日本時間の25日午前中に開催されるので、米オスカー賞の最終予想を。
ん?
ふだんからカンヌ寄りっぽいことを書いているクセに、なにミーハーみたいに盛り上がっているのかって?
だってミーハーだもん。
月の多くは取材の仕事をしているが、有名人に会うことがいつになっても慣れなくて困っているくらいなんだ、年にいちどの祭典ぐらい楽しませてくれよって。
ただ。
わが国は現在、一部大作を除いて、ハリウッド産より日本産のほうが興行的成績を収めている。
大作志向/3D志向が飽きられている、単純に日本映画のほうが面白くなっている・・・などなど、いろいろいわれているけれど、それらはすべて正解であり、しかし不完全な正解なのではないかと。
ここらへんを論じると30000字くらいを要することになるので書かないが、「いち」映画小僧としては、あっちがどうだとか、こっちがどうだとかいわずに、バランスよくいこうぜ! といいたい。
偏愛家のクセしてさ、偏るな! だって。
年間何百本という映画が公開される現実を考えると、日米どっちが優れているかというのは評価し難い。
しかし。
しかし、である。
何遍もいうが、魅せるショウという点において、日本アカデミー賞や東京国際映画祭は、はっきりいって米国に「大」敗北している。
その、無駄に豪華な感じ。
オスカー取ったひとは、その日だけはなにをいっても許されるみたいな開放? 感。
楽しんでいるのはプレゼンターだけで、総合司会はじつは「時間的“巻き”」に追われている―にも関わらず、、、といっていいのか、どんな風にあっても「その権威」が失われることはないという絶対的な価値。
こりゃすげぇ、と毎年思う。
敗北感を引きずりながら、、、ね。
というわけで。
今年も4時間の生放送を楽しむため、自分が持つすべての知識と、あらゆる情報を取り入れて予想をしてみた・・・のだが、情報の波に溺れてしまい、自分はメディアリテラシー能力が低いのかなって。
つーか、最近聞かないね、メディアリテラシーって。
消えるのは、もったいないと思うことばだけれどな。
まぁいいや。
ともかく、75%くらい当たったら、褒めてちょうだい。
※右端に「◎」印が自分の予想。
※※前回の予想と「若干」ちがっている。きょうが最終期限と勝手に決めたので、ぎりぎりセーフ。
<主演男優賞>
ブラッドリー・クーパー 『世界にひとつのプレイブック』
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』◎
ヒュー・ジャックマン 『レ・ミゼラブル』
ホアキン・フェニックス 『ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン 『フライト』
<主演女優賞>
ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』
エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』◎
クヮヴェンジャネ・ウォレス 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
ナオミ・ワッツ 『インポッシブル』
<助演男優賞>
アラン・アーキン 『アルゴ』
ロバート・デ・ニーロ 『世界にひとつのプレイブック』◎
フィリップ・シーモア・ホフマン 『ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』
<助演女優賞>
エイミー・アダムス 『ザ・マスター』
サリー・フィールド 『リンカーン』
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』◎
ヘレン・ハント 『The Sessions』
ジャッキー・ウィーヴァー 『世界にひとつのプレイブック』
<監督賞>
ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』
ベン・ザイトリン 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
アン・リー 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
スティーヴン・スピルバーグ 『リンカーン』◎
デヴィッド・O・ラッセル 『世界にひとつのプレイブック』
<作品賞>
『愛、アムール』
『アルゴ』◎
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『レ・ミゼラブル』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<オリジナル脚本賞>
『愛、アムール』
『ジャンゴ 繋がれざる者』◎
『フライト』
『ムーンライズ・キングダム』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<脚色賞>
『アルゴ』◎
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
<長編アニメ賞>
『メリダとおそろしの森』◎
『フランケンウィニー』
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
『The Pirates! Band of Misfits』
『シュガー・ラッシュ』
<撮影賞>
『アンナ・カレーニナ』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』◎
『007 スカイフォール』
<編集賞>
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<美術賞>
『アンナ・カレーニナ』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』◎
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
<衣装デザイン賞>
『アンナ・カレーニナ』
『レ・ミゼラブル』◎
『リンカーン』
『白雪姫と鏡の女王』
『スノーホワイト』
<メイクアップ&ヘア賞>
『ヒッチコック』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』◎
<音響編集賞>
『アルゴ』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『007 スカイフォール』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<音響調整賞>
『アルゴ』
『レ・ミゼラブル』◎
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『007 スカイフォール』
<視覚効果賞>
『ホビット 思いがけない冒険』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『アベンジャーズ』
『プロメテウス』
『スノーホワイト』
<音楽賞>
『アンナ・カレーニナ』
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『リンカーン』
『007 スカイフォール』
<歌曲賞>
“Before My Time” 『Chasing Ice』
“Everybody Needs A Best Friend” 『テッド』
“Pi's Lullaby” 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
“Skyfall” 『007 スカイフォール』◎
“Suddenly” 『レ・ミゼラブル』
<長編ドキュメンタリー賞>
『壊された5つのカメラ』
『The Gatekeepers』
『How to Survive a Plague』
『The Invisible War』◎
『シュガーマン 奇跡に愛された男』
<短編ドキュメンタリー賞>
『Inocente』
『Kings Point』
『Mondays at Racine』
『Open Heart』
『Redemption』◎
<短編アニメ賞>
『Adam and Dog』◎
『Fresh Guacamole』
『Head over Heels』
『Maggie Simpson in "The Longest Daycare"』
『Paperman』
<短編実写賞>
『Asad』
『Buzkashi Boys』◎
『Curfew』
『Death of a Shadow (Dood van een Schaduw)』
『Henry』
<外国語映画賞>
『愛、アムール』◎
『Kon-Tiki』
『No』
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
『War Witch』
※しつこいくらい、リンクしてやる
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(31)』
ん?
ふだんからカンヌ寄りっぽいことを書いているクセに、なにミーハーみたいに盛り上がっているのかって?
だってミーハーだもん。
月の多くは取材の仕事をしているが、有名人に会うことがいつになっても慣れなくて困っているくらいなんだ、年にいちどの祭典ぐらい楽しませてくれよって。
ただ。
わが国は現在、一部大作を除いて、ハリウッド産より日本産のほうが興行的成績を収めている。
大作志向/3D志向が飽きられている、単純に日本映画のほうが面白くなっている・・・などなど、いろいろいわれているけれど、それらはすべて正解であり、しかし不完全な正解なのではないかと。
ここらへんを論じると30000字くらいを要することになるので書かないが、「いち」映画小僧としては、あっちがどうだとか、こっちがどうだとかいわずに、バランスよくいこうぜ! といいたい。
偏愛家のクセしてさ、偏るな! だって。
年間何百本という映画が公開される現実を考えると、日米どっちが優れているかというのは評価し難い。
しかし。
しかし、である。
何遍もいうが、魅せるショウという点において、日本アカデミー賞や東京国際映画祭は、はっきりいって米国に「大」敗北している。
その、無駄に豪華な感じ。
オスカー取ったひとは、その日だけはなにをいっても許されるみたいな開放? 感。
楽しんでいるのはプレゼンターだけで、総合司会はじつは「時間的“巻き”」に追われている―にも関わらず、、、といっていいのか、どんな風にあっても「その権威」が失われることはないという絶対的な価値。
こりゃすげぇ、と毎年思う。
敗北感を引きずりながら、、、ね。
というわけで。
今年も4時間の生放送を楽しむため、自分が持つすべての知識と、あらゆる情報を取り入れて予想をしてみた・・・のだが、情報の波に溺れてしまい、自分はメディアリテラシー能力が低いのかなって。
つーか、最近聞かないね、メディアリテラシーって。
消えるのは、もったいないと思うことばだけれどな。
まぁいいや。
ともかく、75%くらい当たったら、褒めてちょうだい。
※右端に「◎」印が自分の予想。
※※前回の予想と「若干」ちがっている。きょうが最終期限と勝手に決めたので、ぎりぎりセーフ。
<主演男優賞>
ブラッドリー・クーパー 『世界にひとつのプレイブック』
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』◎
ヒュー・ジャックマン 『レ・ミゼラブル』
ホアキン・フェニックス 『ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン 『フライト』
<主演女優賞>
ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』
エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』◎
クヮヴェンジャネ・ウォレス 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
ナオミ・ワッツ 『インポッシブル』
<助演男優賞>
アラン・アーキン 『アルゴ』
ロバート・デ・ニーロ 『世界にひとつのプレイブック』◎
フィリップ・シーモア・ホフマン 『ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』
<助演女優賞>
エイミー・アダムス 『ザ・マスター』
サリー・フィールド 『リンカーン』
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』◎
ヘレン・ハント 『The Sessions』
ジャッキー・ウィーヴァー 『世界にひとつのプレイブック』
<監督賞>
ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』
ベン・ザイトリン 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
アン・リー 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
スティーヴン・スピルバーグ 『リンカーン』◎
デヴィッド・O・ラッセル 『世界にひとつのプレイブック』
<作品賞>
『愛、アムール』
『アルゴ』◎
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『レ・ミゼラブル』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<オリジナル脚本賞>
『愛、アムール』
『ジャンゴ 繋がれざる者』◎
『フライト』
『ムーンライズ・キングダム』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<脚色賞>
『アルゴ』◎
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
<長編アニメ賞>
『メリダとおそろしの森』◎
『フランケンウィニー』
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
『The Pirates! Band of Misfits』
『シュガー・ラッシュ』
<撮影賞>
『アンナ・カレーニナ』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』◎
『007 スカイフォール』
<編集賞>
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『リンカーン』
『世界にひとつのプレイブック』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<美術賞>
『アンナ・カレーニナ』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』◎
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
<衣装デザイン賞>
『アンナ・カレーニナ』
『レ・ミゼラブル』◎
『リンカーン』
『白雪姫と鏡の女王』
『スノーホワイト』
<メイクアップ&ヘア賞>
『ヒッチコック』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』◎
<音響編集賞>
『アルゴ』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『007 スカイフォール』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
<音響調整賞>
『アルゴ』
『レ・ミゼラブル』◎
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『007 スカイフォール』
<視覚効果賞>
『ホビット 思いがけない冒険』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『アベンジャーズ』
『プロメテウス』
『スノーホワイト』
<音楽賞>
『アンナ・カレーニナ』
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』◎
『リンカーン』
『007 スカイフォール』
<歌曲賞>
“Before My Time” 『Chasing Ice』
“Everybody Needs A Best Friend” 『テッド』
“Pi's Lullaby” 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
“Skyfall” 『007 スカイフォール』◎
“Suddenly” 『レ・ミゼラブル』
<長編ドキュメンタリー賞>
『壊された5つのカメラ』
『The Gatekeepers』
『How to Survive a Plague』
『The Invisible War』◎
『シュガーマン 奇跡に愛された男』
<短編ドキュメンタリー賞>
『Inocente』
『Kings Point』
『Mondays at Racine』
『Open Heart』
『Redemption』◎
<短編アニメ賞>
『Adam and Dog』◎
『Fresh Guacamole』
『Head over Heels』
『Maggie Simpson in "The Longest Daycare"』
『Paperman』
<短編実写賞>
『Asad』
『Buzkashi Boys』◎
『Curfew』
『Death of a Shadow (Dood van een Schaduw)』
『Henry』
<外国語映画賞>
『愛、アムール』◎
『Kon-Tiki』
『No』
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
『War Witch』
※しつこいくらい、リンクしてやる
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