新歓コンパや花見の時期なので、酒の話を。
まぁそんなものはイイワケに過ぎず、酒について書きたいから書くのだけれども。
深刻な二日酔いを経験したことがない。
翌朝「ヤバイかも…」と思ったら迎い酒をしてしまうので、なんとなくそれでやり過ごせる、、、って、ダメじゃん!
ここ10年、吐くこともしない。
酒量が減ったのではなく、呑みかたを心得たということだと思う。
毎日「家呑み」していればね、自分にとっての気持ちのよい酔いかたくらいは分かるものですよ。
同年代にして未だ「一気勝負」みたいなことを仕掛けてくるヤツが居るが、そういう挑発には一切乗らない。
こっちは酒を美味しく、楽しく呑みたいだけなのだから。
幹事をよく引き受けるので、店はよく知っているほうだと思う。
もう少し若いころは皆が貧乏だから大衆居酒屋で充分であったが、40代だものね、洒落た店のひとつやふたつは知っておいたほうがいいし。
酔うとどうなるのかって?
ヘラヘラニタニタしている地顔が、「さらに」ヘラヘラニタニタ顔になる。
ろれつが、完全に回らなくなる。
・・・くらいかな。
ひとにからむことはしない。
からむべき相手? が居たら、そりゃあからむけれども。
―と、ここまでの文章を、半分酔いながら書いた。
半分ね、半分。
完全に酔えば寝てしまうだろうし、「半分酔う」が文章を壊さないぎりぎりのラインだから。
そういえば自分、ヤケザケ(自棄酒)の経験もない。
失恋で、、、というのはあったが、ヤケになっていたわけではないし。
ヤケになったときは、「ヤケグイ」のほうが性にあっているような気がする。
酒はあくまでも、美味しく、楽しく呑みたいから。
以下は、自分にとって印象に残る「映画と飲酒」。
基本、家でのブルーレイ鑑賞においても映画の場合は飲酒出来ないのだが、
こういうタイプの映画にかぎっては、おおいに酔いながら観るのも「あり。」なのかもしれない。
(1)『酔いどれ天使』(48…トップ画像)
観ていないひとは三船のキャラクターを指していると勘違いしているが、いやいや、志村喬が天使なのだよ。
(2)『MONDAY』(2000)
酔った演技で競う大会があったとすれば、日本代表は堤真一で決まり。
そして世界大会でも、確実に上位に食い込むだろう。
(3)『リービング・ラスベガス』(95)
アルコールに溺れて死ぬと決めた脚本家の物語は、ひどく後ろ向きなようでいて、ある意味では前向きなのである。
それを理解してくれる、エリザベス・シューのようなヒロインが寄り添ってくれるのだから。
(4)『荒野の千鳥足』(71)
知られざる怪作。
ニューシネマの影響を色濃く受けている豪州の映画で、ビールを麻薬のように描いているところが面白い。
(5)『アマデウス』(84)
ワインを呑みながら作曲をするモーツァルト。
ねぇ、ほら、呑みながら創作をすると調子いいんだって!!
・・・って、天才と自分を同列で語るなってね。
(6)『サイドウェイ』(2004)
ワインと恋愛と人生を、ロードムービーのスタイルで描く。
デートムービーとしてオススメ出来る一品。
(7)『酔拳』(78)
酔えば酔うほど強くなる。
ガキのころは、実際にそういう拳法があると思っていた。
(8)『街の灯』(31)
酔ったときだけ「親友」扱いし、酔いが醒めると「赤の他人」扱いをする。
踏んだり蹴ったりのチャーリーだが、それでもめげない。
(9)『酒とバラの日々』(62)
アル中の物語だが、素敵に最強なタイトルなので。
堤真一が負けるとしたら、リー・レミックの鬼気迫る泥酔演技だと思う。
(10)『ブレードランナー』(82)
孤独なデッカードによくあう、ウイスキー。
グラスも印象的であり、デザイナーのビンセント・ベガさんのサイトでは、このレプリカグラスが販売されている。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『映画的開花』
まぁそんなものはイイワケに過ぎず、酒について書きたいから書くのだけれども。
深刻な二日酔いを経験したことがない。
翌朝「ヤバイかも…」と思ったら迎い酒をしてしまうので、なんとなくそれでやり過ごせる、、、って、ダメじゃん!
ここ10年、吐くこともしない。
酒量が減ったのではなく、呑みかたを心得たということだと思う。
毎日「家呑み」していればね、自分にとっての気持ちのよい酔いかたくらいは分かるものですよ。
同年代にして未だ「一気勝負」みたいなことを仕掛けてくるヤツが居るが、そういう挑発には一切乗らない。
こっちは酒を美味しく、楽しく呑みたいだけなのだから。
幹事をよく引き受けるので、店はよく知っているほうだと思う。
もう少し若いころは皆が貧乏だから大衆居酒屋で充分であったが、40代だものね、洒落た店のひとつやふたつは知っておいたほうがいいし。
酔うとどうなるのかって?
ヘラヘラニタニタしている地顔が、「さらに」ヘラヘラニタニタ顔になる。
ろれつが、完全に回らなくなる。
・・・くらいかな。
ひとにからむことはしない。
からむべき相手? が居たら、そりゃあからむけれども。
―と、ここまでの文章を、半分酔いながら書いた。
半分ね、半分。
完全に酔えば寝てしまうだろうし、「半分酔う」が文章を壊さないぎりぎりのラインだから。
そういえば自分、ヤケザケ(自棄酒)の経験もない。
失恋で、、、というのはあったが、ヤケになっていたわけではないし。
ヤケになったときは、「ヤケグイ」のほうが性にあっているような気がする。
酒はあくまでも、美味しく、楽しく呑みたいから。
以下は、自分にとって印象に残る「映画と飲酒」。
基本、家でのブルーレイ鑑賞においても映画の場合は飲酒出来ないのだが、
こういうタイプの映画にかぎっては、おおいに酔いながら観るのも「あり。」なのかもしれない。
(1)『酔いどれ天使』(48…トップ画像)
観ていないひとは三船のキャラクターを指していると勘違いしているが、いやいや、志村喬が天使なのだよ。
(2)『MONDAY』(2000)
酔った演技で競う大会があったとすれば、日本代表は堤真一で決まり。
そして世界大会でも、確実に上位に食い込むだろう。
(3)『リービング・ラスベガス』(95)
アルコールに溺れて死ぬと決めた脚本家の物語は、ひどく後ろ向きなようでいて、ある意味では前向きなのである。
それを理解してくれる、エリザベス・シューのようなヒロインが寄り添ってくれるのだから。
(4)『荒野の千鳥足』(71)
知られざる怪作。
ニューシネマの影響を色濃く受けている豪州の映画で、ビールを麻薬のように描いているところが面白い。
(5)『アマデウス』(84)
ワインを呑みながら作曲をするモーツァルト。
ねぇ、ほら、呑みながら創作をすると調子いいんだって!!
・・・って、天才と自分を同列で語るなってね。
(6)『サイドウェイ』(2004)
ワインと恋愛と人生を、ロードムービーのスタイルで描く。
デートムービーとしてオススメ出来る一品。
(7)『酔拳』(78)
酔えば酔うほど強くなる。
ガキのころは、実際にそういう拳法があると思っていた。
(8)『街の灯』(31)
酔ったときだけ「親友」扱いし、酔いが醒めると「赤の他人」扱いをする。
踏んだり蹴ったりのチャーリーだが、それでもめげない。
(9)『酒とバラの日々』(62)
アル中の物語だが、素敵に最強なタイトルなので。
堤真一が負けるとしたら、リー・レミックの鬼気迫る泥酔演技だと思う。
(10)『ブレードランナー』(82)
孤独なデッカードによくあう、ウイスキー。
グラスも印象的であり、デザイナーのビンセント・ベガさんのサイトでは、このレプリカグラスが販売されている。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『映画的開花』