、なんとなくチャリダーの暴走が少なくなったような気がする。
町田街道「限定」の話で、全体がどうとかはいえないけれど。
それでもどうかしているヤツは居る。
シルクドソレイユの一員かと見紛うようなテクニックで、運転中にスマホゲームを楽しむ高校生。
「私はクィーンよ」という感じでベルを連打し、歩行者に突っ込んでいくオバサン。
どう見られたいのか、くわえ煙草をした挙句、路上にポイ捨てしたキャバクラ風ねーちゃん。(これは煙草を拾って、投げ返してやったい)
無法者は事故ればいい―などと思ったり。
いえる状況にあれば、彼ら彼女らを追い回して苦笑 口が悪い感じを装い・・・というか、装わなくても口は悪いのだが、注意なんかをしてみる。
意外とちゃんと聞いてくれるものなんだよ、「すいません」とか謝るし。
あ、それはキチガイじみたオッサンと関わりたくないから「とりあえず謝っておこう」というだけのことか?
放っておけ、バカヤロウ。
しかし先日―ふたり乗りをする高校生のカップルに出くわしたのだが、この子たちにはなにもいえなかった。
厳密にいえば、いや、いわなくても、ふたり乗りはNGである。
あるのだが、彼も彼女も自転車も「今っぽい」感じではなく、なんというか80年代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚え、微笑ましくなってしまったのである。
個人的に幻想があるのだ、自転車のふたり乗りというものに。
映画でいえば『明日に向って撃て!』(69…トップ画像)になるが、
それ以上に、おニャン子のなかで最も好きだった『真っ赤な自転車』が印象に残る。
♪ 真っ赤な自転車、ふたりのり 真っ赤な自転車、風になる
このままどこかに連れてって 誰も居ない防波堤 ♪
これ聴いた中学生の自分は、甘~~~~~~~い幻想を抱いていた、、、というわけだ。
この一曲で秋元康というひとの才能を確信したのだが、
これをカバーするアイドルが居ても、『およしになってねTEACHER』はカバー出来ない―というところにこそ、80年代と現代の決定的な差異があるのだと思う。
♪ そこまで言うのなら、保健室いらっしゃい
ピチピチの肌、見せるだけなら減りはしない ♪
だものね、ジョークじゃなくなっているじゃん! って。
それはともかく。
ふたり乗りをする高校生カップルは、ふたり乗りはしているものの、スピードはゆっくりしたものだし、歩行者を気にしながら運転しているし、もちろん赤信号では止まる。
なにより幸福そうであり、ふたりに「ふたり乗りはいけないよ」なんていうのも無粋に過ぎるのではないかと。
あまりにも見ていて気持ちがいいので、ふたりのスピードにあわせ、ゆっくり運転する自分―しまいには頭のなかで彼を「器用に切り取って」、少年時代の自分をはめ込む夢想を始めた。
あの時代、そういうことが出来なかったからこそ消えずに残っていた幻想・・・。
まぁそんな美しいものではないし、事故ったら一気にふたりの死者を出すわけで悲惨極まりないのだが、
なんでもかんでもギャーギャー怒ればいいってわけでもないだろう。
警官だって、敢えて見逃すこともあるっしょ? みたいな。
というか、その前に。
散々やらかしてきたクセして、なにをイマサラ街の保安官を気取っているのかっていう話でもある。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『NIGHTMARE』
町田街道「限定」の話で、全体がどうとかはいえないけれど。
それでもどうかしているヤツは居る。
シルクドソレイユの一員かと見紛うようなテクニックで、運転中にスマホゲームを楽しむ高校生。
「私はクィーンよ」という感じでベルを連打し、歩行者に突っ込んでいくオバサン。
どう見られたいのか、くわえ煙草をした挙句、路上にポイ捨てしたキャバクラ風ねーちゃん。(これは煙草を拾って、投げ返してやったい)
無法者は事故ればいい―などと思ったり。
いえる状況にあれば、彼ら彼女らを追い回して苦笑 口が悪い感じを装い・・・というか、装わなくても口は悪いのだが、注意なんかをしてみる。
意外とちゃんと聞いてくれるものなんだよ、「すいません」とか謝るし。
あ、それはキチガイじみたオッサンと関わりたくないから「とりあえず謝っておこう」というだけのことか?
放っておけ、バカヤロウ。
しかし先日―ふたり乗りをする高校生のカップルに出くわしたのだが、この子たちにはなにもいえなかった。
厳密にいえば、いや、いわなくても、ふたり乗りはNGである。
あるのだが、彼も彼女も自転車も「今っぽい」感じではなく、なんというか80年代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚え、微笑ましくなってしまったのである。
個人的に幻想があるのだ、自転車のふたり乗りというものに。
映画でいえば『明日に向って撃て!』(69…トップ画像)になるが、
それ以上に、おニャン子のなかで最も好きだった『真っ赤な自転車』が印象に残る。
♪ 真っ赤な自転車、ふたりのり 真っ赤な自転車、風になる
このままどこかに連れてって 誰も居ない防波堤 ♪
これ聴いた中学生の自分は、甘~~~~~~~い幻想を抱いていた、、、というわけだ。
この一曲で秋元康というひとの才能を確信したのだが、
これをカバーするアイドルが居ても、『およしになってねTEACHER』はカバー出来ない―というところにこそ、80年代と現代の決定的な差異があるのだと思う。
♪ そこまで言うのなら、保健室いらっしゃい
ピチピチの肌、見せるだけなら減りはしない ♪
だものね、ジョークじゃなくなっているじゃん! って。
それはともかく。
ふたり乗りをする高校生カップルは、ふたり乗りはしているものの、スピードはゆっくりしたものだし、歩行者を気にしながら運転しているし、もちろん赤信号では止まる。
なにより幸福そうであり、ふたりに「ふたり乗りはいけないよ」なんていうのも無粋に過ぎるのではないかと。
あまりにも見ていて気持ちがいいので、ふたりのスピードにあわせ、ゆっくり運転する自分―しまいには頭のなかで彼を「器用に切り取って」、少年時代の自分をはめ込む夢想を始めた。
あの時代、そういうことが出来なかったからこそ消えずに残っていた幻想・・・。
まぁそんな美しいものではないし、事故ったら一気にふたりの死者を出すわけで悲惨極まりないのだが、
なんでもかんでもギャーギャー怒ればいいってわけでもないだろう。
警官だって、敢えて見逃すこともあるっしょ? みたいな。
というか、その前に。
散々やらかしてきたクセして、なにをイマサラ街の保安官を気取っているのかっていう話でもある。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『NIGHTMARE』