まだ暑いが、スズムシも鳴き始めたので、自分にとっての夏は終了・・・というわけで、夏の映画の総括をしておきたい。
総体的に見て、去年より不調なのはまちがいない。
なぜなら、批評的にも興行的にも、
(1)『シン・ゴジラ』
の、圧勝だったから。
ある程度のヒットは予想していたが、まさかこれほど入るとは。
すでに4度観た自分が「文句なく面白い」ということを強調したうえでいうが、対抗馬が「ないに等しかった」というのも勝因のひとつだろう。
「映画でも観るか!」と思ったときに、観たいものがないことほど不幸・不運なことはない。
今夏、『シン・ゴジラ』はその役目を一身に背負っていたともいえると思う。
(2)『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
闘う脚本家の物語。
これを観たあとに『ローマの休日』(53)を観返すと、なんともいえない感慨に襲われる。
(3)『イレブン・ミニッツ』
映画小僧にはたまらない佳作。
時間軸をいじくった群像劇だが、想像のはるか「斜め上」をいくエンディングに、誰もが絶句することだろう。
(4)『ペット』
いわば動物の世界の、『トイ・ストーリー』(95)。
『シン・ゴジラ』はアクが強過ぎるので、小さい子どもが居る家族には、こちらを薦める。
(5)『健さん』
高倉健の生涯、俳優哲学を多角的に検証するドキュメンタリー。
じつはそれほど「健さんLOVE」ではないのだが、スコセッシも顔を出しているので観にいった笑
5傑は上のとおりだが、それほど感心しなかったのは、新生の『ゴーストバスターズ』か。
リケジョが活躍するアクション―と捉えれば「それなりに」楽しめるのだけれども・・・
あぁそういや自分、そもそものオリジナルにピンときていなかったのだった。
ゴーストのキャラクターはユニークかもしれないが、どうしても、あれをゴーストと思うことが出来ないんだよね~。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『鮮、烈。』
総体的に見て、去年より不調なのはまちがいない。
なぜなら、批評的にも興行的にも、
(1)『シン・ゴジラ』
の、圧勝だったから。
ある程度のヒットは予想していたが、まさかこれほど入るとは。
すでに4度観た自分が「文句なく面白い」ということを強調したうえでいうが、対抗馬が「ないに等しかった」というのも勝因のひとつだろう。
「映画でも観るか!」と思ったときに、観たいものがないことほど不幸・不運なことはない。
今夏、『シン・ゴジラ』はその役目を一身に背負っていたともいえると思う。
(2)『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
闘う脚本家の物語。
これを観たあとに『ローマの休日』(53)を観返すと、なんともいえない感慨に襲われる。
(3)『イレブン・ミニッツ』
映画小僧にはたまらない佳作。
時間軸をいじくった群像劇だが、想像のはるか「斜め上」をいくエンディングに、誰もが絶句することだろう。
(4)『ペット』
いわば動物の世界の、『トイ・ストーリー』(95)。
『シン・ゴジラ』はアクが強過ぎるので、小さい子どもが居る家族には、こちらを薦める。
(5)『健さん』
高倉健の生涯、俳優哲学を多角的に検証するドキュメンタリー。
じつはそれほど「健さんLOVE」ではないのだが、スコセッシも顔を出しているので観にいった笑
5傑は上のとおりだが、それほど感心しなかったのは、新生の『ゴーストバスターズ』か。
リケジョが活躍するアクション―と捉えれば「それなりに」楽しめるのだけれども・・・
あぁそういや自分、そもそものオリジナルにピンときていなかったのだった。
ゴーストのキャラクターはユニークかもしれないが、どうしても、あれをゴーストと思うことが出来ないんだよね~。
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明日のコラムは・・・
『鮮、烈。』