Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

大理石のうんち

2016-08-04 00:10:00 | コラム
「―いつまで経っても偉人の話とか、進歩がなくてつまらな過ぎる! 偉人は、大理石のうんちでもするっていうんですか!?」

「なにをいっている! 分をわきまえなさい」
「皇帝は、我慢しておられるのだ」

「・・・・・」

「・・・申し訳ありません。ボクは下品な男ですが、ボクの音楽は美しいんです」

映画『アマデウス』(84)より、モーツァルトが『フィガロの結婚』の上演許可を皇帝から取りつけるシーン

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きょうは、身も蓋もない排泄の話。


自分のことを記す前に、まず。
女子用のエナジードリンクだったはずなのに、商品名がアレなために「一部男子」が飛びついてしまった『お嬢様聖水』というのがある。

まぁ、聖水だからね。

買っちゃった男の気持ち、分からないでもないが。

開発担当者のコメントが、洒落が効いていて笑える。

「発売と同時に、全国からネット注文をいただいております。そのほとんどが男性です。お一人で10ケース(300缶)ご購入いただいた方もいます。“美容と健康のための、お嬢様のための聖なる水”という意味で名付けたのですが、意図しない方向で反響を呼んでしまい動揺しています。
弊社には看板商品である『お嬢様酵素』という女性向けの酵素ドリンクがあり、それをベースに飲みやすく炭酸で割ったもの。おしっこ? そんな狙いはありません!」

あはは!!


まぁ、それはそれとして。

自分は立って小便が出来ない・・・とだけいうと、いろいろ語弊があるな。

トイレ以外、いわゆる「屋外での立ちション」は出来る。
しかしトイレで小便をする際は、可能なかぎり便座に座って放出したい、、、そういう男であると。

小も大も座って済ませたいんだよ。

こういうタイプの男子は、80年代ではレアだった。
しかし最新の統計によると、「座ってしたい派」が「立ってしたい派」を上回りつつある。

どうして割合が増えたかは、当事者である自分でも分からない。
たぶん、totoさんに聞いても「はっきりと」は分からないのではないか。

それでいて自分は、シャワーの際に「ついで」の感覚で小便をする傾向にある。
このときは、あれほど? 嫌がっていたはずなのに、体勢としては「立って小便」なのだ。

きっちりしているようでいて、じつはそうでもない。
小便ひとつとっても自身の矛盾が感じられるというわけだが、そういうところを含めて自分が大好きなのだから救いようがない。

・・・と、書いてはみたものの、その前の部分で自分が大好きといっているので、救いようがないという自己否定は完全なウソということになるのだろう。


なぜこんな話を展開しているのかというと、今年の上半期だけで「複数回」うんちを漏らしてしまった事実があり、
もうここまでくると「自分のユルさ」に笑うしかなく、実際に単に笑っているだけで、「その対策」を取ろうともしていないのだ。

対策といってもなぁ、替えのパンツを持ち歩くくらいしか浮かばないし。

昔からユルいほうであったが、歳を取るごとにひどくなっている。

思うのは、小学生のころに学校で漏らしたら「いじめの対象」になってしまうが、
成人後に漏らした場合、そりゃ「軽蔑の対象」にはなるのかもしれないけれど、けっして「いじめの対象」にはならないってこと。

だからユルいガキには、辛いのは今だけだ!! と励ましてやりたいところだが、その「今」がしんどいのであってね、気楽なもんだなオメーは! と思われるだけかな。


いつもいっている気がするが。
漏らす傾向にあるユルいひとと、ぜんっぜん出てこない便秘気味のひと―どっちが、しんどいのだろう。

恥をかくのが多いのは圧倒的に前者だが、後者の場合は精神面で厳しそう。

出物腫れ物所嫌わず。
これを地で行く自分には、出ないしんどさは一生分からないのだろうな~。





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明日のコラムは・・・

『vacation』
コメント (1)
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