Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

おじいちゃんが生協

2017-10-10 00:10:00 | コラム
ここ数年で、だいぶネット通販に頼るようになった。

いままで現物を見てから購入を決めていたものまで、なんら躊躇することなくワンクリックで済ませている。

そういうひとが多いからだろう、数ヶ月前のニュースだが、ヤマトや佐川の仕事量がパンク寸前だという。

それを聞いて、市内で売られているものくらいは「現場」に行って買おうかなと思い始めたり。(思い始めただけで、まだそうしていない)


それから。
『出前館』のネットワークが拡大したおかげで、いろんな食べ物が宅配可能になり、ピザや寿司だけでなく、「すた丼」「カレー」「マクドナルド」「ウェンディーズ」「ケンタッキー」などなど、けっこう利用しちゃっている。

ファストフードは常にビールとともに食したいので、イートイン/現場主義? ではなく、テイクアウト/宅配主義だから大助かり。

10年ほど前は、デリヘルにハマっていたしね。

現代! 現代にどっぷりだなぁ、、、と。

…………………………………………

「―どうやらこの町も、現代に捕まったな」―『ツイン・ピークス』より、ハリー・S・トルーマンの台詞

…………………………………………

先日―。

自宅付近に生協の宅配用トラックが停まっていた。

最近は女性ドライバーも多く見かけるが、こういうのは大抵が中年男性で。

しかし運転席から降りてきたのは、どう見ても70代のおじいちゃんだった。


いや。
そのおじいちゃんが元気にテキパキと動いているのであれば無問題なのだが、

ふぃふぃひぃひぃいいながら、しんどそうに弁当を配達しているわけですよ。


届けてもらうほうも、たぶん高齢者のかたで。

気まずいとはちがうな、でもちょっと、ビミョーな空気が流れるのではないか。


これも、現代っちゃあ現代の光景なんだべか―。


※トップ画像と動画は、現時点における本年ベストの日本映画『彼女の人生は間違いじゃない』




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(239)』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする