Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

やっぱり「ここ」が好き(8・最終回)

2017-10-16 01:31:04 | コラム
『イングロリアス・バスターズ』(2009)

歴史をひっくり返す、QTタランティーノ流の戦争映画。

個人的には、本作と『ジャッキー・ブラウン』(97)にこそ、QTの映画オタクでは終わらない「成熟した視点」が宿っているように思う。


最も好きなシーンは、ヒロインが復讐計画を実行する前のここ。





流れるのは、デヴィッド・ボウイの『キャットピープル』。

これは復讐の歌であり、露骨といえば露骨、けれどもこのシーンにぴったりとマッチしていて、もともと耳のいいQTだが、さすがの選曲だなぁといつ観ても感心してしまうのであった―。

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明日のコラムは・・・

『俺、じゃねーよ!!』
コメント (1)
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