Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

形から入る

2016-08-20 07:15:21 | コラム
映画の世界を意識し、初めて脚本(の、ようなもの)を書いたのは、高校2年のころ。

最も大事なのは自分の脳味噌とセンス・・・だったはずなのに、「まずは万年筆が必要」と考えた。

ボールペンで充分なのにね!

そこで、お年玉とアルバイト代を注ぎ込んで高価な万年筆を買った。

安価なもので充分なのにね!


自分には、そういうところがある。
まず「形から入る」ってこと。


総合格闘技のアマチュア大会に参加していたころ、の話。

アマチュアの大会なんだからショーアップなどされていない、ただただ粛々と試合が展開されていくだけ。
入場時の演出だってそっけない、けれども自分は、リングに上がるまでのコスチュームにこだわった。

オリジナルの、「迷彩柄」柔道着。

※ジャカレイが、同じような柔術衣を羽織って入場したことがあった



オーダーメイドだから異様に高く、道場長には「そんなことより、練習やれや!」と怒られたっけ。


チャリダーを自称し始め、ロードバイクに乗るようになってからも同様。

ロード本体だけでなく、ヘルメットも質のいいもの、ふつうでないデザインのものを選んだ。

※これも目立ちそうで、ちょっとほしい




変わったデザインのものはともかく、金をかけ過ぎるのってどうよ。

分相応でない、ことは明らか。
付き合う子と揉めるのも、大抵はこういうところ―つまり経済感覚であり、それは自覚していることなので、現在のハニーには口座はもちろん、財布も管理してもらっている。

ただ昔であればそれで充分だったかもしれないけれど、
ネット社会となった現代では、クレジット決済や「おさいふケータイ」があるからね、ついついクリックしたくなる。

先週もきのうも、クリックしようとする右手を左手で食い止めた。

アル中みたいなものかもしれない、
少しは将来を見据えないとね・・・って、42歳のオッサンが自覚するには、あまりにも遅過ぎるのだが。。。


※いつ観ても、何度観てもワクワクする煽りVじゃ




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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(177)』
コメント (1)
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