Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

CLASH

2013-08-08 00:15:00 | コラム
夏休み企画として、しばらくは「映画小僧による10傑」を続けてみたい。


先日のこと。
前方を走るチャリダーが信号無視をした―直後に自動車と衝突し、派手に転倒した。

衝撃の割には怪我はたいしたことないらしく、だからそう思えたのだろうが、ほれ見たことか、、、と。

信号のことをまったく気にかけないような走りかたであったし、しかもヘッドフォンしたまま。
敢えていえば、死にたかったような突っ込みかたであった。

これで自動車に非があると断じられては気の毒だ、だからドライバーには「必要であれば、証言しますよ」といっておいた。

女子ドライバーは恐縮しまくっていたが、チャリダーの視点から見ても無法者チャリダーが多過ぎる。
ここいらへんをどうにかしないと、きちんとルールを守っているチャリダーの主張「車道でも歩道でも、我々は邪魔者扱い」に説得力が生まれないじゃないかって。


で、映画のなかの交通事故。

実際に事故に遭って苦しんでいる、あるいはそういう過去があるひとには「映画10傑なんかで、遊ぶな」と怒られるかもしれないが、
映画は映画と割り切りつつ、その惨状を見て恐ろしさを体感し、日常に反映出来るところはしようじゃないかと。安全運転しようじゃないかと。

そういえば、上京したばかりの自分に送られた「とーちゃん」からの手紙に、ふたつほど「お願い」が記されていた。

壱、金を借りるな。家族まで滅茶苦茶になる。

弐、交通事故に遭うな。悲惨このうえない。

壱・・・は、見事に破ってしまった。

ゆえに、弐くらいは守らなきゃな―と思っているのだった。

尤も事故に遭おうとして遭うものなんて、以下の映画リストのなかの一部くらいなものである。
相手が居ることなので、事故ゼロというのは「ある意味で、ラッキー」なこと、、、なのかもしれない。


※というわけで、「意図した事故」も含まれる
※あくまでも「事故」であり、カーアクションではない


(1)『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007…トップ画像)

まずは、その事故シーンを。

衝撃的ではあるので、お気をつけて。




QT印の映画としてはヒットしなかったが、傑作。

事故って快楽を得る主人公は、2位にランクインしたキャラクターたちをべつの側面で描いている―ということになるだろう。

(2)『クラッシュ』96年版

J・G・バラードの「世も末」近未来小説を、クローネンヴァーグが映像化。

性的快楽を得るために「敢えて」交通事故を起こし、車内でコトにいたる男女。
描かれる体位がすべて後背位というのが面白い。

(3)『ガープの世界』(82)

フェラチオの最中に交通事故。
男にとっても、女にとっても、これほど災難なことはない。

(4)『赤い殺意』(64)

男女の密会を写真に収めるため、車道に飛び出した女が自動車と衝突。

転倒する女はあきらかに人形なのだが、撮りかたが巧いのでゾッとする。

(5)『ショート・カッツ』(93)

群像劇のエピソードとして、事故で子どもを失った夫婦の悲劇が描かれる。
それを知らない男が、夫婦にイタズラ電話をかけ続け・・・。

(6)『クラッシュ』2004年版

自動車の衝突と人間関係の衝突をリンクさせた、技ありのオスカー受賞作。

マット・ディロンの復活はもちろんうれしかったが、サンドラ・ブロックを見直した作品でもある。

(7)『ラビット・ホール』(2012)

交通事故で子どもを失った母親が、加害者の少年に出会う。

麗しきニコール・キッドマンの悩める姿が痛切で胸を打つ。

(8)『アラビアのロレンス』(62)

冒頭で、あっけなく息絶える主人公。

ロレンスの死に場所は砂漠こそ相応しかったはずなのに、そうならないのがこの世・・・というわけか。

(9)『激突!』(71)

でっかいトレーラーが、ひとのように死んでいく最期・・・あぁそうか、スピルバーグはこれを描きたかったんだな、、、そう思った。

(10)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

このリストのなかでは、唯一微笑ましい? 事故。

未来の父親を事故から救い、代わりに自分が自動車に轢かれた主人公は、それがきっかけで未来の母親と出会う。

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明日のコラムは・・・

『いつかは眼鏡を、、、』

コメント (4)
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