Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別篇(1)MOMMY!

2015-04-27 05:48:59 | コラム
本日よりしばらくは、黄金週間特別篇として、もはや自分だけが楽しんでいるかもしれない「映画の10傑」シリーズを展開。

高校生の自慰くらいやっているために、すぐに思い浮かぶような10傑はすべて展開済み。

しかし。
ここからですよ、映画小僧の本領発揮は! と、自分を励まして飛ばしていこうと思う。

最初の数日間は、家族のキャラクターでやってみよう。
きょうは、「母親のキャラクター10傑」。


公開されたばかりの映画で、『MOMMY/マミー』という作品がある。

まだ20代だという鬼才、グザビエ・ドランの新作。
多動性障害を患う息子を育てる、シングルマザーの物語。

たとえばアンケートを取れば、この作品であったり『母べえ』(2007)であったり、強くて、愛が深くて、やっぱり母親は偉大だ!! というキャラクターが上位を独占すると思う。
自分も「ややマザコン」の部類に入るだろうから、そこに異は唱えない。
唱えないけれども、この10傑はあくまでも「印象に残るママ」なので、それを第一義にして選出してみた結果、自分のランキングはこうなった。


(1)『サイコ』(60…トップ画像)

息子を完全に支配するママ。

もう50年以上前の作品なのに、初見のひとは、きっとびっくりするであろう。

(2)『シリアル・ママ』(94)

勝つためだったら、(裁判中に)パンツくらい見せてやるわよ。

(3)『グッドフェローズ』(90)

トミー(ジョー・ペシ)のママ。



演じるのは、なんとスコセッシの実の母親である。

似てる!! 

(4)『家族ゲーム』(83)

由紀さおりが快演。

「かあさん、ゴキブリ」
「えっ、ゴキブリ!?」

(5)『キャリー』(76)

『サイコ』のように娘を支配しようとするが、失敗。

リメイク版のジュリアン・ムーアもよかったけれど、オリジナルのパイパー・ローリーのほうが不気味で怖かった。

(6)『グーニーズ』(85)

犯罪者一家のボス。

悪いヤツなんだけど、あの風貌だから憎めない。

(7)『エイリアン2』(86)

リプリーもすごいが、エイリアン・クィーンにだって愛はある。



この卵、全部を守ろうとするのだもの。

(8)『愛を乞うひと』(98)

憎くて殴っていたわけじゃないんだよ、きっと。

大好きな映画だが、観るのはつらい。

(9)『ワイルド・アット・ハート』(90)

狂人ママ。



逃げたくなる娘のほうが正常だろう。

(10)『誰も知らない』(2004)

しょーもないママをYOUが好演。

この映画の主題歌も、胸に刺さるものがあった。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『黄金週間特別篇(2)DADDY!』

コメント (2)
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