15年前は、万年筆を持ち、手書きでシナリオを仕上げていた。
苦とは思わず、それが当然、、、という感じで。
しばらくすると「ペンだこ」が出来た。
なんだか「モノカキ」になった気分がして、とても心地よかった。
10年ほど前にパソコンを買った。
原稿などをワードで仕上げることが多くなり、「ペンだこ」はいつの間にか消えていた。
モノカキとして喰えるようになる以前は、主に肉体労働系のアルバイトで生活費を稼いでいた。
「ペンだこ」は消えたが、重い作業道具などをよく使うことから、労働者階級の証? っぽい「たこ」がいくつも出来た。
現在は、それも消えている。
顔や身体に人生が刻まれるというが、なくなってしまうものもあるのだねぇ・・・。
じゃあ指先がキレイなのかというと、そんなわけもない。
強力なハンドソープで洗っても、日々のザーメンは落ち切らない―そのくらいムスコを酷使しているわけだが、
女子はよく「手のキレイなひとが好き」とか、いうんだよね。
そう発されたあと、なんとなく手を見えないようにしてしまう自分。
うん、自信がない。
あるわけが、ない。
「髪の毛とか、それこそ身体とか触られるわけだから、キレイであればあるほどいい」なんていわれると、萎縮しちゃうぜコノヤロウ!!
というわけで、月初めの恒例っぽくなってきた「映画の10傑」、今宵は「映画のなかで印象に残る手、あるいは指先」を選出してみた。
自己主張する、手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・・・。
あなたはどんな手に、魅かれますか―?
(1)『アラビアのロレンス』(62…トップ画像)
マッチの炎にどこまで耐えられるか―ここにロレンスのキャラクターが集約されているし、なんとなくセクシーにも感じられて素晴らしい。
(2)『レザボア・ドッグス』(92)
ミスター・ピンク(スティーブ・ブシェーミ)による、「お涙、頂戴か? 哀しいメロディでも弾こうか?」のシーン。
(3)『クライング・ゲーム』(92)
歌姫? デイルの歌う『クライング・ゲーム』、その振り付けで強調される手の動き。
彼女? の指の太さは映画の「秘密を解く鍵」とされたが、それ以前に秘密が漏れに漏れて、みんな「すべてを知った状態」で映画と対峙したのだった。
(4)『キャリー』(76)
「おまけ」ともいえる、最後の最後に待っているショッキングシーン。
(5)『羊たちの沈黙』(91)
檻に囚われたレクター博士の指と、クラリスの指が一瞬だけ触れる。
(6)『やわらかい手』(2007)
神の手による、男への慰め。
まさか、(現在の)マリアンヌ・フェイスフルが風俗嬢を演じるなんて。
おそらくキャスティングの時点で「勝ち」が見えた快作。
(7)『裸の島』(60)
乙羽信子と殿山泰司、その労働の手。
(8)『キューティ・ブロンド』(2001…文末動画参照)
落ち込むとネイルサロンに駆け込むヒロイン。
いろいろ綻びは散見されるが、これほど元気が出る映画も珍しいので無問題。
(9)『シザーハンズ』(90)
変化球を一本。
愛するものを抱きしめたいのに、それが出来ない。
切ない・・・。
ウィノナ・ライダーが、キャリアのなかで最もキュートだったころの佳作。
(10)『セブン』(95)
犯人ジョン・ドゥは、指紋を残さないため指先の皮膚を削ぎ落としているのだ!!
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『シックス・センスはないはずだが・・・』
苦とは思わず、それが当然、、、という感じで。
しばらくすると「ペンだこ」が出来た。
なんだか「モノカキ」になった気分がして、とても心地よかった。
10年ほど前にパソコンを買った。
原稿などをワードで仕上げることが多くなり、「ペンだこ」はいつの間にか消えていた。
モノカキとして喰えるようになる以前は、主に肉体労働系のアルバイトで生活費を稼いでいた。
「ペンだこ」は消えたが、重い作業道具などをよく使うことから、労働者階級の証? っぽい「たこ」がいくつも出来た。
現在は、それも消えている。
顔や身体に人生が刻まれるというが、なくなってしまうものもあるのだねぇ・・・。
じゃあ指先がキレイなのかというと、そんなわけもない。
強力なハンドソープで洗っても、日々のザーメンは落ち切らない―そのくらいムスコを酷使しているわけだが、
女子はよく「手のキレイなひとが好き」とか、いうんだよね。
そう発されたあと、なんとなく手を見えないようにしてしまう自分。
うん、自信がない。
あるわけが、ない。
「髪の毛とか、それこそ身体とか触られるわけだから、キレイであればあるほどいい」なんていわれると、萎縮しちゃうぜコノヤロウ!!
というわけで、月初めの恒例っぽくなってきた「映画の10傑」、今宵は「映画のなかで印象に残る手、あるいは指先」を選出してみた。
自己主張する、手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・手・・・。
あなたはどんな手に、魅かれますか―?
(1)『アラビアのロレンス』(62…トップ画像)
マッチの炎にどこまで耐えられるか―ここにロレンスのキャラクターが集約されているし、なんとなくセクシーにも感じられて素晴らしい。
(2)『レザボア・ドッグス』(92)
ミスター・ピンク(スティーブ・ブシェーミ)による、「お涙、頂戴か? 哀しいメロディでも弾こうか?」のシーン。
(3)『クライング・ゲーム』(92)
歌姫? デイルの歌う『クライング・ゲーム』、その振り付けで強調される手の動き。
彼女? の指の太さは映画の「秘密を解く鍵」とされたが、それ以前に秘密が漏れに漏れて、みんな「すべてを知った状態」で映画と対峙したのだった。
(4)『キャリー』(76)
「おまけ」ともいえる、最後の最後に待っているショッキングシーン。
(5)『羊たちの沈黙』(91)
檻に囚われたレクター博士の指と、クラリスの指が一瞬だけ触れる。
(6)『やわらかい手』(2007)
神の手による、男への慰め。
まさか、(現在の)マリアンヌ・フェイスフルが風俗嬢を演じるなんて。
おそらくキャスティングの時点で「勝ち」が見えた快作。
(7)『裸の島』(60)
乙羽信子と殿山泰司、その労働の手。
(8)『キューティ・ブロンド』(2001…文末動画参照)
落ち込むとネイルサロンに駆け込むヒロイン。
いろいろ綻びは散見されるが、これほど元気が出る映画も珍しいので無問題。
(9)『シザーハンズ』(90)
変化球を一本。
愛するものを抱きしめたいのに、それが出来ない。
切ない・・・。
ウィノナ・ライダーが、キャリアのなかで最もキュートだったころの佳作。
(10)『セブン』(95)
犯人ジョン・ドゥは、指紋を残さないため指先の皮膚を削ぎ落としているのだ!!
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『シックス・センスはないはずだが・・・』