Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

鮮、烈。

2016-08-28 00:10:00 | コラム
先日―。
映画好きの呑み会が久し振りに開かれて、きのうコラムで展開したように夏の映画の総括や、今後の期待作などを出し合って、おおいに盛り上がる。

3時間の予定が5時間に、5時間が7時間に・・・それでも話し足りず、「来週、後半をやろう」と約束して別れた。


5人の映画好きの呑み会で、いちばん盛り上がったのが「若いころに鮮烈な印象を残した俳優」。

現在も活躍しているかもしれないが、キャリア初期のインパクトが大き過ぎて、受け手は未だその印象を引きずっている―そんな俳優たちを挙げていくという企画。

自分は以下の10人をひねり出したけど、漏れたひともいっぱい。


皆さんは、誰を挙げますか?


(1)山崎努…『天国と地獄』(63)

大御所に囲まれても、ぜんぜん怯んでいないぜ!!



屈折した犯人を怪演し、インパクト充分。

(2)ジュリエット・ルイス…『ギルバート・グレイプ』(93、トップ画像)

レオくんと思ったでしょう?

でもこの映画に関しては、男子はジュリエットに目を見張ったのではなかろうか。

で、レオくんは、というと・・・

(3)レオナルド・ディカプリオ…『ボーイズ・ライフ』(93)

こっちのほうだと思う。



(4)シシー・スペイセク…『キャリー』(76)

オーディション会場に「タール塗りまくって」現れた―その、気迫で勝ち取った役だもの。

(5)田口トモロヲ…『鉄男』(89)

当時から「知るひとぞ知る」の存在だったようだが、自分は本作が初対面だった。

演技が上手なのか下手なのかも分からなかったが、死ぬまで忘れない演技だとは思った。

(6)エドワード・ノートン…『真実の行方』(96)

この変わりよう。

リチャード・ギアも、ビビってる!




(7)ソーラ・バーチ…『ゴーストワールド』(2001)

共演したスカーレット・ヨハンソンは、この映画ではバーチの引き立て役に過ぎなかった、、、のだが。

(8)ウィノナ・ライダー…『ヘザース』(88)



映画の魔力に取り憑かれたころ、ノニーに出会った。

(9)エミリー・ワトソン…『奇跡の海』(96)

あの目にやられた。

無償の愛って、あり得ることなのだ・・・そう信じてしまうほどの強い目だった。

(10)オーソン・ウェルズ…『市民ケーン』(41)

天才現る! という感覚って、こういうことを指すのだろう。

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明日のコラムは・・・

『トイレットペーパーマン』
コメント (1)
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