Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間企画(5)explosion

2019-05-03 00:10:00 | コラム
~黄金週間特別企画、映画の10傑シリーズ~

男子は戦争とかそういうのとは無関係に、とにかく爆破が好き。

でっかい建物とかが炎に包まれ崩れゆくさまに美しさを感じてしまう、これはもうそういうイキモノなのだからしょうがない、
繰り返すが現実にそんなことが起こったとすれば哀しいよ、これはあくまでもスクリーンで展開される爆破の快楽、、、の話なのだ。


(1)『ツイン・ピークス2017』(2017)

テレビシリーズだが、ほとんど映画のクオリティなので特例の選出。

核爆発の「内側」に迫った映像表現は、初めてなのではないかな。



(2)『ダイ・ハード』(88)

この直後、



遠景から爆発を捉えたショットが「数秒」挟みこまれる。

マクティアナン監督って、センスあるな! と思った。

(3)『トラフィック』(2000)

車の爆発を、敢えて無音にして表現。

ソダーバーグ監督もまた、センスの塊なのだ。

(4)『黒い雨』(89)

ピカドンの衝撃を、爆風で表現してみせた。

(5)『地獄の黙示録』(79)

焼き払われるジャングル。

狂気じみた世界を、ヴィットリオ・ストラーロのキャメラがクールに捉える。

(6)『ファースト・ミッション』(85)

建設現場。手榴弾。

とくれば、成龍映画の気持ちよい爆発シーンのお膳立ては完璧。

(7)『テルマ&ルイーズ』(91)

セクハラドライバーに、きつ~いお仕置き。



(8)『ファイトクラブ』(99)

9.11テロを想起させたことで(後年)話題となったが、このエンディングは、強烈にしてロマンティックだった。



(9)『コマンドー』(85)

愛娘がどこに居るのか分からんが、まぁ大丈夫だろうあの子のことだから、みんな爆破しちゃえっ!!



(10)『恐怖の報酬』(53)

『黒い雨』同様、爆風でニトログリセリンの強力さを表現。

爆「風」のあとに爆発「音」がやってくるところ、すごくリアル。

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明日のコラムは・・・

『黄金週間企画(6)musical instrument』
コメント
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