Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ペット、ショップ、ボーイズ

2013-08-07 00:15:00 | コラム
某日―。

友人宅に遊びに行き、彼が飼っているカメレオンと初対面する。

爬虫類が苦手なひとは見るだけでも「イヤ!」といいそうだが、じつに「人馴れ」していて可愛い。

「俺でも飼える?」
「ちょっと無理かな、お前の日常生活の話を聞いていると」
「どのへんが?」
「取材で家に居ないこと多いっぽいし」
「まあね」
「温度管理でしょ、それに、水槽のなかは霧吹きで湿らせてあげる必要があるし、なかなかに手がかかる」
「そうかー」


実家では、文鳥、チャボを飼っていた。
独り暮らしを始めて以降は、十姉妹とハムスターを。

なるほど、あまり手のかからない子たちばかりだった。
カメレオンは、そもそも高額だし、友人はフクロウなども飼っていた上級者である、自分には無理な話だろう。

仕方なく? 映画に登場する動物たちを自分が飼う―という夢想に耽ることにした。
自分の場合は、それで充分なんじゃないか。
自身が生きるので精一杯だし、こころの潤いはビールで、こころの安らぎはエロ本で―のほうが、オメーにあっているだろ、、、なんて。


(1)ワンちゃん…『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

エメット・ブラウンの愛犬、アインシュタイン。
世界で最初にタイムスリップを経験しているのに、そのことに気づいていない。

もあもあ? していて、触り心地よさそう。

(2)ニャーさん…『魔女の宅急便』(89)

黒猫ジジ。
海を見ても「でっかい水たまりじゃんか」なんていう、ちょっと生意気な感じがいい。

自分がジジと話せる能力があるのかは、またべつの話だ。

(3)ワンちゃん…『アイ・アム・レジェンド』(2007)

「地球最後の男」に寄り添う、シェパードのサム。

いちばん好きな犬がシェパードでね、一緒にジョギングしたいという夢はずっと持っている。

(4)ブーちゃん…『ベイブ』(95…トップ画像)

子豚ベイブ。
牧羊豚として、がんばるがんばる。

ちなみに。
映画史上で、CGの使いかたが「最もスマート」だと個人的に思っているのが、この作品だったりする。

(5)? …『グレムリン』(84)

ギズモちゃん。
実際には存在しないわけだが、歌を歌うところなんか最高に可愛い。

しかし。
上級者であっても、3つの約束を破らないでいるのは難儀だと思われ・・・。

(6)ガンちゃん…『グース』(96)

鳥は鳥でも、なんと渡り鳥。
だから映画では、グライダーを使って彼ら彼女らに「渡り」を学ばせようとする。

ちょっと金がかかり過ぎて、無理だねぇ。

(7)ワンちゃん…『ロッキー』(76)

前述したが、こういうワンちゃんとジョギングしたいのだ。

(8)金魚…『アメリ』(2001)

水槽の金魚がダイブし、アメリ驚愕! みたいな。

だが、このリストのなかでは最も現実的というか、かーちゃんが好きだったからね、手はかからないし、驚異的な生命力を持っている(場合もある)し、そうか、金魚がいいな。

(9)ワンちゃん…『セブン』(95)

捜査で疲れ切ったブラッド・ピットが帰宅後、彼ら彼女らと「はしゃぎまくる」シーンが微笑ましい。

(10)ワンちゃん…『キューティ・ブロンド』(2001)

チワワ。

しかしだね、飼ったとして、これほど自分らしくない犬種もないだろう、、、と思われ。


こう並べてみると、ワンちゃんが圧倒的に強い。
強い? というか、単に「ワンちゃん飼いたい願望」というものを幼少期からずっと抱いていたものでね、
まずは自分が経済的に余裕を持ち、そこそこの庭があるところに引っ越してから―の話だろう。


※『アメリ』は、サウンドトラックも素晴らしかった




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コメント (4)
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