Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画的開花

2015-04-04 05:57:19 | コラム
月はじめ恒例の「映画の10傑」シリーズ、今月の最後は、花見の時期にあわせて「映画と花」について。

あすの夜に花見を計画しているのだが・・・
きのうは風が強かったし、きょうは微妙な天気だし、ちょっと厳しいかも。

まぁ花見など呑むための口実に過ぎず、見上げたとしても最初の10秒程度だから、散っていても構わないのだけれども。

「映画と花」については、同姓の植物学者が居る(=牧野富太郎)、「(どうしても)花の名前を覚えられない」などのテーマから、何度かコラムにしてきた。


以下に挙げた10本の映画に登場する花々は、そんな花音痴の自分でも印象に残るものばかり。

・・・とはいえ、花の種類までいい当てられないものも含まれる。

それは、ほら、あれだ、ヒトは完璧じゃない? ってことで汗汗


(1)『エイジ・オブ・イノセンス』(93)

スコセッシの映画のなかで、最も美しいオープニング・クレジット。

手がけるのは、ソール・バス。




(2)『それから』(85)

物語の鍵ともなっている花たち。

とくに、百合が印象的。

百合くらいは、自分だって分かるのである。

ちなみに今月より、朝日新聞紙上で『それから』の再掲載が始まっている。

まったくムダのない文章に、打たれっ放しの自分なのであった。

(3)『街の灯』(31…トップ画像)

この自然な出会いのシーンは、約1年をかけて生まれた。

(4)『3-4X10月』(90)

極楽鳥という花。



(5)『ツイン・ピークス劇場版』(92)

真っ赤なオバサンの胸には、青いバラが。



わけがわからん。

いいかげんにしてくれ、リンチよ・・・と思った笑

(6)『ひまわり』(70)

こんなに美しいのにね、なんて切ない物語なのだろう。

(7)『タクシードライバー』(76)

この映画に花なんて・・・?

いやいや、登場します。

枯れた花が。

送り返される、ベッツィへの花束。
枯れていくにつれイヤな臭いが部屋に充満していったため、トラビスは自宅で燃やしてしまうのだった。

彼のスイッチがONになるのは、これ以降のこと。

(8)『ターミネーター2』(91)

バラを包む箱のなかには、ショットガンがひとつ。

(9)『マグノリア』(99)

映像として花が登場するのは、オープニングクレジットのみ。

しかし登場人物に、様々な花の名前が冠されている。



(10)『椿三十郎』(62)

この椿を際立たせるために、黒澤はカラー化を強く望んでいた。

しかし、この大監督を納得させるだけの発色が実現しなかったため、結局はモノクロームで表現することになったのである。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『おもてなし』

コメント (2)
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