なんの番組だったか・・・バラエティで有吉弘行が、先輩のダチョウ倶楽部・上島竜兵とのエピソードとして、
スナックにボトルキープされていた上島の焼酎を呑み切り
↓
代わりに「ただの水」を入れておいた
↓
本人は気づかずに、それを水割りにして呑む
↓
単なる「冷たい水」なのに、上島は数時間でベロンベロンになった
・・・という話をしていて、爆笑しつつも、あり得る話だなぁと。
というのも最近、アルコール飲料に近づけたノンアルコール飲料を呑んだのだが、
あれれ、これはそーとーアルコール飲料に近いじゃないかと驚いたから。
(自動車を運転しないので)ノンアルコール飲料で我慢をする―というシチュエーションは訪れず、
ゆえに、これだけ話題になっていたノンアルコール飲料を試す機会がなかったのだ。
思い出すのは、数十年前に発売された「ビール味のノンアルコール飲料」バービカン。
※CMはフミヤの印象が強いけれど、永ちゃんでいってみようか。
しかし、えれー小さい缶だったのね。缶コーヒーのサイズじゃん。
これが、そーとーまずかった。
悪い意味でインパクト大だったため、時代が変わってもその程度だろうと思っていた。
いやいやしかし。
映画の3D技術と同じようなものなのかもしれない、
進化というものは凄まじいが、「ホンモノ」に近づけるためには苦労も厭わない野心家が多い、、、ということだろうか、
改良に改良を重ね、ついに「ほぼビール」を完成させたと。
清涼感、のどごし、ともに完璧。
一杯目ならば騙されないが、四~五杯目にこれを出されたとしたら、
あー美味い美味いといって、ゴキゲンになっている可能性が「かなり」高い。
銘柄を当ててみせる「効き煙草」は得意だが、
酔った状態で「効きビール」出来るほど、質のいい舌や喉? の持ち主ではないものでね。
だから少なくとも、自分は騙されると思う。
ベロンベロンになった上島の話を「分かる分かる」とはいわないが、「あり得る」んじゃないかと。
実際はちがうのに、「それ」に近づけること―モノスゴ広義の意味で捉えれば、これは仮想現実といえるものなのではないか。
バーチャルは批判されることも多いけれど、酔った気分にさせてくれるバーチャルは悪くない。
そんなバーチャルを体現するのが、俳優という職業だろう。
アルコールの話でつなげれば、酔っていないのに酔っているように見せる。
志村けんの泥酔演技なんて殿堂入り? だと思うが、映画の世界でいえばチャンピオンは『MONDAY』(2000…トップ画像)の堤真一で決まり。
それ以前よりインディーズで活躍していたひとだが、自分はこの映画の泥酔演技で俳優と認識した。
志村喬や三船敏郎の泥酔演技も抜群だが、これに関しては堤のほうが上。
この映画のキャッチコピーは、「飲んだら、無敵。」。
あのグラスに入っていたものは、単なる水か、あるいは、アルコール飲料に近づけたノンアルコール飲料だったのか。
ほんとうにアルコールだった・・・というオチもあり得るが、いやいや、あれが堤の実力なのだと思う。
この映画以降、堤は売れっ子として羽ばたいていくことになる。
映画関係者の多くが、極まった仮想現実演技に感心し、沢山のオファーを出したにちがいない。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『くちびるから散弾銃』
スナックにボトルキープされていた上島の焼酎を呑み切り
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代わりに「ただの水」を入れておいた
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本人は気づかずに、それを水割りにして呑む
↓
単なる「冷たい水」なのに、上島は数時間でベロンベロンになった
・・・という話をしていて、爆笑しつつも、あり得る話だなぁと。
というのも最近、アルコール飲料に近づけたノンアルコール飲料を呑んだのだが、
あれれ、これはそーとーアルコール飲料に近いじゃないかと驚いたから。
(自動車を運転しないので)ノンアルコール飲料で我慢をする―というシチュエーションは訪れず、
ゆえに、これだけ話題になっていたノンアルコール飲料を試す機会がなかったのだ。
思い出すのは、数十年前に発売された「ビール味のノンアルコール飲料」バービカン。
※CMはフミヤの印象が強いけれど、永ちゃんでいってみようか。
しかし、えれー小さい缶だったのね。缶コーヒーのサイズじゃん。
これが、そーとーまずかった。
悪い意味でインパクト大だったため、時代が変わってもその程度だろうと思っていた。
いやいやしかし。
映画の3D技術と同じようなものなのかもしれない、
進化というものは凄まじいが、「ホンモノ」に近づけるためには苦労も厭わない野心家が多い、、、ということだろうか、
改良に改良を重ね、ついに「ほぼビール」を完成させたと。
清涼感、のどごし、ともに完璧。
一杯目ならば騙されないが、四~五杯目にこれを出されたとしたら、
あー美味い美味いといって、ゴキゲンになっている可能性が「かなり」高い。
銘柄を当ててみせる「効き煙草」は得意だが、
酔った状態で「効きビール」出来るほど、質のいい舌や喉? の持ち主ではないものでね。
だから少なくとも、自分は騙されると思う。
ベロンベロンになった上島の話を「分かる分かる」とはいわないが、「あり得る」んじゃないかと。
実際はちがうのに、「それ」に近づけること―モノスゴ広義の意味で捉えれば、これは仮想現実といえるものなのではないか。
バーチャルは批判されることも多いけれど、酔った気分にさせてくれるバーチャルは悪くない。
そんなバーチャルを体現するのが、俳優という職業だろう。
アルコールの話でつなげれば、酔っていないのに酔っているように見せる。
志村けんの泥酔演技なんて殿堂入り? だと思うが、映画の世界でいえばチャンピオンは『MONDAY』(2000…トップ画像)の堤真一で決まり。
それ以前よりインディーズで活躍していたひとだが、自分はこの映画の泥酔演技で俳優と認識した。
志村喬や三船敏郎の泥酔演技も抜群だが、これに関しては堤のほうが上。
この映画のキャッチコピーは、「飲んだら、無敵。」。
あのグラスに入っていたものは、単なる水か、あるいは、アルコール飲料に近づけたノンアルコール飲料だったのか。
ほんとうにアルコールだった・・・というオチもあり得るが、いやいや、あれが堤の実力なのだと思う。
この映画以降、堤は売れっ子として羽ばたいていくことになる。
映画関係者の多くが、極まった仮想現実演技に感心し、沢山のオファーを出したにちがいない。
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明日のコラムは・・・
『くちびるから散弾銃』