Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

丸め!!

2016-08-11 00:10:00 | コラム
「鉄棒とか跳び箱とか、一人でなんとかやる奴はまだいい。野球とかサッカーとかラグビーとか、ルールがよくわからなくて集団で球を追いかけてワサワサやる奴。あれが子供の時から駄目なのである。

球そのものもなぜか嫌いだ。
中学の時いじめに遭い、磔にされて球をぶつけられたからかも知れない。

コロコロしやがって! 丸め! 球を見るたびそう思う」

※松尾スズキ、『この日本人に学びたい』より

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五輪に甲子園、
そのあいだだって休まないプロ野球、
そして、ひっそりとMMA(総合格闘技)まで開催されていて。

皆がいうことだが、眠れるわけがねぇ!! と。

熱心に追いかけているのは、格闘技以外は、主に球技。


ただ、松尾スズキ同様、自分で球技をやるのはダメである。

丸め!! と思ったことはないが、自分の場合、協調性に欠けるので団体競技に向いていないというのがポイントで。

個人競技もあるけれど、球技はやっぱり「見るにかぎる!」と。


そんなわけできょうは、映画で取り上げられた球技の10傑を展開してみよう。

野球やサッカーは強いけど、バレーやバスケットは弱いんだよね映画の世界では。


(1)『ナチュラル』(84)

種目「野球」

付き合う女によって成績が変わっていく野球選手を、ロバート・レッドフォードが好演。



(2)『メジャーリーグ』(89)

種目「野球」

選手それぞれの個性が際立っていて、いかにも映画的。

眼鏡をかけたチャーリー・シーン、なかなかクールだと思うけど。

(3)『少林サッカー』(2001…トップ画像)

種目「サッカー」

愛だよ愛、のクライマックスに、なんだか泣けてきてしまった。

こんなに笑えるコメディだというのに!!

ヴィッキー・チャオの可憐さに星ひとつオマケしたくなる。

(4)『ハスラー』(61)

種目「ビリヤード」

スコセッシ狂としてはパート2を推したいが、格好よさはオリジナルには敵わない。

(5)『ピンポン』(2002)

種目「卓球」

躍動感!! それに尽きる。




(6)『ウィンブルドン』(2004)

種目「テニス」

キルスティン・ダンストが、ちゃんとアスリート体型になっていて感心した。



(7)『インビクタス/負けざる者たち』(2009)

種目「ラグビー」

イーストウッドは、なにを撮っても「及第点以下」にはならない。

(8)『桐島、部活やめるってよ』(2012)

種目「バレーほか」

メインは(桐島が在籍していた)バレーだが、野球やバドミントンなども描かれる。

とくに、野球部の先輩はよかったねぇ。

(9)『勝利への脱出』(81)

種目「サッカー」

意外と似合う、ユニフォーム姿のスライ。



(10)『ティーンウルフ』(85)

種目「バスケット」

マイケルの身長にバスケは似合わない・・・からこそ、面白い。

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(188)』
コメント (1)
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