自分には兄も弟も居ないけれど、小さいころは弟がほしいかな、、、と思っていた(ような気がする)。
最近はずっと姉と仲がいいので、結果的には要らなかったのだろうが。
先日の帰省時―。
父親に、こんなことをいわれた。
「うちの家系は多産なんだ。そういう素質があるのに、嫁さんももらわず、子どもを作らないっていうのは…」云々。
・・・・・。
まぁ、分かる。
いっていることも、父親の思いも。
でもなぁ。
こればっかりは、なぁ。
2年ぶりの帰省なので喧嘩してもしょうがないから、途中からはいい返すことをせず、笑って聞き流していたけれども。
えぇ、ヘラヘラしているように見える自分でも、そこそこの悩みはあるわけですよ。
以下、自分のなかで印象に残る「映画のなかの、兄あるいは弟」の10傑。
沢山子ども作って、兄や弟の物語の端役になりたい―と思う気持ちだってあるけれどもね・・・。
(1)『ロッキー』(76)
エイドリアンの兄、ポーリー。
酒呑み。
皮肉屋。
ひどい僻み根性の持ち主。
妹をいじめるダメダメな兄貴だが、なぜか憎めないのだよなぁ。
(2)『レイジング・ブル』(80…トップ画像)
ボクシング映画が上位を独占。
嫁でさえ信用出来ない兄(デ・ニーロ)にとって、弟(ジョー・ペシ)だけが、自分とこの世界をつなげてくれる唯一の存在であったろう。
(3)『ダイハード』(88)
犯罪者のボス、ハンスの右腕っぽい存在のカール(アレクサンダー・ゴドノフ)だが、弟が殺されたことを知ると、ハンスのいうことさえ聞かなくなる。
(4)『バックドラフト』(91)
消防士の兄弟を描いたオールスター映画。
カート・ラッセルが父と兄の二役を熱演、はじめて俳優さんと思えた。
※観たことがないひとでも、この曲は知っているでしょう。
(5)『レインマン』(88)
自閉症の兄レイモンドと、イケイケでジコチューの弟チャーリー。
最後の最後で、やっとチャーリーはサングラスを外してレイモンドを見るのであった。
ダスティン・ホフマンより、トム・クルーズのほうを褒めたい。
(6)『用心棒』(61)
ちょっと頭の足りない亥之吉(加東大介)を兄に持つ卯之助(仲代達矢)は、たいへんなキレ者。
ピストルを小道具としたところも、二重丸だったと思う。
(7)『ファースト・ミッション』(85)
『レインマン』の香港版といったらいいのか、
こちらは知的障害を持つ兄(サモ・ハン・キンポー)と、刑事の弟(成龍)の物語。
個人的には、『レインマン』より泣けるけど。
(8)『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(88)
こちらは変化球。
ほんとうは恋人同士のワンダ(ジャイミー・リー・カーティス)とオットー(ケビン・クライン)だが、兄と妹を装う。
このころのジャイミー、ほんとうに素敵。
(9)『ユリイカ』(2001)
実際の兄妹である宮崎将と宮崎あおいが演じる、兄と妹の物語。
妹ばっかり注目されたが、将くんも悪くなかった。
(10)『ギルバート・グレイプ』(93)
この映画でレオくんとジョニデを覚えたひとも多かったろう。
知的障害を持つ弟レオくんも熱演だが、孤独と焦燥感を表現した兄ジョニデも素晴らしかった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(4)SISTER!』
最近はずっと姉と仲がいいので、結果的には要らなかったのだろうが。
先日の帰省時―。
父親に、こんなことをいわれた。
「うちの家系は多産なんだ。そういう素質があるのに、嫁さんももらわず、子どもを作らないっていうのは…」云々。
・・・・・。
まぁ、分かる。
いっていることも、父親の思いも。
でもなぁ。
こればっかりは、なぁ。
2年ぶりの帰省なので喧嘩してもしょうがないから、途中からはいい返すことをせず、笑って聞き流していたけれども。
えぇ、ヘラヘラしているように見える自分でも、そこそこの悩みはあるわけですよ。
以下、自分のなかで印象に残る「映画のなかの、兄あるいは弟」の10傑。
沢山子ども作って、兄や弟の物語の端役になりたい―と思う気持ちだってあるけれどもね・・・。
(1)『ロッキー』(76)
エイドリアンの兄、ポーリー。
酒呑み。
皮肉屋。
ひどい僻み根性の持ち主。
妹をいじめるダメダメな兄貴だが、なぜか憎めないのだよなぁ。
(2)『レイジング・ブル』(80…トップ画像)
ボクシング映画が上位を独占。
嫁でさえ信用出来ない兄(デ・ニーロ)にとって、弟(ジョー・ペシ)だけが、自分とこの世界をつなげてくれる唯一の存在であったろう。
(3)『ダイハード』(88)
犯罪者のボス、ハンスの右腕っぽい存在のカール(アレクサンダー・ゴドノフ)だが、弟が殺されたことを知ると、ハンスのいうことさえ聞かなくなる。
(4)『バックドラフト』(91)
消防士の兄弟を描いたオールスター映画。
カート・ラッセルが父と兄の二役を熱演、はじめて俳優さんと思えた。
※観たことがないひとでも、この曲は知っているでしょう。
(5)『レインマン』(88)
自閉症の兄レイモンドと、イケイケでジコチューの弟チャーリー。
最後の最後で、やっとチャーリーはサングラスを外してレイモンドを見るのであった。
ダスティン・ホフマンより、トム・クルーズのほうを褒めたい。
(6)『用心棒』(61)
ちょっと頭の足りない亥之吉(加東大介)を兄に持つ卯之助(仲代達矢)は、たいへんなキレ者。
ピストルを小道具としたところも、二重丸だったと思う。
(7)『ファースト・ミッション』(85)
『レインマン』の香港版といったらいいのか、
こちらは知的障害を持つ兄(サモ・ハン・キンポー)と、刑事の弟(成龍)の物語。
個人的には、『レインマン』より泣けるけど。
(8)『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(88)
こちらは変化球。
ほんとうは恋人同士のワンダ(ジャイミー・リー・カーティス)とオットー(ケビン・クライン)だが、兄と妹を装う。
このころのジャイミー、ほんとうに素敵。
(9)『ユリイカ』(2001)
実際の兄妹である宮崎将と宮崎あおいが演じる、兄と妹の物語。
妹ばっかり注目されたが、将くんも悪くなかった。
(10)『ギルバート・グレイプ』(93)
この映画でレオくんとジョニデを覚えたひとも多かったろう。
知的障害を持つ弟レオくんも熱演だが、孤独と焦燥感を表現した兄ジョニデも素晴らしかった。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『黄金週間特別篇(4)SISTER!』