たいたにっ「く」→「く」りやまちあき(栗山千明)
好きな女優のベストテンなどを展開する場合、入りそうで入らないひとって沢山居る。
そのひとりが栗山千明、かな。
好きなんだけどね。
厳密にいえば、2000年前後の彼女が・・・って、それは女子高生役が多かったから、、、なのかもしれないので、それは単に女子高生が好きということなのか。
いやでも、あのころの彼女はたしかに魅力的だった。
もちろん、いまでも魅力的ですよ。
ただ、当時の「あぁ、こういう子になら、ちょっといじめられてもいいかも…」という思いが、現在の彼女には持ち難い。
柴咲コウがいい放った「死ねよ、ブス!」には負けるが、それでも鮮烈な印象を残した『バトル・ロワイアル』(2000)、
「あたしと、ヤリたいの?」といい、男を殺していくゴーゴー夕張を演じた『キル・ビル Vol.1』(2003)。
栗山千明といえばこのふたつで、あれから10年以上を経過しているのに、これを超える作品に出会っていない。
現在30歳、ジュニアモデルとして小学生のころから活躍。
観直して気づいたが、95年の『GONIN』では竹中直人の娘を演じていた。
あの、殺されてしまう女の子ね。
当時は10歳、面影があるといえばあるともいえるし・・・でも、こんなに美人になるとは思わなかった。
99年、ホラー映画『死国』で本格デビューを飾る。
殺しかたがプロレス技みたいだったし、同時上映(=『リング2』)がクソつまらなかったので、まあまあ楽しめた。
じつはこのころに、映画スタッフをやっている友人から「インタビューしてみる? 大女優じゃないし、駆け出しライターでも相手してくれると思うよ」と誘いを受けたのに、その日はデートの約束が入っていたので断ってしまったのだった。
くそっ! 自分のバカヤロウ! 想像力なさ過ぎだろう!? と、その数年後に後悔したのはいうまでもない。
(そのデートも、うまくいかなかったしよ~)
そして前述したふたつの快作で海外デビューを果たすのだが、
『あずみ2』(2005)の、こずえ役は衣装は素敵だったけど内容がペケ、
『GSワンダーランド』(2008)だって悪くはないけれど、彼女じゃなくてもよかったような気がする。
『ハゲタカ』(2009)は、主演の大森南朋が巧過ぎて彼女が少々気の毒になる・・・という具合に、どうもついていない。
テレビドラマではそこそこ活躍しているみたいだけれど、そこまで追えていないのでなんともいえない。
(しつこいが)あのころの「挑発した感じ」はなくなったものの、なんというか、面構えは映画向きのような気がするのだけれどもな。
だから、まもなく公開される『種まく旅人 くにうみの郷』に期待してみたい。
篠原哲雄、久々の長編作品だし。
※歌もやります。作詞作曲は、林檎ちゃん。
それにしても・・・ともさかりえといい、林檎ちゃんが作った曲を他者が歌うと、なんか林檎調の歌いかたになるのは、どうしてなんでしょう。
悪くはないけどね。
次回のしりとりは・・・
くりやまちあ「き」→「き」ぐるいぴえろ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『洗濯機は俺にまかせろ』
好きな女優のベストテンなどを展開する場合、入りそうで入らないひとって沢山居る。
そのひとりが栗山千明、かな。
好きなんだけどね。
厳密にいえば、2000年前後の彼女が・・・って、それは女子高生役が多かったから、、、なのかもしれないので、それは単に女子高生が好きということなのか。
いやでも、あのころの彼女はたしかに魅力的だった。
もちろん、いまでも魅力的ですよ。
ただ、当時の「あぁ、こういう子になら、ちょっといじめられてもいいかも…」という思いが、現在の彼女には持ち難い。
柴咲コウがいい放った「死ねよ、ブス!」には負けるが、それでも鮮烈な印象を残した『バトル・ロワイアル』(2000)、
「あたしと、ヤリたいの?」といい、男を殺していくゴーゴー夕張を演じた『キル・ビル Vol.1』(2003)。
栗山千明といえばこのふたつで、あれから10年以上を経過しているのに、これを超える作品に出会っていない。
現在30歳、ジュニアモデルとして小学生のころから活躍。
観直して気づいたが、95年の『GONIN』では竹中直人の娘を演じていた。
あの、殺されてしまう女の子ね。
当時は10歳、面影があるといえばあるともいえるし・・・でも、こんなに美人になるとは思わなかった。
99年、ホラー映画『死国』で本格デビューを飾る。
殺しかたがプロレス技みたいだったし、同時上映(=『リング2』)がクソつまらなかったので、まあまあ楽しめた。
じつはこのころに、映画スタッフをやっている友人から「インタビューしてみる? 大女優じゃないし、駆け出しライターでも相手してくれると思うよ」と誘いを受けたのに、その日はデートの約束が入っていたので断ってしまったのだった。
くそっ! 自分のバカヤロウ! 想像力なさ過ぎだろう!? と、その数年後に後悔したのはいうまでもない。
(そのデートも、うまくいかなかったしよ~)
そして前述したふたつの快作で海外デビューを果たすのだが、
『あずみ2』(2005)の、こずえ役は衣装は素敵だったけど内容がペケ、
『GSワンダーランド』(2008)だって悪くはないけれど、彼女じゃなくてもよかったような気がする。
『ハゲタカ』(2009)は、主演の大森南朋が巧過ぎて彼女が少々気の毒になる・・・という具合に、どうもついていない。
テレビドラマではそこそこ活躍しているみたいだけれど、そこまで追えていないのでなんともいえない。
(しつこいが)あのころの「挑発した感じ」はなくなったものの、なんというか、面構えは映画向きのような気がするのだけれどもな。
だから、まもなく公開される『種まく旅人 くにうみの郷』に期待してみたい。
篠原哲雄、久々の長編作品だし。
※歌もやります。作詞作曲は、林檎ちゃん。
それにしても・・・ともさかりえといい、林檎ちゃんが作った曲を他者が歌うと、なんか林檎調の歌いかたになるのは、どうしてなんでしょう。
悪くはないけどね。
次回のしりとりは・・・
くりやまちあ「き」→「き」ぐるいぴえろ。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『洗濯機は俺にまかせろ』